こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
私たちのカラダって、季節の変化と切っても切れないな・・と感じる今日この頃
季節感がなくなったとは言われるものの・・梅の実や紫陽花を見れば、やっぱり梅雨の季節に入ったのね〜と感じます。
そこで本日は、薬膳の視点から「梅雨時期のカラダケア」についてお伝えします
じめじめっとしていて、湿っぽいこの季節。
実はカラダの外側だけでなく、カラダの中にも湿がたまりやすく、なんとなくだるい、頭が重い・・・ のような、なんとな〜く不調になりやすい季節です。
そこでまず、大切なことは、水分代謝をよくすること!
アスパラガス・そら豆・タマネギ・スズキなどの食材には利尿作用があり、体内の湿を排泄してくれます
またこの季節、食欲不振やおなかの調子がよくない、疲れやすいなど胃腸系の働きがあまりよくないために起こる症状も
うるち米・かぼちゃ・そら豆・じゃがいもなど、ちょっと甘みのある食材は胃腸系にやさしく働くのでおすすめです
特にお米などの穀類はエネルギー源にもなるので、疲れやすい体質の方やちょっと元気がないな?と思うときには最適な食材です。
そういえば、カラダが疲れているときやカゼのひきはじめなど、おかゆがおいしく感じるのも、胃腸にうれしく、食べやすい食材だからなんですね
また、食中毒なども心配な季節
殺菌作用のあるお酢も、この時期に料理に取り入れたい食材ですね。
そうそう、夜は寒かったり、雨のあとはカラダが冷えやすいので、冷えにも要注意
カラダを冷やす夏野菜は生のままではなく、火を通して食べるなど、身体を冷えから守りましょう