こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です
4月に入り新年度がスタートしました。
就職・進学などで新しい環境での生活が始まった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい環境に慣れるまでは何かと忙しく、食事さえ疎かになってしまうこともあると思いますが、忙しい時期だからこそ、しっかり食べて健康には気を付けたいものですね
健康に良い定番食品と言えば「大豆製品」。
大豆は身体の血液や肉体を作るのに欠かせない、良質なタンパク質を豊富に含んでおり、またタンパク質は生きていくために欠かせない、重要な栄養素なのです
そこで今回は、大豆製品の中でも特に日本人になじみ深い「豆腐」についてご紹介します。

豆腐は、食品売り場に様々な種類が並んでいますね。
○○豆腐と名の付く食品がたくさんある中、よく見かけるのが「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」ですが、これらの豆腐の名前の由来をご存知でしょうか
文字通り、絹ごし豆腐は絹の布、木綿豆腐は木綿の布で豆乳をこした物、こんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、実際には食べたときの舌ざわりの違いから、「絹」と「木綿」と呼ばれるようになったそうです。
その違いを生み出すのは、豆腐の製造工程にあります。
絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ります。
そのため、きめ細かく滑らかな舌ざわりで、水分も多く含んでいるのが特徴です。
木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて一度固めた物を崩してから、圧力をかけて水分を絞り、再び固めた物です。
そのため、水分が少なくしっかりとした食感の楽しめる豆腐となっています。
圧縮されているため、栄養分も凝縮され、濃厚な味わいが感じられます。
この他にも、絹ごし豆腐と木綿豆腐の中間のやわらかさと滑らかさを持った「ソフト豆腐」や、木綿豆腐の工程の途中、崩す前の物を器に盛って製品とした「おぼろ豆腐」。
紐で結べる程堅く作られた「堅豆腐」、味がしみ込みやすく煮崩れしにくい「焼き豆腐」。
木綿豆腐を凍らせ、乾燥させて作る「高野豆腐」などがあります。
「堅豆腐」や「焼き豆腐」は煮物や炒め物に、「高野豆腐」は煮物、揚げ物や汁物に向いていますよ
豆腐を製造する過程で、一般的に2種類の添加物が使われています。
そのひとつは凝固剤で、豆腐を凝固させるために、豆腐製造には欠かせない物です。
昔は、酸類や海水から食塩を取った残りのニガリ(塩化マグネシウム)などの塩類を使うのが一般的でしたが、現在では、硫酸カルシウム、塩化カルシウムなども使われています。
これらは、豆腐の種類に応じて使い分けされているようです。
もうひとつの添加物は消泡剤で、砕いた大豆を加熱するとき生じる泡を消すために使用されています。
泡があると、食感の良いきれいな豆腐に仕上がらず、日持ちも悪くなるため、消泡剤が使われるようになりました。
また油脂系消泡剤、グリセリン脂肪酸エステル、シリコーン樹脂などがあり、目的に合わせて使用されています。
これらの消泡剤は、食品衛生法の基準に照らし合わせると、加工中に食品から除去されるか、最終食品に残っていても微量の場合、「加工助剤」として扱われ、原材料表示には記載されていないことがあります。
どの消泡剤も人体に有害ではありませんが、消泡剤を使っていない物を選びたい場合は、「消泡剤不使用」とパッケージに記載されている物を選ぶと良いでしょう
さて今回は、豆腐とイチゴを使ったデザート「豆腐フロマージュイチゴ添え」をご紹介。

今が旬のイチゴの甘酸っぱさと、さわやかな酸味のフロマージュは相性がバッチリ
クリームチーズに豆腐を合わせることで、脂肪分を減らしてヘルシーに仕上げました
ぜひお試し下さいね
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です

4月に入り新年度がスタートしました。
就職・進学などで新しい環境での生活が始まった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい環境に慣れるまでは何かと忙しく、食事さえ疎かになってしまうこともあると思いますが、忙しい時期だからこそ、しっかり食べて健康には気を付けたいものですね

健康に良い定番食品と言えば「大豆製品」。
大豆は身体の血液や肉体を作るのに欠かせない、良質なタンパク質を豊富に含んでおり、またタンパク質は生きていくために欠かせない、重要な栄養素なのです

そこで今回は、大豆製品の中でも特に日本人になじみ深い「豆腐」についてご紹介します。
豆腐は、食品売り場に様々な種類が並んでいますね。
○○豆腐と名の付く食品がたくさんある中、よく見かけるのが「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」ですが、これらの豆腐の名前の由来をご存知でしょうか

文字通り、絹ごし豆腐は絹の布、木綿豆腐は木綿の布で豆乳をこした物、こんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、実際には食べたときの舌ざわりの違いから、「絹」と「木綿」と呼ばれるようになったそうです。
その違いを生み出すのは、豆腐の製造工程にあります。

そのため、きめ細かく滑らかな舌ざわりで、水分も多く含んでいるのが特徴です。

そのため、水分が少なくしっかりとした食感の楽しめる豆腐となっています。
圧縮されているため、栄養分も凝縮され、濃厚な味わいが感じられます。
この他にも、絹ごし豆腐と木綿豆腐の中間のやわらかさと滑らかさを持った「ソフト豆腐」や、木綿豆腐の工程の途中、崩す前の物を器に盛って製品とした「おぼろ豆腐」。
紐で結べる程堅く作られた「堅豆腐」、味がしみ込みやすく煮崩れしにくい「焼き豆腐」。
木綿豆腐を凍らせ、乾燥させて作る「高野豆腐」などがあります。
「堅豆腐」や「焼き豆腐」は煮物や炒め物に、「高野豆腐」は煮物、揚げ物や汁物に向いていますよ


そのひとつは凝固剤で、豆腐を凝固させるために、豆腐製造には欠かせない物です。
昔は、酸類や海水から食塩を取った残りのニガリ(塩化マグネシウム)などの塩類を使うのが一般的でしたが、現在では、硫酸カルシウム、塩化カルシウムなども使われています。
これらは、豆腐の種類に応じて使い分けされているようです。
もうひとつの添加物は消泡剤で、砕いた大豆を加熱するとき生じる泡を消すために使用されています。
泡があると、食感の良いきれいな豆腐に仕上がらず、日持ちも悪くなるため、消泡剤が使われるようになりました。
また油脂系消泡剤、グリセリン脂肪酸エステル、シリコーン樹脂などがあり、目的に合わせて使用されています。
これらの消泡剤は、食品衛生法の基準に照らし合わせると、加工中に食品から除去されるか、最終食品に残っていても微量の場合、「加工助剤」として扱われ、原材料表示には記載されていないことがあります。
どの消泡剤も人体に有害ではありませんが、消泡剤を使っていない物を選びたい場合は、「消泡剤不使用」とパッケージに記載されている物を選ぶと良いでしょう

さて今回は、豆腐とイチゴを使ったデザート「豆腐フロマージュイチゴ添え」をご紹介。


ぜひお試し下さいね
