料理家の先生がつづるお料理ブログ

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「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

豆乳ヨーグルトと卵で、ふわふわでしっとりしたヘルシースフレケーキを作ってみませんか。
今回の料理ブログで紹介するように、豆乳ヨーグルトはスイーツ作りにも活躍します。
クリームチーズを使っていないのにチーズが入っているような仕上がりで、しかもヘルシー。ぜひ注目して頂きたいところです。

豆乳ヨーグルトのスフレケーキは、卵のまろやかさの中に、じんわりと豆乳とヨーグルトの風味があって、口の中でふんわりと溶けていくような味わいです。
焼きたてはふわふわでほかほか、冷やすとしっとりとなめらかになるので、2回楽しめます。

低カロリーで大豆由来の栄養が含まれている豆乳ヨーグルトですが、生乳のヨーグルトと比べるとどう違うかご存じでしょうか。簡単に解説しますと…。

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●生乳のヨーグルト
生乳に乳酸菌をプラスして発酵させた物。真っ白な色合いで、とろとろとやわらかめの食感。メーカーにもよりますが、しっかりと酸味が感じられる味わいです。100g当たりのカロリーは60-70kcalです。

●豆乳のヨーグルト
豆乳に乳酸菌をプラスして発酵させた物。濃いクリーム色で、硬め。酸味は控えめで、豆乳だと気になる大豆の風味も抑えめ。
腸内環境を整えるのに役立つ大豆オリゴ糖や、肌や骨の健康をサポートする大豆イソフラボンなどの成分が豊富。通常のヨーグルトと比較しても低カロリー・低糖質なうえに、コレステロールはゼロ。100g当たりのカロリーは49kcalほどです。

こうして比べてみると、低カロリーで、大豆由来の栄養が豊富なことが分かりますね。

さて、豆乳ヨーグルトも色々ありますが、ケーキを作るときはプレーンで無糖の物を選びましょう。
豆乳ヨーグルトも、ヨーグルトから乳清(ホエイ)とよばれる液体が分離していると思いますが、レシピではこの液体部分は使用せず、固形分のみを使います。

ちなみにコーヒーフィルターなどを使って、ヨーグルトからホエイを取り除くと、豆乳ヨーグルトがチーズクリームのようになって、これもまたおいしいです。

材料が揃いましたら、あとは混ぜて焼くだけです!
スフレケーキは、天板にお湯を張って蒸し焼きにして作ります。
オーブンの温度が高すぎると、表面が割れてしまうので、前半は高温で焼き、一度蓋を開けて冷ましてから中温で焼いて作ります。

ふわふわな食感の中に、ほんのりと香る大豆のやさしい風味をぜひ味わい下さい。

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レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で豆乳ヨーグルトのスフレケーキのレシピをチェック!

江戸野 陽子先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

今回の料理ブログでは、クァベギについてお話します。
コリアンタウンがある東京の新大久保では、2022年から韓国ドーナツのクァベギがブームとなっていて、特に女子高生の間で大人気です。

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クァベギは正確に言うと、ツイストドーナツのことで、昔ながらのクァベギは粉砂糖がまぶしてあります。

生地は元々小麦粉がベースでしたが、近年ではもち粉をブレンドした物が増えました!

韓国には日本と同じで大手のドーナツチェーン店がたくさんありますが、クァベギは昔ながらのパン屋や専門の屋台で買い求めることができるので、とても身近な間食なのです。

ですので、屋台文化が発達している韓国では、学校帰りの学生たちがクァベギで小腹を満たすことも。

そのクァベギが2021年に韓国で大流行!それは昔ながらのシンプルなクァベギとは異なり、生クリームやチョコレート、クリームチーズにフルーツやナッツなどをトッピングした物がカフェスイーツとして登場し、SNSの影響力もあって、またたく間に話題になったのです。

そして、韓国の流行にアンテナを張っている日本の飲食店が、同様のクァベギをカフェメニューにしたことで、新しい物が好きな日本の女子高生たちの目に留まりました。

また大手のパンメーカーまでもクァベギを商品化したほどですから、流行の度合いがうかがえますね。

私も何度か新大久保で食べたことがあります。生地はもち粉が入っているだけに、もっちりしていながら食べ口は軽く、見た目ほどお腹にたまらないです。トッピングもバラエティに富んでいるので、友だちと違う物を注文してシェアして食べると楽しさ倍増です。

またお店で食べて、自宅でも作ってみたいと思う方もいらっしゃるようですね。そこで、最後に『韓国ツイストドーナツ(クァベギ)』レシピをご紹介致します。

トッピングはシンプルに昔ながらのグラニュー糖にしていますが、皆様はお好きにデコレートされたらおもしろいと思います!

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本田 朋美先生

こんにちは!管理栄養士 吉田由子です。
今回の料理ブログは、2019年頃からブームになっている「ピスタチオ」についてご紹介します。

2月のメインイベントと言えばバレンタインデーですね!
色とりどりのチョコレートは、まるで芸術品のよう。見ているだけで幸せな気分になりますね!
チョコレートと言えば、最近、抹茶とは少し色味が違う鮮やかなグリーンのチョコレートやスイーツを良く見かけませんか?

この緑色の正体は、こちらの「ピスタチオ」というナッツです。

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【ピスタチオの特徴】
ピスタチオは、鮮やかな緑色の実が特徴的なナッツの一種です。
この鮮やかな緑色はピスタチオグリーンと呼ばれ、内部まで緑色が濃い物が良質なピスタチオとされています。
ピスタチオの主な生産国はアメリカ、イラン、トルコなど乾燥地帯で多く栽培されています。
ピスタチオはぶどうの房のような形に実り、実が熟すと自然に割れて画像のように中のナッツが見えるようになります。割れた殻の間からナッツが見える様子が笑っているように見えることから「ハッピーナッツ」と呼ばれることもあるそう。

【ピスタチオの栄養価】
ピスタチオの主成分は脂質で、オレイン酸という良質な脂肪酸が多く含まれています。
また、ビタミンB群やカリウム、鉄分、食物繊維などもバランス良く含まれているため、血行を促進して冷え性の改善やむくみ予防、便秘予防にも効果が期待できます。

ピスタチオの鮮やかな緑色の正体は、β-カロテンとルテインという成分です。抗酸化作用があるため、肌の細胞を若々しく保ち、新陳代謝の良いハリのある肌を保つ効果が期待できます。
このように、健康や美容に良い成分が多く含まれていることからピスタチオは別名「ナッツの女王」と呼ばれています。

ただし、ピスタチオは主成分が脂質なのでカロリーは高めです。また、ピスタチオに含まれている食物繊維は摂りすぎると消化に時間がかかり、腹痛など消化器系のトラブルの原因となるため、1日に25g(40粒程度)までにしましょう!

【ピスタチオの食べ方】
ピスタチオは硬い殻が付いていますが、殻には酸化を防いで風味を守ってくれる役割があるため食べる直前にむきましょう。殻の割れ目の隙間に指を入れると簡単に中の実が取れますが、隙間が狭くて指が入らないときには、別のピスタチオの殻を隙間に差し込んで殻をねじるとテコの原理で簡単にむくことができます。

ピスタチオはお菓子の材料の他にも、おつまみとしてそのまま食べてもおいしいですし、サラダのトッピングやペーストにして前菜やパスタなどのお料理に使うのもオススメです。

今回のレシピは、ピスタチオを使ったギルトフリースイーツ「ブリスボール」をご紹介します。  
「ギルトフリー」とは、「guilt(罪悪感)がfree(ない)」=罪悪感がないという意味の造語です。
カロリー控えめのスイーツや人工的な保存料や着色料を使わない食品、脂質や糖質控えめの食品などを指し、海外の健康や美容志向の高い方々の間で人気となり、数年前から日本にも広がりつつあります。

「ブリスボール」とはオーストラリア発祥のお菓子でドライフルーツやナッツなどの自然素材をベースにして作る新感覚スイーツです。ぜひお試し下さい。

出典:
文部科学省食品データベース
https://fooddb.mext.go.jp/(2023.1.15)
「日本食糧新聞」ホームページ
https://news.nissyoku.co.jp/column/ogura20211106
「神戸税関」ホームページ
https://www.customs.go.jp/kobe/boueki/topix/r03/
2021_2pistachio.pdf
(2023.1.15)

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吉田 由子先生

昨今、大豆由来の肉や植物性食品をベースとした食材をスーパーで見かけることが多くなりました。本日の料理ブログは、今、注目のプラントベースな食生活と、白いんげん豆や野菜をふんだんに使用した栄養価が高い具沢山スープをご紹介したいと思います。

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菜食主義の中でもヴィーガンは厳格な完全菜食主義、ベジタリアンは菜食主義と区別されており、ベジタリアンの中には動物性食材のうち魚のみ食べるペスカタリアン、卵、乳製品は食べるオボラクトベジタリアンなど摂取する食材によって分けられています。
プラントベースとはプラント=植物 ベース=土台を組み合わせた言葉で、植物性食品中心の食事を意味します。必ずしも動物性食品が入っていないわけではありませんが、基本的に、穀類、野菜類、果物類、種実類、海藻類を中心に食べ、肉や魚などは食べません。

プラントベースで食生活を行うメリットは様々ありますが、一番は腸内環境の改善ではないでしょうか。美肌作りや健康作りに欠かせない腸活。食べ物が大きくかかわってくるため、何を食べるか?はとても大切な要素です!
腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌といろいろな菌が混在し、バランスを取りながら腸内フローラを形成しています。
善玉菌が優勢になれば、腸内は良好に保たれている状態のため、善玉菌をいかに増やすか?がポイントとなります。
腸内の善玉菌を増やすには、ヨーグルトや発酵食品など善玉菌を含む物を「摂る」方法と善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを摂り、善玉菌を「育てる」方法があります。プラントベースでは野菜・果物・穀類・海藻・発酵食品が基本の食となるため、2つの方法を同時に行うことができることから、腸活にぴったりの食生活と言えるでしょう。
貴重なタンパク源でもある肉類ですが、脂肪分も多く含んでいることから、カロリーやコレステロールが高いという厄介な性質をもっています。
そのため肉食中心の生活をすると腸内環境が悪化しやすくなり、動脈硬化などの病気を引き起こしやすくなってしまうのです。

野菜や穀類が中心のプラントベースですが、貴重なタンパク源となるのが、豆類です。
栄養価が高く、保存も利く豆類は古くから世界各国で食べられ、豆を使った郷土料理は数多く存在します。
乾物のまま購入し、一度にゆでて、冷凍保存をしておけば、使いたいときにいつでも使えますし、調理が面倒な場合は蒸煮や水煮などで下ゆでした物が売っているので、ストック食材として購入しておいても良いですね。
サラダやスープなど、ちょっと物足りないなというときに豆を入れると満足度のある一品に仕上がります。

体を作る上では肉や魚などの動物性食品は必要な物ですが、食べすぎはNGです。
動物性食品(アニマルベースフード)の摂取が多いなと感じたら、プラントベースの食に切り替えてリセットすると体が軽くなりますので、たまのリセット食をプラントベースにしてみてはいかがでしょうか?

本日ご紹介するレシピは白いんげん豆を使った具沢山の食べるスープです。
サフラン風味がほのかに香ります。
煮込むだけで作れるので、忙しいときでも簡単に作れます。ぜひ、作ってみて下さい。

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レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で白いんげん豆のサフラン風味スープのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

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