こんにちは
料理家の竹内ひろみです。
今年は暖冬傾向とは言え、寒の入りを過ぎるとさすがに朝夕がぐっと寒く感じますね。
温かいスープが恋しい季節になってきました
我が家はみなスープが大好きなので、夕食には毎回いろいろなスープが登場します
スープ(汁もの)は忙しい方や、料理がちょっと苦手な方にもありがたいお料理です。
野菜をたくさん頂けますし、パスタやご飯を加えればワンボウルディッシュにもなるので、実は手軽に栄養が摂れるうれしいメニュー
冷えきった体を芯から温めてくれるので、この時期はさらにおすすめです
そこで、スープをおいしく作るポイントをいくつかご紹介します
まずは野菜をよく炒めること
野菜をじっくりと炒めることでおいしさがアップします。
オリーブオイルなどの油をひいた鍋に、うま味のベースとなる香味野菜(タマネギ、ネギ、ニンニク)を入れ、塩をひとつまみふってから、タマネギなどが透きとおり香りが出てくるまでじっくりと炒めます。
目で見て、香りをかいで、五感を働かせ炒めましょう
次にその他の野菜を加えていきますが、このときも野菜を加えるたびに全体をよく炒め合わせていきます。
途中で料理酒や白ワインなどの水分を加えると、焦げつき防止になりますよ
次のポイントは加える水分(ブイヨンなど)の量です。
水分は一度に加えてしまわず、ひたひた程度に加えます。
蒸し煮のような状態にすると野菜のおいしさが引き出され、おいしさがアップします
野菜が煮えたら、残りの水分を加えて、塩、コショウで味を調えてできあがりです
味を見るときは、アツアツでは塩気が感じづらいので、小皿などにとって人肌に冷ましてから味見をしましょう。
冷ましてから味見をすることで、「いざ食べてみたら塩辛かった」という失敗が防げますのでぜひお試し下さい
それでは、今回ご紹介するレシピは「カレー風味の具だくさんスープ」です。
ココナッツミルクが決め手の具だくさんスープは、野菜のうま味たっぷりでほっこりとする味わいです
カレー風味なので、小さな子供でもおいしく頂ける味となっています。
ぜひ寒い日に作ってみて下さいね