こんにちは。管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が高くなり、ビールがおいしい季節になってきましたね
私はビールを片手にたこ焼きを頬張るのが大好きでして
この組み合わせが最高なのです
よくテレビで、「大阪の家庭には必ずたこ焼き器がある」と面白おかしく言われていますが、ある機関が関西の既婚女性を対象にした調査によると、関西では「たこ焼き器」の普及率が85%以上とか
もちろん大阪在住の我が家にも、たこ焼き器があります
そんなたこ焼きの主役『タコ』ですが、私の住む関西では、毎年7月2日頃の『半夏生(はんげしょうず)』に農作物の豊作を願って「タコ」を食べる風習があります。
どうして海の生物『タコ』と農作物の豊作が関係あるのかと言いますと・・・
この時期は雨が多いので、農作物がタコの足の吸盤のように大地にしっかり根付くようにという願いが込められているためと、この時期に旬を迎えるタコを食べて体力をつけたためと言われています。『タコ』には、低脂肪で良質のたんぱく質、ビタミンB2、カリウム、亜鉛が豊富に含まれています。
特に、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富で、血圧や血中コレステロールを下げ、動脈硬化や高血圧症を予防する効果や、むくみ解消などの効果が期待できます。
ちなみに、半夏生に食べられる食材は、地域によって「タコ」の他に有名な物では「うどん」や「サバ」などがあります。
それぞれに違った意味がありますが、体調を崩しやすい半夏生の時期に食べると体に良い効果のある食材が選ばれているようです。
今回は、『タコのピラフ』をご紹介します。
タコの旨味がしみ込んだ一品で、炊飯器で作れる簡単レシピです。
ぜひお試し下さい