こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
秋の行楽シーズンですね
レジャーは楽しいものですが、度重なるとお財布がさみしくなることも・・・
それでも「肉が食べたい」ときに、主婦の強い味方になるのが、 「こま切れ肉」や「切り落とし肉」ですよね
スーパーの精肉売り場では、「こま切れ肉」「切り落とし」という名称でそれぞれ販売されています。
写真の右側がこま切れ肉、左側が切り落とし肉なのですが、見た目ではほとんど違いが分かりません。
一体どのような基準で分けられているのでしょうか? 実は、使用している部位やカットの方法によって分けられています。
特定の部位を厚さや大きさを均一にカットされた物は「スライス」と呼ばれています。生姜焼き用、しゃぶしゃぶ用などとしてパックの中できれいに並んだ状態で販売されています。
次に、特定の部位を厚さは均一にして、肉の形によって大きさを工夫しながらなるべく無駄のないようにカットされた物は「切り落とし」と呼ばれています。
最後に、部位を特定せずに厚さや大きさもばらばらにカットされた物が「こま切れ」と呼ばれています。部位が特定されていないので、肩、もも、バラなどいろいろな部位が混ざっています。
「切り落としは」、厚さが均一なので重ね蒸しやミルフィーユステーキなどに適しています。
「こま切れ肉」は、豚汁や炒め物などに適しています。
料理法によって「切り落とし」と「こま切れ肉」を使い分けると便利ですね
さて今回は、 『豚肉のミルフィーユステーキ』をご紹介します。切り落とし肉を重ね合わせたリーズナブルでボリュームたっぷりの一品です。ぜひお試し下さいね