江戸野 陽子先生のブログ
2017/08/04
こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
太陽がギラギラと照り付ける、夏らしい季節になりましたね

昨年の7月、初めて岡山県で豆腐マイスター認定講座を開催させて頂いてから、1年が経ちました。
おかげさまで、今月には3回目の開講を予定しています
岡山を中心とした中国・四国地方に豆腐マイスターを目指す方が増えているようで、うれしい限りです
私は、当日の窓口と料理講座を担当しているため、目下当日に紹介する料理を選定中。
この講座では、料理講師は自由にレシピを用意して良いので、とてもやりがいがあります
以前は、それ程手間がかからず、豆腐の味を活かしたレシピを用意するようにしていたのですが、ひとつ問題が……
それは講座の中で、日常ではまず食べない量の豆腐を食べ比べるので、料理講座でも豆腐の味を楽しむ料理だと、ちょっぴり飽きてしまうということです。
3回目にしてようやく気づいた事実……
そんな反省をもとに、豆腐の良さを活かしつつ、豆腐でこんなこともできるのね、という発見と驚きがあるレシピを考えているところです
さて、豆腐の味を前面に押し出した「THE 豆腐レシピ」と言えば、冷奴ではないでしょうか
おいしい豆腐の上に、お好みの薬味と調味料だけで頂ける、シンプルな料理。
基本はかつお節+しょうゆ+ショウガの組み合わせが一般的かと思いますが、最近は塩+オリーブオイルの洋風や、ハチミツ+ベリー(フルーツ)のデザート風の物もあって、おいしさが広がります
その他、豆腐サラダも、豆腐そのもののおいしさを感じられる料理ですね。
みずみずしい野菜と豆腐を合わせ、ドレッシングで頂くと、野菜のビタミンと豆腐のたんぱく質が一度に摂れるので、パワーサラダと呼ばれることもあります
こうした、豆腐が主役の料理を作るとき、どんな豆腐を選んでいますか?
最初の選択肢は固さの違い、絹か木綿。
絹豆腐はやわらかくてなめらかな食感が楽しめます
木綿豆腐はしっかりと固まっていて、食べ応えがあります
私が豆腐サラダによく使うのは、食感がなめらかな絹豆腐です。
物によってはやわらかくて崩れやすい絹豆腐もあるため、選ぶときはその点に注意します。
次の選択肢は消費期限の違い、生豆腐か充てん豆腐。
生豆腐は、豆腐が水に浮いた状態で販売されており、消費期限が短いです。
味が落ちるのも早いので、なるべくできたてを食べることをおすすめします
充てん豆腐は、パック内で豆乳を固めて作る豆腐で、消費期限が長いです。
作りたての生豆腐に味は劣るものの、安定してずっとおいしいので、購入後すぐに食べなくても大丈夫です
もし、すぐ食べることが分かっていれば、できたての生豆腐がおすすめです。

ぜひぜひ食べ方に合わせて、豆腐を選んで頂けたらと思います
それでは今回は、生の絹豆腐を使った「豆腐と水菜のゴマ味噌サラダ」をご紹介します。
サラダに使う生の絹豆腐は、崩れにくく、しっかりと形を保てるやわらかさの物を選ぶのがポイントです
パッケージに「やわらか」、「まろやか」といった表記があると、予想以上にやわらかいことがあるので、参考にして下さい。
そして、水分が多い野菜と相性が良いのは、味の濃い豆腐です。
こちらは、パッケージに大豆の品種名が明記されている物を選ぶと良いでしょう。
聞いたことがない名前でも、大豆の品種名が明記されている物は大豆の旨みが強い物が多いです
とは言え、あくまでパッケージ頼りの選び方なので、希望する豆腐をドンピシャで選べるとは限りません
私も何度となく、希望とは違う豆腐を選んできましたが、もし違っても「その豆腐にしかないおいしさを知ることができた」と前向きに捉えて、また挑戦してみて下さい!
豆腐選びって、本当に楽しいですよ

太陽がギラギラと照り付ける、夏らしい季節になりましたね


昨年の7月、初めて岡山県で豆腐マイスター認定講座を開催させて頂いてから、1年が経ちました。
おかげさまで、今月には3回目の開講を予定しています

岡山を中心とした中国・四国地方に豆腐マイスターを目指す方が増えているようで、うれしい限りです

私は、当日の窓口と料理講座を担当しているため、目下当日に紹介する料理を選定中。
この講座では、料理講師は自由にレシピを用意して良いので、とてもやりがいがあります

以前は、それ程手間がかからず、豆腐の味を活かしたレシピを用意するようにしていたのですが、ひとつ問題が……

それは講座の中で、日常ではまず食べない量の豆腐を食べ比べるので、料理講座でも豆腐の味を楽しむ料理だと、ちょっぴり飽きてしまうということです。
3回目にしてようやく気づいた事実……

そんな反省をもとに、豆腐の良さを活かしつつ、豆腐でこんなこともできるのね、という発見と驚きがあるレシピを考えているところです

さて、豆腐の味を前面に押し出した「THE 豆腐レシピ」と言えば、冷奴ではないでしょうか

おいしい豆腐の上に、お好みの薬味と調味料だけで頂ける、シンプルな料理。
基本はかつお節+しょうゆ+ショウガの組み合わせが一般的かと思いますが、最近は塩+オリーブオイルの洋風や、ハチミツ+ベリー(フルーツ)のデザート風の物もあって、おいしさが広がります

その他、豆腐サラダも、豆腐そのもののおいしさを感じられる料理ですね。
みずみずしい野菜と豆腐を合わせ、ドレッシングで頂くと、野菜のビタミンと豆腐のたんぱく質が一度に摂れるので、パワーサラダと呼ばれることもあります

こうした、豆腐が主役の料理を作るとき、どんな豆腐を選んでいますか?
最初の選択肢は固さの違い、絹か木綿。
絹豆腐はやわらかくてなめらかな食感が楽しめます

木綿豆腐はしっかりと固まっていて、食べ応えがあります

私が豆腐サラダによく使うのは、食感がなめらかな絹豆腐です。
物によってはやわらかくて崩れやすい絹豆腐もあるため、選ぶときはその点に注意します。
次の選択肢は消費期限の違い、生豆腐か充てん豆腐。
生豆腐は、豆腐が水に浮いた状態で販売されており、消費期限が短いです。
味が落ちるのも早いので、なるべくできたてを食べることをおすすめします

充てん豆腐は、パック内で豆乳を固めて作る豆腐で、消費期限が長いです。
作りたての生豆腐に味は劣るものの、安定してずっとおいしいので、購入後すぐに食べなくても大丈夫です

もし、すぐ食べることが分かっていれば、できたての生豆腐がおすすめです。

ぜひぜひ食べ方に合わせて、豆腐を選んで頂けたらと思います

それでは今回は、生の絹豆腐を使った「豆腐と水菜のゴマ味噌サラダ」をご紹介します。
サラダに使う生の絹豆腐は、崩れにくく、しっかりと形を保てるやわらかさの物を選ぶのがポイントです

パッケージに「やわらか」、「まろやか」といった表記があると、予想以上にやわらかいことがあるので、参考にして下さい。
そして、水分が多い野菜と相性が良いのは、味の濃い豆腐です。
こちらは、パッケージに大豆の品種名が明記されている物を選ぶと良いでしょう。
聞いたことがない名前でも、大豆の品種名が明記されている物は大豆の旨みが強い物が多いです

とは言え、あくまでパッケージ頼りの選び方なので、希望する豆腐をドンピシャで選べるとは限りません

私も何度となく、希望とは違う豆腐を選んできましたが、もし違っても「その豆腐にしかないおいしさを知ることができた」と前向きに捉えて、また挑戦してみて下さい!
豆腐選びって、本当に楽しいですよ

