江戸野 陽子先生のブログ
2017/08/25
こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
子どもたちの夏休み
もあと少し、もうすぐ学校が始まりますね
楽しい夏の思い出が、たくさんできたことでしょう
我が家では、今年の夏休み期間、子どもたちに昼ごはん作りに挑戦してもらいました
私と子ども2人、計3人の担当制で昼ごはんを作る日々。
これがなかなか楽しかったです
今までも、何度となく料理作りを手伝ってもらっていましたが、それはあくまで手伝い。
担当になった子どもには、主体となって頑張ってもらいました
事前の決め事は3つ。
作る料理は事前に自分で調べておくこと。
必要な材料は前もって申請、場合によっては自分で調達(お金は渡します)すること。
手伝いが必要なときは、子どもたちが私に指示を出すこと。
上の子はタブレット端末を駆使して、下の子は図書館で借りてきた料理本を活用して、何を作るか決めてくれたようです
10歳になる上の子は、炒飯を作ってくれました。
インターネットで調べたらしく、溶いた卵とご飯をあらかじめ合わせるという、初心者でもパラパラに作れる炒飯の裏技も披露
料理に不慣れな手つきを見ると、つい横から口を出してしまいそうになりますが、そこはグッと我慢!
あまり口出しすると、やる気を削いでしまうようなので、野菜の切り方だけ簡単に教えたら、あとは極力見ないように……。
どうなることかと思っていましたが、慎重に、丁寧に作業したらしく、少し時間はかかったものの、見事なパラパラ具沢山炒飯を作ってくれました
一方、7歳になる下の子は、ゆで卵・ゆでブロッコリー・白いご飯・味噌汁を作ってくれました。
こちらは学校の図書館で借りてきた本を見ながらの調理。
お米を洗い、炊飯器にセット。
ブロッコリーを切って、お鍋でゆでる。
卵の殻を割らないように、箸でかき混ぜながらゆでる。
そして最後は昆布と鰹節で出汁を取り、味噌汁を作ってくれました
普段は、1汁2菜で構成された和食は少し苦手なようでしたが、自分で作った物は本当においしかったようで、ペロリと完食してくれました
よしよし。これからは私の作った味噌汁も完食してほしいものです。
おかげさまで、お昼ごはんを何にするか考える作業が減り、かなり楽をさせて頂きました
子どもたちが作ってくれた料理のように、シンプルだからこそおいしい料理も数多くありますよね。
そんな料理に私がおすすめする食材は、油揚げです。
油揚げが、どうやって作られているかご存知ですか?

油揚げは、木綿豆腐を薄く小さく切って圧し脱水をして「生地」を作ります。
そうして作った生地を低温から揚げ始めて最終的に高温で30分以上かけて揚げるのです。
そんなに長い時間揚げているとは知らなかったので、初めて知ったときは驚いたものです
油揚げは地域やお店によって何種類もの形や厚さがあり、同じ油揚げでも「京揚げ」「薄揚げ」「手揚げ」「稲荷揚げ」「寿司揚げ」「きつね揚げ」などと名称も様々あります。
どんな油揚げにどのような名前が付いているかは、自分の住んでいる地域や販売店次第なので、こればかりは実際に食べてみて判断するしかないのかな、といったところです
地域ごとに特徴のある油揚げのお話は、おいおいしていきたいと思いますが、まずは一番手軽に食べられる油揚げについてのお話を。
一番手軽な食べ方と私が思っているのは、トースターやグリルで焼くことです
トースト感覚でトッピングして、カリッと焼くだけで立派な一品になります。
油揚げを焼いてカリッとした食感にするには、長方形で薄くて軽い物がおすすめですよ。
軽い物は、しっかりと油切りがされているので、触ってみるとあまりべとつかず、ふんわりとしています。
逆に同じ大きさなのに重い場合は、油がたくさん含まれていて、触ってみると油が染み出します。(油たっぷりの油揚げは、煮物に入れるのに向いています)
購入するときは、袋ごしに持った重さで判断したり、袋に付いた油を確認したりすると良いでしょう
焼いたときの、サクッ・カリッとした食感は、薄くて軽い油揚げならではです。

そこで今回は、「油揚げの和風ピザ」のレシピをご紹介します。
油揚げを生地にするため、なんと言ってもヘルシー
長方形で薄くて軽い油揚げか、大きくて厚みがあるのに軽い油揚げがあれば最適です。
先にしっかりとあぶって、生地をカリッとさせてから、ソースとチーズを乗せて焦がさないように焼き上げましょう。
ソースが味の決め手なので、ピザ用ソースや明太子ソースなど、チーズに合うソースを色々アレンジするのも楽しいですよ。
焼きたてアツアツのおいしさをぜひお試し下さい

子どもたちの夏休み


楽しい夏の思い出が、たくさんできたことでしょう

我が家では、今年の夏休み期間、子どもたちに昼ごはん作りに挑戦してもらいました

私と子ども2人、計3人の担当制で昼ごはんを作る日々。
これがなかなか楽しかったです

今までも、何度となく料理作りを手伝ってもらっていましたが、それはあくまで手伝い。
担当になった子どもには、主体となって頑張ってもらいました

事前の決め事は3つ。



上の子はタブレット端末を駆使して、下の子は図書館で借りてきた料理本を活用して、何を作るか決めてくれたようです

10歳になる上の子は、炒飯を作ってくれました。
インターネットで調べたらしく、溶いた卵とご飯をあらかじめ合わせるという、初心者でもパラパラに作れる炒飯の裏技も披露

料理に不慣れな手つきを見ると、つい横から口を出してしまいそうになりますが、そこはグッと我慢!
あまり口出しすると、やる気を削いでしまうようなので、野菜の切り方だけ簡単に教えたら、あとは極力見ないように……。
どうなることかと思っていましたが、慎重に、丁寧に作業したらしく、少し時間はかかったものの、見事なパラパラ具沢山炒飯を作ってくれました

一方、7歳になる下の子は、ゆで卵・ゆでブロッコリー・白いご飯・味噌汁を作ってくれました。
こちらは学校の図書館で借りてきた本を見ながらの調理。
お米を洗い、炊飯器にセット。
ブロッコリーを切って、お鍋でゆでる。
卵の殻を割らないように、箸でかき混ぜながらゆでる。
そして最後は昆布と鰹節で出汁を取り、味噌汁を作ってくれました

普段は、1汁2菜で構成された和食は少し苦手なようでしたが、自分で作った物は本当においしかったようで、ペロリと完食してくれました

よしよし。これからは私の作った味噌汁も完食してほしいものです。
おかげさまで、お昼ごはんを何にするか考える作業が減り、かなり楽をさせて頂きました

子どもたちが作ってくれた料理のように、シンプルだからこそおいしい料理も数多くありますよね。
そんな料理に私がおすすめする食材は、油揚げです。
油揚げが、どうやって作られているかご存知ですか?

油揚げは、木綿豆腐を薄く小さく切って圧し脱水をして「生地」を作ります。
そうして作った生地を低温から揚げ始めて最終的に高温で30分以上かけて揚げるのです。
そんなに長い時間揚げているとは知らなかったので、初めて知ったときは驚いたものです

油揚げは地域やお店によって何種類もの形や厚さがあり、同じ油揚げでも「京揚げ」「薄揚げ」「手揚げ」「稲荷揚げ」「寿司揚げ」「きつね揚げ」などと名称も様々あります。
どんな油揚げにどのような名前が付いているかは、自分の住んでいる地域や販売店次第なので、こればかりは実際に食べてみて判断するしかないのかな、といったところです

地域ごとに特徴のある油揚げのお話は、おいおいしていきたいと思いますが、まずは一番手軽に食べられる油揚げについてのお話を。
一番手軽な食べ方と私が思っているのは、トースターやグリルで焼くことです

トースト感覚でトッピングして、カリッと焼くだけで立派な一品になります。
油揚げを焼いてカリッとした食感にするには、長方形で薄くて軽い物がおすすめですよ。
軽い物は、しっかりと油切りがされているので、触ってみるとあまりべとつかず、ふんわりとしています。
逆に同じ大きさなのに重い場合は、油がたくさん含まれていて、触ってみると油が染み出します。(油たっぷりの油揚げは、煮物に入れるのに向いています)
購入するときは、袋ごしに持った重さで判断したり、袋に付いた油を確認したりすると良いでしょう

焼いたときの、サクッ・カリッとした食感は、薄くて軽い油揚げならではです。

そこで今回は、「油揚げの和風ピザ」のレシピをご紹介します。
油揚げを生地にするため、なんと言ってもヘルシー

長方形で薄くて軽い油揚げか、大きくて厚みがあるのに軽い油揚げがあれば最適です。
先にしっかりとあぶって、生地をカリッとさせてから、ソースとチーズを乗せて焦がさないように焼き上げましょう。
ソースが味の決め手なので、ピザ用ソースや明太子ソースなど、チーズに合うソースを色々アレンジするのも楽しいですよ。
焼きたてアツアツのおいしさをぜひお試し下さい

