こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
暑い季節の到来です
ついつい冷たい飲み物やアイスなど、カラダをクールダウンしてくれる食べ物がほしくなりますね
もちろん、熱中症予防には適度な水分補給は必要なのですが、冷たい水分の摂りすぎは胃腸の機能低下をまねき、それにより食欲不振やからだのダルさといった夏バテの症状を引き起こす原因になってしまいます
夏を元気に乗り切るコツのひとつが「バランスの良い食べ方」なのですが、このバランスを考えるうえで大切な要素のひとつが食材の「陰陽」です。
あまりなじみがない言葉かな?とも思うのですが、陰陽の作用は食べ物だけでなく、私たちの身の回りの物すべてにあてはまる「ものさし」のひとつと捉えると分かりやすいかもしれません。
例えば物静かな性格や月、寒さなどは陰と、元気な性格や太陽、暑さなどは陽
となります。
食べ物では、緩める性質がある食べ物、カリウムが多いものが陰。
締める食べ物、ナトリウムが多いものが陽。
また、陰陽の中間が中庸となります。
陰陽のバランスを上手にとって食べ物を選択しましょう
夏は陽の季節なので、反対の性質である陰のものを摂取すると良いとされています。
水分とカリウムを多く含む夏野菜(陰性)と中庸である穀類(夏場は麦ご飯やそうめん、そばなどさらっとした穀類がおすすめ)にタンパク源を組み合わせて献立をたてると良いですね。
火を使う調理は暑い夏、どうしても敬遠しがちですよね。
そこで・・・・
トマトと野菜を合わせてミキサーで作るガスパチョのようなスープや切った夏野菜と鶏肉にオリーブ油、ハーブソルトをふって、オーブンで作る野菜のグリル、スティック野菜に味噌マヨネーズを添えたものなど、火を使わない料理を適度に加えるとキッチン仕事がラクになりますよ
また、汗でミネラルが失われてしまうと代謝がにぶりがちに
代謝を促してくれる梅干しや酸味のある食材を適度に摂りいれると良いですね。
さて今回は、キュウリやパプリカなどの夏野菜を使った、さっぱりと食べられるサラダ仕立てのご飯をご紹介します
梅干しとレモン果汁のさわやかな風味と、野菜の歯ざわりが食欲をそそる一品です。
火を使わずに調理ができますので、ぜひ作ってみて下さいね