こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
今月は先月に引き続き、キッズと一緒に楽しくキッチン仕事をするポイントについてお伝え致します。
忙しいママさんの中には、「私も子供と一緒にキッチン仕事をしたい」と思っても、なかなか行動に移せない方もいるかと思います。
自分がいっぱいいっぱいのときに「お手伝いしたい!」っと言われても、時間がなくて応じてあげることができなかったり
最初のうちは手間や時間がかかるのでイライラしてしまったり、失敗しないかハラハラ・ドキドキしてしまったり・・・。
でもそれは、キッチン仕事をさせたことがある先輩方も、皆さん経験しているコトなのです
初めは子供と一緒にキッチン仕事をするのは大変ですが、少し自分に余裕があるときに、ぜひチャレンジしてみて下さい
少しずつできることを増やしていけば、きっと近い将来、忙しいママさんにも、可愛いお子さんにもプラスになること間違いナシです
では、キッズと一緒にクッキングをするときのポイントをご紹介しますね
ポイントその1は、子供ができる環境を整えてあげること。
これは、日常の生活においても、応用がきくのですが、大人だと簡単に手が届く場所や無理なくできることでも、小さな子供ではとてもハードルが高い場合があります。
例えば、大人サイズに作られているシンク周りなど。
まずは、踏み台などを置いて、子供がやりやすい高さを調節してあげましょう。
そのときに置く台はグラつかず、安定感のあるしっかりとした物を使って下さいね!
包丁を持ったり、火を使ったりするので、不安定な台だととても危険です
転倒して頭を打つだけでなく、持っていた包丁や、目の前の鍋などが一緒に落ちて大ケガをしてしまうこともあります。
くれぐれも、ご注意を。
次に、前回もお伝えしましたが、子供の手の大きさに合った調理器具を用意しましょう。
特に包丁は、きちんとお子さんに合った物を選んで下さい。
重たすぎる物は手に負担がかかってしまうので、子供が持ってみて負担のない重さの物を用意します。
そして、菜箸なども、長すぎる場合は割り箸で代用するなど、子供がやりやすい環境を整えてあげて下さい
と言うのも、子供は素直なので、何かしっくりこなかったり、やりづらかったりすると「もう、やめた」っとなってしまう場合が多いのです。
せっかくお料理がしたいとやる気を出しているのに、環境が整っていないばかりにやめてしまうのはもったいないですよね
調理器具の意外な落とし穴も
包丁より安全と思いがちなピーラーを使っての調理も、実は注意が必要です
私達はジャガイモなどを手に持って、ピーラーで皮をむくことが多いですよね。
この方法だと勢いあまって、手を傷つけてケガをしてしまうことがあります。
皆さんも爪を削ってしまった経験、ありませんか
子供の手は私達の手より小さく、やわらかいです。
大ケガにならないまでも、指を切って血が出てしまう可能性は大です
ケガをさせないためにも、まな板の上にむく物を置いて、固定した状態でピーラーを動かすようにして、ピーラーを使わせてあげて下さい
そしてポイントその2が、やってはいけないこと、注意することなどのルール決めです
それぞれのキッチン事情によって、ルールは異なると思いますが、一例をご紹介します。
・包丁などが入っていて危ないところは、勝手に開けてはいけない。
・コンロや包丁を使うときは、ママと一緒のときだけにする。
・食べ物を大切にすること。
など、なぜやってはいけないのか、きちんと理由を説明すると、小さな子供でもちゃんと分かってくれます
ただ「ダメ」と言うだけではなく、キッチン仕事をする前に子供とキッチンでのルールを一緒に決めてからスタートすると、お互いに気持ち良く、楽しくお料理することができますよ
本日のレシピは子供でも切りやすい高野豆腐やエリンギを使ったお料理です。
ぜひ、作ってみて下さいね