2013年3月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
もうすぐ4月!なんだかワクワクしますね
新生活が始まる方も、多いのはないでしょうか?
お弁当箱売り場が盛況になるのも、この時期。
お弁当箱売り場を覗けば、カラフルで様々な形のお弁当箱が並んでいます
通勤通学のカバンに入りやすい、スリム型が目立ちます。
2〜3分割できる縦に長い筒型タイプや、直方体タイプが主流のようで、専用の保冷機能付きポーチとセットの物が人気
この冬は、保温機能と密封性に優れた保温コンテナーがぐんと売り上げを伸ばしましたが、熱々の汁物を手軽にお弁当にできるとあって、春になっても売り場に顔を出しているのが特徴的。
このタイプは、新定番の弁当箱のひとつとして定着しそうな気配です
そして、ここ2〜3年で登場してきたのが、丼タイプ。
2段型になっていて、深い下の部分にご飯を、上の浅い段におかずが入れられます。
食べるときに具を乗せられるので、具でご飯がべちゃべちゃになっている、という心配ナシ!
夏にかけては、下に麺類で上に薬味や具というバリエーションも楽しめます
お弁当箱は見た目のかわいさの前に、まずは下記3項目を最初に必ず確認しましょう。自分が食べる量に合っていて、普段持っているカバンに入るか。
汁もれの心配はないか。
洗いやすいか。(本体だけでなくフタの部分も食洗機で洗えるか。)
皆様のお弁当生活が、快適な物になりますように
さて今回は、お弁当に大活躍する、「鶏そぼろゴボウ」をご紹介します。
ご飯に乗せてもよし、混ぜむすびにしてもよし。
ぜひ、作り置きおかずの定番に加えて下さい
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理は、陰陽五行説という概念がベースになっています。
物事には陰と陽があり、宇宙は木、火、土、金、水でできていて、相互が影響し合うという考え方。
内容が余りにも奥が深く、説明が難しいので、陰陽五行説の中にある五味五色についてだけ、お話したいと思います。
「五味五色」を意識するだけでも、食のバランスが保てます。
食材と合わせて、五味五色を挙げてみます。
五味
酸:酢、梅、トマト
苦:お茶、ゴーヤ、山菜
甘:はちみつ、カボチャ、栗
辛:唐辛子、ニンニク、ショウガ
鹹(塩味のこと):塩、のり、昆布
漢方食材にあたる五味子は、五つの味があると言われています。
五色
青(緑のこと):青菜
赤:トマト、ニンジン、赤ピーマン
黄:卵、カボチャ、とうもろこし
白:米、豆腐、ダイコン
黒:海藻、肉、黒ゴマ
上述の五味と五色を取り入れることで、身体の各器官に働きかけ、健康が維持できるのです。
五味五色は栄養的にも優れていますが、味わいも見た目も楽しめる点が魅力
負担にならない程度に、毎日の食事に取り入れてみて下さい。
本日ご紹介するレシピは、「ダイコンの酢漬け」です。
五色の食べ物を、甘酸っぱく味付けをしたダイコンの薄切りで巻いた物。
おもてなし料理としても、オススメです
こんにちは!
料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
洋風の煮込み料理などに欠かせない、トマト系調味料のひとつに「トマト缶」があります。
「トマト缶」には、「ホールトマト」と「カットトマト」の2種類があります。
なんとなく、カットしてある方が、切る手間が省けるから便利!という感じで手に取る方もいらっしゃるかと思いますが、実は調理によって使い分けるとおいしさがアップします
両方の缶詰とも完熟トマトを使用しているのですが、「ホールトマト」には細長いタイプの果肉のやわらかいトマトを使用していて、「カットトマト」には果肉のしっかりとした丸型のトマトを使用しています。
そのため、「ホールトマト」は煮込み料理など、時間をかけてじっくりと火を加える料理にむいていて、「カットトマト」はさっと煮るスープやそれほど時間をかけないで仕上げる料理、トマトの感触を残したい料理にむいています
「ホールトマト」を煮込みで使う場合は、果肉がやわらかいので、火が通ると木べらなどでつぶすだけでほぐれるので、あらかじめ刻んで加えなくてもOKです
また、加熱して使うイメージの強いトマト缶ですが、「カットトマト」は、ガスパチョやサラダなど火を通さない料理にもおすすめです
トマト缶は、完熟トマトが手に入らない時期でもそのおいしさが楽しめるので、ストックしておくと便利な食材です。
また、非常時の野菜不足に、保存食としてもおすすめです
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
草木が芽吹く春、毎年この季節になると、我が家のプランターからパセリが増殖し始めるため、たっぷりおいしく頂く方法をあれこれ研究しています。
実は、「パセリ」って栄養たっぷりの健康野菜なんです
「パセリ」は、セリ科の植物で、一般的な葉の縮れたパセリの正式名は「モスカールドパセリ」と言います。
縮れのないパセリは「イタリアンパセリ」と呼ばれています。
パセリは、ビタミンA・B1・B2・C、食物繊維、鉄分を豊富に含む緑黄色野菜です。
また、パセリには独特の香りがありますが、これば「アピオール」という精油成分で、食後に一口食べると口臭が消える効果があります。
パセリを束で買ったら、コップに水を入れてさしておくと、1週間程度は新鮮なまま保つことができます。
また、軸を切り落として葉の部分を適当な大きさにちぎり、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
凍ったところを手で袋の上から揉んで細かくすると、簡単に刻みパセリができます。
今日は、パセリをおいしく一度に消費できる「パセリのポタージュスープ」をご紹介します。
とても香りの良いスープに仕上がります。
ぜひお試し下さいね