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こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

先日のソウル滞在中、朝食を求めてふらっと入ったお店は、朝食の時間帯だけスンドゥブ(純豆腐)を中心としたメニューでした。

「スンドゥブ」と言うと、日本では「スンドゥブチゲ」が有名なので、赤くて辛いスープを真っ先に思い浮かべる方も多いと思います。
しかし「スンドゥブ」は本来「おぼろ豆腐」のことで、赤くて辛いスープは「チゲ」の1種類なのですenlightened

そのときのお店にも、もちろん真っ赤なスンドゥブチゲがありましたが、その他にえごまの粉が入った茶褐色のスープや、だしをきかせた白いスープの物もありました。

私が選んだのは白スンドゥブチゲ。
だしのきいたスープにおぼろ豆腐が入ったシンプルな味わいです
一口食べると、スンドゥブからしっかりとした大豆の味を感じ、おいしくて思わずお店の人に尋ねると、毎朝豆腐を手作りしているということでした

偶然入ったお店でおいしい料理に出会うと、感激もひとしおですね

こんなふうに、朝食のメニューとしても一般的な程、豆腐は日本と同様韓国でも日常的に食べられています。

豆腐もスンドゥブ(純豆腐)の「おぼろ豆腐」、ヨントゥブ(軟豆腐)の「絹ごし」、そして「木綿豆腐」と主に3種類。
ちなみに木綿豆腐はスープ用(プドゥロウントゥブ)と焼き物用(タンタナントゥブ)があります。

これらの豆腐を使った料理はどんな物があるのか、韓国ならではの豆腐料理をいくつかご紹介しましょう


sadスンドゥブ
冒頭でもお伝えしたスンドゥブ(おぼろ豆腐)は、チゲにも使いますが、しょうゆなどのタレをかけた日本の湯豆腐のような食べ方もあります。

wink豆腐キムチ
しっかり水切りをした木綿豆腐に、炒めたキムチを乗せて頂きます。
キムチは加熱によって酸味が旨味に変わり、よりおいしくなるのです。
ごはんのおかずにも良いですし、お酒のおつまみにもなります

laugh豆腐チヂミ
豆腐を食べやすい大きさに切り、小麦粉と溶き卵をまぶして油で焼きます。
酢じょうゆを添えるのが一般的ですが、和風のゆずこしょうで頂くのもオススメです。

frown豆腐寄せ鍋
スープや鍋に豆腐はよく使われますが、これは豆腐がメイン食材の寄せ鍋です
宮廷料理のひとつで、焼いた木綿豆腐でひき肉ダネをサンドイッチのように挟み、野菜などと一緒に鍋にします。

cheeky餃子
豆腐がメインではありませんが、韓国では餃子の具に木綿豆腐をよく入れます。
その分お肉の量を減らしてヘルシーになり、ふわっとした食感に変わっておいしいです。

こうして見ると、豆腐という共通の食材でも、日本の豆腐と韓国の豆腐はやはり何か違うようです。
豆腐の使い方も色々あり、簡単に試せそうな料理もありますので、気になった方はぜひ試してみて下さいね


本日ご紹介するレシピは、宮廷料理を身近な食材で作れるようアレンジした「蒸し豆腐」です。
水切りした豆腐を崩して、鶏ひき肉と混ぜ合わせたあとに、成形して蒸し上げます。
ひと手間かかる料理ですが、旨味が加わった豆腐の新食感を楽しめますよ
時間に余裕があるときに、作ってみて下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で蒸し豆腐(トゥブチム)のレシピをチェック!

本田 朋美先生

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