こんにちは!料理家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
最近、私はヨガに通い始めました。
そして先日、ヨガの先生と「食&ヨガのコラボレッスン」を行ないました。
そのときの食の内容は、「ヨガなのでアーユルヴェーダの考えに基づいた物でお願いね 」との依頼されました。
アーユルヴェーダとはインド大陸の伝統的医学で、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中医学と共に世界三大伝統医学のひとつ。
アーユルヴェーダの根本理論は「トリ・ドーシャ理論」と言い、「トリ」は3を、「ドーシャ」は濁りを意味しています。
その理論とは・・・
人は生まれつき、3つの体液:ヴァータ(Vata)、ピッタ(Pitta)、カパ(Kapha)を複合的に持っていて、この3つが体内をスムーズに流れていれば健康な状態であり、逆にバランスが崩れると病気になるという考え方です。
そして、この3要素のバランスによって、個々の体質が決まり、
体質ごとに何を食べたらいいのかなど、対応方法が違ってきます。
そのため、コラボレッスンでもまず、自分の体質:ドーシャバランスをチェックすることから始めました。
そして、食の場面では、その体質に合った食材を、基本となる料理に自分で組み合わせてオリジナルの料理を完成させるという方法で進めました。
普段、自分の体質を気にすることはあまりないと思いますので、改めて自分の体を見直す有意義なコラボレッスンとなり 、参加した方からもうれしいお言葉を頂きました
健康を考えるとき、いろいろな食の情報があるので、何を選択するのかは個人の自由だとは思うのですが、大切なことは、自分の体の声を聴くことです。
例えば、クールダウンさせる食材があったとします。
身体がほてっている人にとってはおすすめの食材ですが 、冷えている人にとっては摂らない方が良い食材の場合もあります。
ある人にとってはベストな選択だとしてもそれが合わない人にとってはNGの選択となることもあるので、自分の体質を知って、その体質に合った食生活ができるといいですね
さて、本日ご紹介するレシピは『エビと野菜の味噌マリネ』です。
エビは、高タンパク質で低カロリー。鉄も含みますので貧血予防には効果的です。
野菜と組み合わせてバランス良く頂いて下さい。