2012年5月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
ここ数年、韓国旅行をする方が急増したと思います。
2泊3日もあれば、十分に楽しめる点が魅力ですよね
現地のお店でご飯を食べる際に、ちょっと気を付けたいのが食事のマナー。
日本とは、全く違った作法がいくつか存在します。
今日は、韓国の食事マナーのひとつをご紹介致します。
韓国料理は、必ずスプーンとお箸がセットになっています。
この点は、和食との大きな違いですよね?
スプーンはご飯とスープ用、お箸はおかずを食べるためのものです。
日本では、ご飯をお箸で食べるため、茶碗を持つのが当たり前ですが、韓国では器を持ちながらの食べ方は、お行儀が悪いとされています
その昔、貴族や王族の上流階級では、足の付いたお膳を使っていました。
お膳に高さがあったため、器を持つ必要がなかったのです。
また、金属製の器を使用していたために、熱いスープなどは手に持つことができませんでした。
逆に、身分の低い人たちは床の上に料理を並べていたので、器を持ちながらの食事でした。
お皿を持たない食べ方は、上流階級から生まれたものなのです。
韓国旅行のときは、意識して器を持たずに食べましょうね。
ご参考までに、韓国では鍋などを小さな器に取り分けて食べるという考えが、ほぼありません。
韓流ブーム以降は観光客が増えたので、取り皿を出してくれる店も多くなりましたが、基本的には食卓を囲んでいる全員が、各自のスプーンを鍋に入れて、そのまま口に運ぶのです。
日本人でこの食べ方ができるようになると、韓国ツウですよ
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
イチゴが、おいしい時期ですね!
毎年イチゴが出回る頃には、お菓子作りが楽しくなります
そんな我が家のお菓子作りに、かなりの頻度で登場するのがこちらの食材です。
今回のブログは、甘いスパイス「バニラビーンズ」についてご紹介します。
「バニラビーンズ」とは、ユリ科の植物の果実を熟成させたもので、黒いさや状をしています。
その姿からは想像がつかないような、甘い香りを持ったスパイスです。
以前は製菓専門店などでしか手に入らなかったのですが、最近は、スーパーなどでもスパイスのコーナーで手に入るようになり、ぐっと身近な食材になりました。
バニラの香り付けには、バニラエッセンスやバニラオイルなどがおなじみかもしれませんが、こちらは合成バニリンという人工的に作られたバニラの香りを付けたものです。
本格的なバニラの香りを楽しみたいなら、断然「バニラビーンズ」がオススメです。
バニラビーンズには、2通りの使い方があります。
まず、さやを包丁などで縦に割き、中の黒い種をこそげとり、クリームなどに加える方法。
また、種を掻き出したあとのさやを、牛乳などに加えて煮出す方法。
さらに、使い終わったあとの「バニラビーンズ」は、捨てずによく洗って乾燥させれば、また香りを楽しむことができます。
ビンなどの密封容器にグラニュー糖と乾燥させた「バニラビーンズ」を入れれば、甘い香りのバニラシュガーができあがります。
紅茶やお菓子作りに重宝しますよ。
今回は旬のイチゴと、バニラビーンズを使ったカスタードクリームたっぷりの「トライフル」をご紹介しています。
簡単なのにおもてなしにもピッタリの華やかさ!ぜひお試し下さいね
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
キッチンにあると便利な物って、キッチンツール以外にも、けっこうありますよね
本日のブログはそんな、意外に便利なものについて!
それは、「うちわ」なんです。
うちわってシーズンになると、駅前で配っていたり、お祭りに行くともらったりして、けっこう家の中に転がっていることも・・・。
でも、キッチンに置いておくと、意外と便利な代物なのです。
すし飯を作るときに使いますが、その他に青菜やいんげんなど青物をゆでたときにも大活躍
小松菜や絹さやなどをゆがいたあとに、色止めのために水に取りますが、水に取ってしまうと、栄養が逃げやすくなってしまい、水っぽくなってしまうので、調味料のからみが悪くなる・・・ということも
そこで、ゆであがった野菜類を水に取らずに、ザルなどにあげて、うちわであおいで冷ましてみて下さい。
色もしっかりとキープされ、味もとってもおいしく仕上がります
水に取らない分、予熱でやわらかくなるので、ゆですぎにはちょっと注意して下さい。
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
週末に時々、ホットプレートを出して、家族みんなでお好み焼きやもんじゃ焼きを焼きます。
ワイワイ騒ぎながらの食事は、本当に楽しいものですね
もんじゃ焼き、と言うと、我が家のだんなさまが主役。
その理由は、彼の出身地!
今や「もんじゃストリート」なるものも登場し、もんじゃ焼きの聖地
のようになった東京・月島出身なんです
子どもの頃は、もんじゃ焼きがおやつだったそうで、愛着もひとしおのようです
もんじゃ焼きは、元々駄菓子屋さんで食べたそう。
数十円で食べられたと言い、駄菓子屋さんに鉄板があるのが当たり前だった、と言うのですから、土地柄だなあと思います。
さてこのもんじゃ焼き、キャベツと薄く溶いた薄力粉が主な材料という、とても経済的な(笑)食べ物です
ここに我が家は、ベビースターラーメンを最後にふったりします。皆さんおなじみの、あの駄菓子です。
これが、もんじゃのやわらかさにカリカリ食感が加わって、なかなかの美味!おすすめです。
ベビースターラーメンがないときは、チキンラーメンを砕いてもOK。
というわけで、今回は我が家のもんじゃ焼きのレシピをご紹介します。
週末、ぜひご家族で楽しんで下さいね!