2017/07/14
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が高くなって薄着の季節になると、そろそろダイエットをしなければ!と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか
今回は、特別な準備なしに、今すぐ始められてダイエット効果も期待できる「よく噛むことのメリット」についてご紹介します。
「よく噛んで食べることは健康に良い」と言い伝えられてきましたが、最近の調査によると、実際に早食いの習慣がある人に肥満が多いことが分かっています。
よく噛むことのメリットのひとつは、なんと言ってもダイエット効果が期待できること。
よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、自然と食事量を減らすことができます。
よく噛むことで脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、お腹がいっぱいになったというサインをきちんと感じられるようになるのです。
よく噛むと唾液もたくさん分泌され、その唾液によって糖の分解が進み、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されるため、少量でも満腹感を得られるようになります。
また、食後20分程経つと、レプチンというホルモンが分泌されて満腹中枢を刺激するため、よく噛んでゆっくり食事をすれば、レプチンの働きによって食べ過ぎを防げます
そして、よく噛むことで得られるメリットは、ダイエット効果だけではありません
小顔効果
よく噛むことで、顔の筋肉をたくさん使うことにつながります。
顔の筋肉が鍛えられると、フェイスラインが引き締まるといったうれしい効果が期待できます。
虫歯・歯周病予防
虫歯や歯周病を予防するには、歯を磨くだけではなく、よく噛むことも大切です。
よく噛むと唾液がたくさん出て口内をきれいにし、口内環境を整えることができます。
集中力アップ
よく噛むことは、脳の働きを活発にします。
実際に、よく噛むことで脳の血流量が増加して、記憶力や判断力が向上したという例も
また、噛むことにより、神経伝達物質のひとつであるセロトニンが活性化されます。
セロトニンが増えると、緊張をほぐして精神を安定させ、結果的に集中力が高まると言われています
こんなに良いことがあるならすぐに実行したいところですが、食事の習慣は人それぞれ、意識して噛む回数を増やすのはなかなか難しいもの
そこで、よく噛むための簡単な工夫を3つご紹介します!

噛み応えのある食材を選ぶ
食物繊維の多い根菜類やきのこ類など、歯応えのある物を積極的に取り入れると良いでしょう
生で食べるなら、キュウリやパプリカがオススメです
野菜は大きめにカットする
食材を小さく薄く切ると、自然と噛む回数が減ってしまいます。
噛む回数を増やすために、あえて大きめに切ることがポイントです
食感の違う物を組み合わせる
噛む回数が少なくて済むやわらかい料理に、少し噛み応えのある食材を加えてみましょう。
例えば、ハンバーグにレンコンを加える、ご飯に雑穀を加える、おにぎりの具にたくあんを入れるなど、いつもの料理をアレンジすることにもなります。
様々な組み合わせを考えてみて下さいね
さて今回は、「切り干しダイコンとキュウリのサラダ」をご紹介します。
水で戻しただけの切り干しダイコンや生野菜のキュウリは、シャキシャキとした食感で、自然と噛む回数が増えますよ。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が高くなって薄着の季節になると、そろそろダイエットをしなければ!と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか

今回は、特別な準備なしに、今すぐ始められてダイエット効果も期待できる「よく噛むことのメリット」についてご紹介します。
「よく噛んで食べることは健康に良い」と言い伝えられてきましたが、最近の調査によると、実際に早食いの習慣がある人に肥満が多いことが分かっています。

よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、自然と食事量を減らすことができます。
よく噛むことで脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、お腹がいっぱいになったというサインをきちんと感じられるようになるのです。
よく噛むと唾液もたくさん分泌され、その唾液によって糖の分解が進み、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されるため、少量でも満腹感を得られるようになります。
また、食後20分程経つと、レプチンというホルモンが分泌されて満腹中枢を刺激するため、よく噛んでゆっくり食事をすれば、レプチンの働きによって食べ過ぎを防げます

そして、よく噛むことで得られるメリットは、ダイエット効果だけではありません


よく噛むことで、顔の筋肉をたくさん使うことにつながります。
顔の筋肉が鍛えられると、フェイスラインが引き締まるといったうれしい効果が期待できます。

虫歯や歯周病を予防するには、歯を磨くだけではなく、よく噛むことも大切です。
よく噛むと唾液がたくさん出て口内をきれいにし、口内環境を整えることができます。

よく噛むことは、脳の働きを活発にします。
実際に、よく噛むことで脳の血流量が増加して、記憶力や判断力が向上したという例も

また、噛むことにより、神経伝達物質のひとつであるセロトニンが活性化されます。
セロトニンが増えると、緊張をほぐして精神を安定させ、結果的に集中力が高まると言われています

こんなに良いことがあるならすぐに実行したいところですが、食事の習慣は人それぞれ、意識して噛む回数を増やすのはなかなか難しいもの

そこで、よく噛むための簡単な工夫を3つご紹介します!


食物繊維の多い根菜類やきのこ類など、歯応えのある物を積極的に取り入れると良いでしょう

生で食べるなら、キュウリやパプリカがオススメです


食材を小さく薄く切ると、自然と噛む回数が減ってしまいます。
噛む回数を増やすために、あえて大きめに切ることがポイントです


噛む回数が少なくて済むやわらかい料理に、少し噛み応えのある食材を加えてみましょう。
例えば、ハンバーグにレンコンを加える、ご飯に雑穀を加える、おにぎりの具にたくあんを入れるなど、いつもの料理をアレンジすることにもなります。
様々な組み合わせを考えてみて下さいね

さて今回は、「切り干しダイコンとキュウリのサラダ」をご紹介します。
水で戻しただけの切り干しダイコンや生野菜のキュウリは、シャキシャキとした食感で、自然と噛む回数が増えますよ。
ぜひお試し下さい

