こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
まだまだ梅雨の名残が残る、今日この頃。
7月の伝統的な行事といえば、七夕
ご存知、七夕とは、7月7日の夜に天の川をわたって、年に一度だけ会うことを許された牽牛星と織女星の星伝説から生まれた行事
何度聞いても、ジーンとくるお話ですよね〜
子供が通っていた保育園でも、毎年、大きな笹に思い思いの願いを書いた短冊をたくさん飾っていました
その短冊の色使いは、赤・青・黄色・白・黒の五色が原則。中国の陰陽五行説にあてはめたものだとか。
色とりどりの短冊が、風にひらひらっとなびく姿は、あ〜夏だな〜と、これからの季節を感じる風物詩です。
さて、そんな七夕の行事食(食材)といえば、そうめん
どうやら天の川にちなんで、そうめんを食べる習慣となったようですが、暑さがじわ〜っと身体に堪えるこの季節に、さっぱりした麺類は、うれしい食べ物です。
でも麺類だけだと、どうしても栄養が偏ってしまいます
そこで登場するのが、青じそ、ごま、しょうが、ねぎなどの薬味。
いろいろな薬効成分が含まれているので、身体にとって大切な働きをするのです。
また、梅干、ウリ、うなぎなど「う」のつくものは夏バテしないという伝承があるとか・・・。
身体に優しい食材を上手に取り入れ、夏負けしないカラダで、暑い夏を乗りきりましょう