こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の麺料理と言うと、真っ先に思い浮かべるのは冷麺でしょうか?
実際は冷麺以外にも、麺類はバラエティに富んでおり、日本の「そうめん、そば、うどん」のような物があります。
韓国では、うどんのことを「カルグクス」と言います
カルは「包丁」、グクスは「麺」の意味で、ところてんのように押し出して作る冷麺とは違い、カルグクスは切り麺です。
カルグクスの歴史は古く、中国の唐時代に朝鮮に伝わり、普及したと言われています。
ただ、中国と違うところは、中国の麺は小麦粉だけを使用していたのですが、李氏朝鮮時代はそば粉を主原料に小麦粉を混ぜていました
現在は小麦粉のみとなっています。
麺の作り方は、小麦粉、塩、水をこねて細く切り分けます。
生地に卵を練り込む場合もあります。
スープは、煮干しや昆布で取っただし、または、牛肉や鶏肉で取った物を使用。
味付けはニンニク、薄口しょうゆ、塩が一般的です。
具は韓国かぼちゃ、きのこ、海鮮、スープに使った牛肉や鶏肉などが多いですね
また特徴的なのは、打った麺をスープにそのまま入れて煮込むこと。
小麦粉のお陰でとろみがつくため、アツアツが長く続きます
それでは、本日はちょっと目先を変えて「キムチうどん(キムチカルグクス)」のレシピをご紹介致します
こんにちは!
料理研究家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
新しい年になり、心機一転
「今年はこれをがんばろう!!」といった目標をスケジュール表のスタートページに毎年書き込み、勢いだけはある私ですが・・・
皆さんはいかがですか?
さて、そんな1年の目標話で盛り上がっていたとき・・・
「今年は食習慣を見直したいのよね」と言っていた友人がいました。
夫婦揃ってお酒好きのため、毎晩の晩酌がやめられず、どうしても夜食を取ってしまうことが習慣になってしまい、健康診断の結果に反映されてしまったとか・・・
確かに、食習慣(食事時間や好きな食べ物)はやめられなくなってしまう・・と言うことがありますよね。
例えば、夕食後の甘いデザート だったり、小腹がすいたときのつまみ癖だったり・・・
でも、食事はある程度自分の意志でコントロールできるので、「食習慣を見直そう!」と決めたら、一度に全部やろうとしないで、できるところから目標を立てて実践してみましょう。
小さな成功を積み重ねていくと、それがいつのまにか定着し、習慣化してきます。
例えば、夕食後のデザートがやめられないときは、カフェオレやココアなどのドリンク や果物など適度に甘みのある物に変えてみる
毎晩の晩酌がやめられないときは、おつまみを高カロリーな物からライトな物に変えてみるなどしてはいかがでしょうか。
最初はなんだか物足りなくて、つい手が出てしまいそうになるのですが、そこは少し我慢し、頑張ってセルフコントロールしましょう
慣れると物足りなさを感じなくなり、現状に満足できるようになります
これは、食時を取る時間にもあてはまります
間食をしてしまうと、どうしても食事時満腹になってしまい、決まった時間に必要な量を取ることができなくなります。
そして、真夜中などの変な時間帯に空腹になる・・といった悪循環に陥りかねません
1日3食、決まった時間に取るようにしましょう。
こうしてリズムのとれた食事をしていると、身体が軽くなり、より元気に毎日を過ごすことができるようになるはずです
さて、本日のレシピは根菜と厚揚げを組み合わせた「根菜のあったか煮込み」をご紹介します。
ココロもカラダも大満足の煮込み料理をぜひお試し下さい。
あけましておめでとうございます
管理栄養士/フードコーディネイターの吉田由子です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新年早々おめでたい空気に水を差してしまうようですが
今年は4月に消費税増税を控えていますね。
昨年からの食品の値上げに続く家計の大ピンチ です。
ですが、ピンチはチャンス
今こそ主婦の腕の見せ所ですよ
そこで、今回は『家計に優しい料理術』をご紹介します。
これは、豚ロース肉をタマネギのすりおろした物に漬けこんでいる様子です。
豚肉に塩・こしょうをしてそのまま焼くと身が縮んで固く焼き上がってしまうことがありますよね。
不思議なことに、タマネギのすりおろした物を肉の表面に塗り、30分以上おくと肉がとてもやわらかくなるんです
肉に含まれるたんぱく質は、多くの種類のアミノ酸が数珠つなぎになっています。タマネギには、このアミノ酸のつながりを切り離す作用のある「たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)」が含まれています。
プロテアーゼは、タマネギの他にもダイコンやショウガ、塩麹やヨーグルトなどにも多く含まれています。
また、パパイヤやキウイ、パイナップルなどのフルーツにも含まれています。
ゼラチンを使ったゼリーを作るときに、キウイを生のまま使うと固まらなくなってしまいますが、これもゼラチンのたんぱく質を分解してしまう酵素の働きによるものです。肉がやわらかくなるだけではなく、旨みや風味もアップするので、リーズナブルな肉でも味わい深い一品に変身します
野菜や果物の酵素を利用した『家計に優しい料理術』をぜひお試し下さいね
さて今回はそんな裏技を使った 『豚肉のシャリアピンステーキ』をご紹介致します。
やわらかく焼き上がる絶品レシピで、お子様から高齢者の方まで食べやすいと好評です。
ぜひお試しを
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
いよいよ今年も押し迫ってきましたね。
今年も例年と同じく、仕事の締切りや家のことなど、
やり残しや後悔がないようにしたいと慌ただしい毎日を過ごしています
そしておせち作りは、ここからが本番です
我が家ではいつも29日の夜に、数の子の塩抜きと、
黒豆をたっぷりの水に浸すことから準備が始まります。
例年作る物は決まっていて、下ごしらえの順番も同じです。
奇をてらう物もなく、毎年同じ物を作っていきます
娘たちと一緒に、あれやこれやとたわいもない話に笑いながら31日の夕方を目安に用意し、のし餅を切り、すべて終わったら夫が大晦日の夜に 包丁をといでくれます。
京都の名店【辻留】の2代目、料理人・辻嘉一さんがかつて家庭料理について仰っていたことがあります。
「家庭の料理は、日本料理にかぎって言えることは、なるべく平凡な料理をお作りになることを、おすすめ致します」
そして、能楽の奥義を例に用いながらこうも仰っていました。
「動きの少ない能楽のように、家庭料理も見た眼の変化を追い求めてはなりません。それよりも、気持ちよく、楽しく、おいしく頂くように心を込めて、お作り頂きたいのであります」
そう語られたのを読んだことがあります。
特別な趣向を凝らすことよりも、素材の持ち味や相性の組み合わせ、季節に応じた調理法と調味を大切にすること。
おせち料理を作るとき、いつもこの言葉を思い浮かべます。
最近ではおせち料理の購入がとても流行っているようですが、
すべてを作るのはちょっと大変と言うときは、市販のおせちに、自家製のお煮染めや紅白なます等を一品か二品添えるだけでも、ぐんと家庭の味わいが増しますよ。
さて本日は、手頃な材料で作れて、お酒のつまみにも、ご飯
のおかずにもなるレシピをひとつご紹介します。
野菜を巻いた『照り焼きチキンロール』です。
ぜひお試し下さい
今年も間もなく終わります。
1年間読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
皆様のご多幸を心からお祈りして。
良い年越しになりますように