2018年9月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
年中行事など特定の日は、現在も旧暦が浸透している韓国
日本のお盆に似ている秋夕(チュソク)という行事があり、今年は9月23〜25日でした。
秋夕に欠かせない食べ物と言えば、先祖に捧げたり、自分たちで食べたりする松餅(ソンピョン)。
米粉の生地で豆・ゴマ・栗などから作ったあんを包み、三日月や半月の形に成形した物を、松葉を敷いた蒸し器で蒸し上げるもち菓子です
私が主催する韓国料理講座では、毎年初秋の時期に松餅をご紹介しています
初めて召し上がった方は、やわらかいお団子のような見た目に反した、しっかりした食感に驚くようです。
日本の方が慣れ親しんだモチモチとした食感とは違い、噛み応えがあります
松餅をはじめ、韓国では米粉を使った「もち」がバラエティに富んでいます
実は、韓国でよく使われている米粉は、日本で市販されている物とは、含んでいる水分量が違うのです

韓国では昔から「パンアッカン」というお店が存在
お店によってサービス内容は若干違いますが、もちやゴマ油などを販売しながら、お客さんが持ち込んだ米やゴマ、唐辛子を挽いてくれます。
米を粉にする場合は、洗った米を6〜8時間ほど水に浸したあと、30分程度水切りした物を、専用の機械で挽いてもらい、少し水を吸収した米粉にするのです。
水分を含んだ米粉で作るもちは、ふわっとした食感になります。
その他、米粉を使った韓国料理をいくつかご紹介します!
◆ソルギ
ソルギは蒸しパンのような、スポンジケーキのような食感で、紀元前から朝鮮半島に存在していたと言われています。現在でもお祝いごとには欠かせないもちです
◆ポムリ
食材に米粉をまぶして蒸し上げる料理。お菓子としてだけでなく、味付けを変えてご飯のおかずにもなります。
韓国のもちは、甘さ控え目で軽食の役割も担っていますから、おかずになるのも納得です
◆チヂミ
小麦粉と米粉を混ぜ合わせて、チヂミの生地に。米粉が入ることで、外はカリッと、中はモチモチとした食感になります
◆すいとん
小麦粉を使う料理がとても多い韓国ですが、最近ではグルテンフリーの食事が注目され、米粉を活用する方も増えてきました。
米粉のすいとんは、小麦粉の物に比べて食べ応えがあります
さて今回は、ご紹介した中のポムリをアレンジした「カボチャの上新粉蒸し」をご紹介します。
手軽に作れるように、韓国の米粉は日本の上新粉で代用しました。
レシピでは、ゆであずきを添えてスイーツ仕立てにしましたが、キムチなどを添えて、ごはんのおかずにするのもおすすめです
ぜひお試し下さい

年中行事など特定の日は、現在も旧暦が浸透している韓国

日本のお盆に似ている秋夕(チュソク)という行事があり、今年は9月23〜25日でした。
秋夕に欠かせない食べ物と言えば、先祖に捧げたり、自分たちで食べたりする松餅(ソンピョン)。
米粉の生地で豆・ゴマ・栗などから作ったあんを包み、三日月や半月の形に成形した物を、松葉を敷いた蒸し器で蒸し上げるもち菓子です

私が主催する韓国料理講座では、毎年初秋の時期に松餅をご紹介しています

初めて召し上がった方は、やわらかいお団子のような見た目に反した、しっかりした食感に驚くようです。
日本の方が慣れ親しんだモチモチとした食感とは違い、噛み応えがあります

松餅をはじめ、韓国では米粉を使った「もち」がバラエティに富んでいます

実は、韓国でよく使われている米粉は、日本で市販されている物とは、含んでいる水分量が違うのです


韓国では昔から「パンアッカン」というお店が存在

お店によってサービス内容は若干違いますが、もちやゴマ油などを販売しながら、お客さんが持ち込んだ米やゴマ、唐辛子を挽いてくれます。
米を粉にする場合は、洗った米を6〜8時間ほど水に浸したあと、30分程度水切りした物を、専用の機械で挽いてもらい、少し水を吸収した米粉にするのです。
水分を含んだ米粉で作るもちは、ふわっとした食感になります。
その他、米粉を使った韓国料理をいくつかご紹介します!
◆ソルギ
ソルギは蒸しパンのような、スポンジケーキのような食感で、紀元前から朝鮮半島に存在していたと言われています。現在でもお祝いごとには欠かせないもちです

◆ポムリ
食材に米粉をまぶして蒸し上げる料理。お菓子としてだけでなく、味付けを変えてご飯のおかずにもなります。
韓国のもちは、甘さ控え目で軽食の役割も担っていますから、おかずになるのも納得です

◆チヂミ
小麦粉と米粉を混ぜ合わせて、チヂミの生地に。米粉が入ることで、外はカリッと、中はモチモチとした食感になります

◆すいとん
小麦粉を使う料理がとても多い韓国ですが、最近ではグルテンフリーの食事が注目され、米粉を活用する方も増えてきました。
米粉のすいとんは、小麦粉の物に比べて食べ応えがあります

さて今回は、ご紹介した中のポムリをアレンジした「カボチャの上新粉蒸し」をご紹介します。
手軽に作れるように、韓国の米粉は日本の上新粉で代用しました。
レシピでは、ゆであずきを添えてスイーツ仕立てにしましたが、キムチなどを添えて、ごはんのおかずにするのもおすすめです

ぜひお試し下さい


こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
少しずつ暑さが和らぎ、お出かけに良い季節が近づいてきました
そろそろ旅行や行楽などの予定を立てる方も多いことでしょう。
旅行などの際に、その土地の郷土料理に舌鼓を打つのは、至福のひとときですよね
今回は、日本の郷土料理について、基本知識や代表的な物をいくつかご紹介します。
郷土料理とは、その地方特有の食材を用いて作られる伝統的な料理のこと。
私が住む大阪府の郷土料理と言えば「お好み焼き」でしょうか

日本は地理的条件に恵まれ、農産物・畜産物・水産物など食材が豊富。
また、長い間他国との交流がなかったことも、多種多様な郷土料理が発達した理由だと考えられています
日本に根付く郷土料理を7ブロックに分け、北から順に代表的な物をご紹介します。
■北海道・東北ブロック
豊かな自然に恵まれたこの地域は、寒さが厳しく雪深いため、身体を温める汁物が多く伝わっています。
塩漬けの魚と保存が利く野菜を煮込んだ「三平汁(北海道)」、麦やそばで作ったせんべいをちぎって汁物に入れる「せんべい汁(青森県)」、ふわっとした食感が人気の「サンマのすり身汁(岩手県)」などがあります。
■関東ブロック
大都市東京を中心とするこの地域は、農業や漁業も盛んです。
特産品の野菜くわいを使った「くわいご飯(埼玉県)」、房総近海で獲れた魚を活用した漁師料理「さんが焼き(千葉県)」、明治時代に生まれたバランス栄養食「海軍カレー(神奈川県)」などが代表的です。
■中部ブロック
日本の真ん中に位置し、山の幸・海の幸など地域ごとに特色が豊かです。
かつては貴重だった納豆に刻んだ野菜を混ぜて量を増した「きりざい(新潟県)」、お麩や肉を具材としたとろみのある煮物「じぶ煮(石川県)」、米作りが難しい山間部で収穫した麦を麺のようにして、野菜と味噌で煮込んだ「ほうとう(山梨県)」、飼育の盛んな鶏肉をすき焼きのお肉にする「ひきずり(愛知県)」など。
■近畿ブロック
日本の伝統的な文化・産業の拠点であるこの地域は、長い歴史を感じられる料理が多いです。
サバを使ったお祝いの日のお寿司「まつぶた寿司(京都府)」、そうめんを製造するときに切り落とされた部分を活用した「ばち汁(兵庫県)」などがあります。
■中国ブロック
瀬戸内海と日本海に面したこの地域は、新鮮な魚介類が豊富です。
卵を抱えたカニを使ったこくのある味噌汁「親ガニの味噌汁(鳥取県)」、海と山の幸を贅沢に盛り込んだ「岡山ばらずし(岡山県)」、生産量全国1位のカキを使った「カキめし(広島県)」などが代表的です。
■四国ブロック
四方を海に囲まれた温暖な土地で、地場産業が独自に発展しました。
そばの実を塩ゆでして乾燥させた物を米に見立てた「そば米雑炊(徳島県)」、浅い海の岩場に生える海藻「いぎす」を使った「いぎす豆腐(愛媛県)」など。
■九州・沖縄ブロック
特徴的な地形や気候によって、多様な自然環境の中で育まれた料理が多く見られます。
暑い時期でも口当たり良く食べやすい「冷汁(宮崎県)」、自然薯(じねんじょ)と米粉で作るお菓子「かるかん(鹿児島県)」、夏野菜の王様ゴーヤを使った炒め物「ゴーヤチャンプルー(沖縄県)」などがあります。
皆さんがご存知の料理はいくつあったでしょうか
食材の地産地消や、伝統的な食文化を子供たちが受け継いでいくことを意識し、学校給食で郷土料理を出している自治体も多いようです
旅行や行楽に出かける際には、その土地ならではの郷土料理を知り、味わってみて下さいね
今回のレシピは、熊本の郷土料理「いきなり団子」をアレンジした「もちもちいきなり団子」をご紹介します。
「生のサツマイモをいきなり包んで団子にする」ことが名前の由来になっているのだとか。
サツマイモを包む生地をもちもち食感にアレンジし、蒸し立てはもちろん冷めてもおいしく頂けます。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
少しずつ暑さが和らぎ、お出かけに良い季節が近づいてきました

そろそろ旅行や行楽などの予定を立てる方も多いことでしょう。
旅行などの際に、その土地の郷土料理に舌鼓を打つのは、至福のひとときですよね

今回は、日本の郷土料理について、基本知識や代表的な物をいくつかご紹介します。
郷土料理とは、その地方特有の食材を用いて作られる伝統的な料理のこと。
私が住む大阪府の郷土料理と言えば「お好み焼き」でしょうか


また、長い間他国との交流がなかったことも、多種多様な郷土料理が発達した理由だと考えられています

日本に根付く郷土料理を7ブロックに分け、北から順に代表的な物をご紹介します。
■北海道・東北ブロック
豊かな自然に恵まれたこの地域は、寒さが厳しく雪深いため、身体を温める汁物が多く伝わっています。
塩漬けの魚と保存が利く野菜を煮込んだ「三平汁(北海道)」、麦やそばで作ったせんべいをちぎって汁物に入れる「せんべい汁(青森県)」、ふわっとした食感が人気の「サンマのすり身汁(岩手県)」などがあります。
■関東ブロック
大都市東京を中心とするこの地域は、農業や漁業も盛んです。
特産品の野菜くわいを使った「くわいご飯(埼玉県)」、房総近海で獲れた魚を活用した漁師料理「さんが焼き(千葉県)」、明治時代に生まれたバランス栄養食「海軍カレー(神奈川県)」などが代表的です。
■中部ブロック
日本の真ん中に位置し、山の幸・海の幸など地域ごとに特色が豊かです。
かつては貴重だった納豆に刻んだ野菜を混ぜて量を増した「きりざい(新潟県)」、お麩や肉を具材としたとろみのある煮物「じぶ煮(石川県)」、米作りが難しい山間部で収穫した麦を麺のようにして、野菜と味噌で煮込んだ「ほうとう(山梨県)」、飼育の盛んな鶏肉をすき焼きのお肉にする「ひきずり(愛知県)」など。
■近畿ブロック
日本の伝統的な文化・産業の拠点であるこの地域は、長い歴史を感じられる料理が多いです。
サバを使ったお祝いの日のお寿司「まつぶた寿司(京都府)」、そうめんを製造するときに切り落とされた部分を活用した「ばち汁(兵庫県)」などがあります。
■中国ブロック
瀬戸内海と日本海に面したこの地域は、新鮮な魚介類が豊富です。
卵を抱えたカニを使ったこくのある味噌汁「親ガニの味噌汁(鳥取県)」、海と山の幸を贅沢に盛り込んだ「岡山ばらずし(岡山県)」、生産量全国1位のカキを使った「カキめし(広島県)」などが代表的です。
■四国ブロック
四方を海に囲まれた温暖な土地で、地場産業が独自に発展しました。
そばの実を塩ゆでして乾燥させた物を米に見立てた「そば米雑炊(徳島県)」、浅い海の岩場に生える海藻「いぎす」を使った「いぎす豆腐(愛媛県)」など。
■九州・沖縄ブロック
特徴的な地形や気候によって、多様な自然環境の中で育まれた料理が多く見られます。
暑い時期でも口当たり良く食べやすい「冷汁(宮崎県)」、自然薯(じねんじょ)と米粉で作るお菓子「かるかん(鹿児島県)」、夏野菜の王様ゴーヤを使った炒め物「ゴーヤチャンプルー(沖縄県)」などがあります。
皆さんがご存知の料理はいくつあったでしょうか

食材の地産地消や、伝統的な食文化を子供たちが受け継いでいくことを意識し、学校給食で郷土料理を出している自治体も多いようです

旅行や行楽に出かける際には、その土地ならではの郷土料理を知り、味わってみて下さいね

今回のレシピは、熊本の郷土料理「いきなり団子」をアレンジした「もちもちいきなり団子」をご紹介します。
「生のサツマイモをいきなり包んで団子にする」ことが名前の由来になっているのだとか。
サツマイモを包む生地をもちもち食感にアレンジし、蒸し立てはもちろん冷めてもおいしく頂けます。
ぜひお試し下さい


こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
大豆を加工した豆腐は、植物性のたんぱく質を豊富に含むと知られていますが、豆腐を加工した高野豆腐は、さらに多くのたんぱく質量を持っていることはご存知でしょうか?

大豆・豆腐・高野豆腐を比較してみると、100g当たりのたんぱく質含有量は高野豆腐が断トツで高いのです。
大豆(生):34g/
木綿豆腐:6.6g/
高野豆腐(乾燥):50.5g
大豆は、レジスタントプロテイン(レジスタントたんぱく質)という、消化されにくく、身体に吸収されにくい特性を持ったたんぱく質を含んでいます
レジスタントプロテインは、たんぱく質でありながら食物繊維によく似た働きをすることが知られており、腸内で吸収される前の悪玉コレステロールと結合して、体外に排出する作用があると言われています。
このたんぱく質は、一般的な豆腐より高野豆腐により多く含まれているため、健康増進のためにも高野豆腐を日々の料理に取り入れたいところ
しかし高野豆腐と言えば、「水で戻すのが面倒」、「レパートリーが少ない」など、敬遠されることもあるようです
そういった側面もありますが、最近の高野豆腐は水で戻しやすく、しっかり戻しさえすればふんわりとした食感の物が多いですよ。
そしてレパートリーは、定番の含め煮の他、スポンジ状の構造をパンに見立てて、スイーツにするのもおすすめ。
スイーツにアレンジするレシピも、様々な物が考案されているので、探してみると参考になると思います
そこで、私からの提案は「高野豆腐のフレンチトースト」です。
高野豆腐は温めた牛乳で戻し、甘い卵液をたっぷり吸わせて焼き上げます。
パンとは違ってグズグズになることはなく、しっかりとした食感のフレンチトーストが楽しめますよ
シロップ・ゆであずき・フルーツに粉砂糖などをトッピングして、カフェ気分のワンプレートにしてみましょう
高野豆腐の新しいおいしさを知れば、もうレパートリーが少ないなんて思えなくなりますよ

大豆を加工した豆腐は、植物性のたんぱく質を豊富に含むと知られていますが、豆腐を加工した高野豆腐は、さらに多くのたんぱく質量を持っていることはご存知でしょうか?

大豆・豆腐・高野豆腐を比較してみると、100g当たりのたんぱく質含有量は高野豆腐が断トツで高いのです。



大豆は、レジスタントプロテイン(レジスタントたんぱく質)という、消化されにくく、身体に吸収されにくい特性を持ったたんぱく質を含んでいます

レジスタントプロテインは、たんぱく質でありながら食物繊維によく似た働きをすることが知られており、腸内で吸収される前の悪玉コレステロールと結合して、体外に排出する作用があると言われています。
このたんぱく質は、一般的な豆腐より高野豆腐により多く含まれているため、健康増進のためにも高野豆腐を日々の料理に取り入れたいところ

しかし高野豆腐と言えば、「水で戻すのが面倒」、「レパートリーが少ない」など、敬遠されることもあるようです

そういった側面もありますが、最近の高野豆腐は水で戻しやすく、しっかり戻しさえすればふんわりとした食感の物が多いですよ。
そしてレパートリーは、定番の含め煮の他、スポンジ状の構造をパンに見立てて、スイーツにするのもおすすめ。
スイーツにアレンジするレシピも、様々な物が考案されているので、探してみると参考になると思います

そこで、私からの提案は「高野豆腐のフレンチトースト」です。
高野豆腐は温めた牛乳で戻し、甘い卵液をたっぷり吸わせて焼き上げます。
パンとは違ってグズグズになることはなく、しっかりとした食感のフレンチトーストが楽しめますよ

シロップ・ゆであずき・フルーツに粉砂糖などをトッピングして、カフェ気分のワンプレートにしてみましょう

高野豆腐の新しいおいしさを知れば、もうレパートリーが少ないなんて思えなくなりますよ


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
私たち日本人の主食・ご飯で作る「おむすび」・「おにぎり」
皆さんは、普段どちらの名前で呼んでいますか?
どちらの呼び名が正しいということはないのですが、意味合いにちょっとした違いがあるようです。

おむすびには、お互いを「結び合わせる」という意味や想いが込められています
日本では古来より、大地にそびえる山を神様に見立て、山の形をかたどった三角形のおむすびを食べることで、神様の力を授かる(神様と縁を結ぶ)と考えられてきました。
またおむすびは、両手をしっかりと結び合わせて作りますよね。
人の手でご飯を形作ることで、作り手の心が入り、おむすびに込められた真心が食べた人に伝わるのです
一方のおにぎりには、にぎり寿司など他の料理名にも使われるように、手で握って形作る、型に入れて成型するという意味合いがあります。
どちらの呼び名にしても、作り手の愛情が、食べる人に伝わりやすい料理だと私は思います
優しい気持ちで「おいしくなあれ!」と思いながら調理する、食べてくれる人の笑顔を思い浮かべて楽しい気持ちで作るなど、作り手の心が元気だと、料理も自然と元気な物になります
おむすび・おにぎりの作り方は色々ありますが、私がおすすめするのは以下の通り。
手をしっかり洗って、水が付いた状態でそのまま両手の平に塩をまぶします。こうすることで、水気と体温で塩がほど良く溶けるのです。
(手が冷えていると塩が溶けにくいので注意して下さい)
ご飯を適量片手にのせ、最初は丸くするようなイメージで両手を結び合わせます。ある程度固まってから三角形に成型すると、最初から三角を作ろうとするより簡単ですよ
お好みの具を用意して、色々作ってみて下さいね
私は、塩むすびに大きめののりを巻いて頂くのが一番好きです
さて今回は、「ニンニク味噌のおむすび」をご紹介します。
胚芽米と黒米を一緒に炊きこんで、いつものご飯をヘルシーに。
ニンニクの入ったおかず味噌が食欲をそそりますよ。
ぜひ作ってみて下さい

私たち日本人の主食・ご飯で作る「おむすび」・「おにぎり」

皆さんは、普段どちらの名前で呼んでいますか?
どちらの呼び名が正しいということはないのですが、意味合いにちょっとした違いがあるようです。

おむすびには、お互いを「結び合わせる」という意味や想いが込められています

日本では古来より、大地にそびえる山を神様に見立て、山の形をかたどった三角形のおむすびを食べることで、神様の力を授かる(神様と縁を結ぶ)と考えられてきました。
またおむすびは、両手をしっかりと結び合わせて作りますよね。
人の手でご飯を形作ることで、作り手の心が入り、おむすびに込められた真心が食べた人に伝わるのです

一方のおにぎりには、にぎり寿司など他の料理名にも使われるように、手で握って形作る、型に入れて成型するという意味合いがあります。
どちらの呼び名にしても、作り手の愛情が、食べる人に伝わりやすい料理だと私は思います

優しい気持ちで「おいしくなあれ!」と思いながら調理する、食べてくれる人の笑顔を思い浮かべて楽しい気持ちで作るなど、作り手の心が元気だと、料理も自然と元気な物になります

おむすび・おにぎりの作り方は色々ありますが、私がおすすめするのは以下の通り。

(手が冷えていると塩が溶けにくいので注意して下さい)


お好みの具を用意して、色々作ってみて下さいね

私は、塩むすびに大きめののりを巻いて頂くのが一番好きです

さて今回は、「ニンニク味噌のおむすび」をご紹介します。
胚芽米と黒米を一緒に炊きこんで、いつものご飯をヘルシーに。
ニンニクの入ったおかず味噌が食欲をそそりますよ。
ぜひ作ってみて下さい

