こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
寒い日が続きますね
そんな日は、鍋やすき焼きがおいしいですね
今回は、鍋やすき焼きの具材に必ずと言っていい程登場する『ネギ』についてご紹介したいと思います。
『ネギ』には大きく分けて、根に近い白い部分を食べる「根深ネギ(長ネギ)」と葉の部分を食べる「葉ネギ」の2種類があります。
ちなみに関東では根深ネギが、関西では葉ネギが好まれていとると言われています。
『ネギ』の白い部分には、ビタミンCが多く含まれており、白い部分を食べる根深ネギのような品種は「淡色野菜」に分類されますが、葉ネギのように葉を食べる品種は緑色の部分にはビタミンAが多く含まれており、「緑黄色野菜」に分類されます。
また、ネギはニンニクやタマネギと同じアリシンが含まれていますので、疲労回復効果が期待できるビタミンB1の吸収を助けてくれます。アリシンは血行を促進し、身体を温める作用がありますので寒さが厳しい時期にはとてもありがたい食材です。
栄養学的には、アリシンは熱に弱いので、生で食べる方が疲労回復効果は高いのですが、アリシンは長く煮込むと甘み成分に変化する特徴があります。ネギ独特の刺激が苦手な方は煮込んで頂くのがおすすめです。
そこで、今回は煮込むことでネギの甘みを引き出した『長ネギのバター煮』をご紹介します。ネギが苦手な我が家の子供たちも、バター煮にすると喜んで食べてくれます
兵庫県産の岩佐ネギや群馬県特産の下仁田ネギなど身が太くしっかりとした品種で作るのがおすすめです。
皆様も、地元特産の根深ネギを使ってぜひお試し下さいね!