こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
間もなく桜の季節がやってきますね
桜の開花宣言は、毎年気象庁から発表されますが、あらかじめ各地域により、開花を判断する基準が決められています。
5〜6輪咲いた日が「開花日」80%以上つぼみが開くと満開日とされています。
桜は見て楽しむだけではなく、塩漬けにした物を桜湯や桜餅、料理やデザートにして食べて楽しむことができます。
というわけで、本日は『桜の豆知識』についてご紹介します。 『桜の塩漬け』に使われる葉や花は、お花見でおなじみのソメイヨシノなどではありません。
桜の葉の塩漬けにはうぶ毛が少なくやわらかい「大島桜の葉」、桜の花の塩漬けには色や香りが良く、形が美しくしっかりしている「八重桜の花」が使われています。
食用の桜は収穫しやすい背丈で栽培されていることが多く、花が八分咲きの状態で摘み取り、塩と梅酢で漬けこみます。
スーパーなどの店頭に並んでいる状態は、上の画像のように丸くなっていますが、お湯などに浮かべるとパッと花が咲き、ほんのりと上品な桜の香りが立ち込めます。
この香りの正体は、「クマリン」という成分です。
クマリンにはリラックス効果があり、血液を下げる効果や二日酔いの予防効果が期待できます。
ちなみに、食べる桜・・・と言うとサクランボを思い浮かべますが、サクランボはお花見用の桜ではなく、セイヨウミザクラという品種の桜の実です。
見て楽しい食べておいしい・・・
今年の桜の開花日が待ち遠しいですね。
さて、今回は『桜ワインゼリー』のレシピをご紹介します。
ほんのりピンク色のロゼワインのゼリーに桜の花が舞う春らしいデザートです。
ぜひお試しを