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また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

2018年2月の記事

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

最近の韓国では、日本食の人気が高まっていますyes
かつては、日本の大手飲食チェーン店が韓国に進出しては撤退するのを繰り返していましたが、ここ数年は定着することが増えているようです

その理由は、訪日する韓国人が急増し、日本食のおいしさが広く知られるようになったから。
日本ならではの食材や食品を、ソウルのスーパーで見かけるようになりました。
代表的な物は「納豆」です。

韓国のキムチと同様に、世界五大健康食品に選ばれた日本の納豆は、韓国で購入すると日本の3倍以上の値段ですが、健康ブームに乗って買い求める人が増えています


実は韓国にも、大豆を発酵させた「チョングッチャン(清麹醤)という食品があります。
作る工程や見た目が納豆に似ていますが、発酵させる菌や入っている調味料が違いますbroken heart

納豆は、ゆでた大豆に枯草菌の一種である納豆菌をふりかけ、40℃前後に保温し、1〜2日置いておくと発酵が進んで完成。
納豆の材料は大豆と納豆菌のみです。

チョングッチャンは、ゆでた大豆に数種類の枯草菌を加え、40℃前後に保温して2〜3日発酵させます。
そのあと、軽くつぶして粉唐辛子、塩、ニンニクなどを混ぜ合わせて完成です。


軽く味付けしてそのまま食べる納豆とは違い、チョングッチャンは鍋料理(チゲ)に使います。濃い味が付いているため、日本の味噌のような感覚ですね
納豆よりもニオイが強く、煮込むことで旨みが増します。
韓国人でも好き嫌いが分かれるチョングッチャンチゲですが、発酵食品の魅力が最大限に活かされた一品と言えます

韓国には、伝統食品の作り手を国が認定する名人制度があり、チョングッチャン名人の方もいらっしゃいますよ。それ程、伝統的な食品でもあるのです

日本ではあまり知られていないチョングッチャンですが、韓国の方は納豆とチョングッチャンをうまく食べ分けているそうです。
日本でも韓国でも、発酵食品は奥が深いですね。

さて、本日ご紹介するのは「きな粉納豆ビビンバ」です。
日本では和菓子に使われることが多いせいか、ご飯にきな粉を混ぜ込むなんて?と不思議がる方もいらっしゃることでしょう。

砂糖が入っていないきな粉は、すりゴマをふりかけるのに似て、風味がプラスされて香ばしくなりますよ。
納豆にピリ辛のたれを添えて、チョングッチャン風にアレンジしました。
ぜひ一度お試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」できな粉納豆ビビンバのレシピをチェック!

本田 朋美先生

こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

今年もバレンタインの時季がやってきました
どんなチョコのお菓子を作ろうか、どんなチョコレートを買おうかと、思いを巡らせている方も多いかも知れませんね

チョコレートの原料と言えばカカオ豆ですが、同じくカカオ豆から抽出できる素材に「ココア」があります。
冬の定番ドリンクとして人気のココア
香り高くこくのある味わいは、身も心もほっとさせてくれますよね。
今回は、冬においしい「ココア」についてご紹介します。


mailチョコレートもココアも、どちらも原料は同じカカオ豆。
途中までは双方とも同じ工程で作られます。
加工工場に運ばれたカカオ豆は、まず砕かれて外皮などが取り除かれ、焙煎することでカカオ豆独特の味が引き出されます

これをすり潰したものが「カカオマス」
カカオマスには「ココアバター(脂肪分)」が多く含まれているため、ドロドロとした状態です。
このあとの加工で、ココアバターの含有量が、チョコレートとココアの違いを生むポイントとなりますenlightened

チョコレートは、カカオマスにさらにココアバターを追加し、ミルク、砂糖を加えて、長時間練り上げて作ります。

一方のココアは、カカオマスから一定量のココアバターを分離させ、このときにできるココアのかたまりを細かい粒子まで砕いた物が「ココアパウダー(純ココア)」。
これに砂糖や乳糖を加え、飲みやすくした物を「調整ココア」と言います。

ココアの主な成分は、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、カカオポリフェノール、テオブロミンなど。
ミネラル類には、日本人に不足しがちな亜鉛や、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム、骨を作るカルシウムやマグネシウムなどが含まれています。

また、「カカオポリフェノール」は抗酸化作用が注目されており、生活習慣病の予防やアンチエイジングなど健康や美容のために、積極的に取り入れている方も多いようですね

スーパーなどの店頭で売られているココアは調整ココアが一般的で、牛乳やお湯で溶くだけで簡単にココア飲料を作ることができます

一方、ココアパウダー100%の「純ココア」は、甘さやカロリーが気になる方にピッタリ
ココアドリンクの濃さを調整したいときや、様々なアレンジを加えたいときにも、純ココアがおすすめです。マシュマロやきな粉、黒糖、ジンジャー、甘酒など、加える食材次第でいろいろなココアドリンクが楽しめますよ

今回のレシピは、ココアパウダーと切りもちを使った「チョコバナナ大福」をご紹介します。
和スイーツの大福をチョコとバナナで洋風にアレンジ。
バレンタインデーに手作りするチョコ菓子のひとつにいかがでしょうか。
ぜひお試し下さいね



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でチョコバナナ大福のレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。

もうすぐバレンタインデーですね
この時期が来ると、至るところでチョコレートが陳列されて、華やいだ売り場の雰囲気にウキウキします

スーパーで売っている定番のチョコレート菓子も、バレンタイン仕様になっていて可愛らしいですねno
チョコレート専門店で限定販売されるチョコレートは、宝石箱みたいで、眺めているだけで心が躍ります

とは言え、主に油分と糖分でできているチョコレートは、カロリーが気になるところ
カロリーを気にせず、お腹いっぱいチョコレート菓子が食べたいと思いませんか?
そんなときは、生おからとココアパウダーの出番ですyes


生おからを使うメリットは2つ。
カロリーダウンと、食物繊維をはじめとする栄養素の摂取です!

ご存じの通り、生おからは大豆から豆乳を絞った残りなので、大豆の栄養分が結構残っています。
生おから100g中に11.5gの食物繊維を含み、この数値はなんとゴボウの2倍!

その他、カルシウム、タンパク質、オリゴ糖、イソフラボンも多く含み、小麦粉を生おからに置き換えるだけで、ヘルシーな効果がいっぱいなのです

そして、チョコレートではなくココアパウダーを使うことで、さらに大幅なカロリーカットが可能。

そこで今回は、生おからとココアパウダーで作る「生おからのブラウニー」をご紹介します。
チョコレートを使わなくても、水分を多く含む生おからが、ブラウニーをしっとりした食感に仕上げてくれます
生おからの本領が発揮されるのは、焼きたてよりは冷えてから。
あら熱が取れると、生チョコみたいな食感を楽しむことができますよ

ちなみに、生おからはあまり日持ちしないため、調理する当日に買うか、買った物を一旦冷凍保存して、解凍した物を使いましょうenlightened

ぜひ作ってみて下さいね



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で生おからのブラウニーのレシピをチェック!

江戸野 陽子先生

こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。

ハチミツやメープルシロップなど、液状の甘味調味料を料理に使う方も多いかと思います。
固形の物と違って、料理に溶け込みやすいので、あると便利ですよね

私もどちらかはキッチンに常備していますが、切らしている場合は、手持ちの砂糖でシロップを手作りします


作り方はとても簡単
砂糖1カップと水3分の1カップを鍋に入れ、弱火で煮溶かすだけで、大さじ10杯程のシロップになります。

私のお気に入りは、自然な甘さがおいしいてんさい糖のシロップですが、砂糖は黒砂糖やきび砂糖などお好みの物でOKです

ベースのシロップを作って、料理にいろいろ応用するのがおすすめyes
例えば、混ざりやすい性質を利用して、ベジタブルジュースやフルーツジュースなど冷たいドリンクを作るとき、ちょっとした甘みをプラスするのに便利です

また、レモン・ダイコン・ショウガなどをシロップに漬けておくと、それぞれの食材の風味が味わえるシロップができあがります。

特にダイコンやショウガは、かぜを引きやすい季節に重宝しますよ
喉がイガイガしたときや、ぞくっとした悪寒など、かぜの前触れを感じたら、風味付けしたシロップをお湯で割ったドリンクで養生して下さいね。

その他、シロップではありませんが、純ココア大さじ4と砂糖大さじ5、水4分の1カップを鍋に入れ、弱火で練ると、とろっとしたココアペーストになります。

温かい飲み物が恋しくなる寒い冬は、このペーストを作っておくと、温めた牛乳を注ぐだけでおいしいホットココアができるので、こちらもおすすめですよ

さて今回のレシピは「ソテーリンゴのシロップ煮」をご紹介します。
ソテーしたリンゴをショウガのシロップで煮た、ナチュラルスイーツ。
温かいリンゴのおやつは、リラックスしたいひとときにぴったりなので、作ってみて下さいね。



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でソテーリンゴのシロップ煮のレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

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