2012年4月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
我が家は4月から日々のお弁当がひとつ増え、作り置きおかずもちょっと増量
作り置きおかずは、主菜と副菜が1種類ずつあるだけでもかなり便利で、朝の時間を楽にしてくれます
お弁当に入れるお総菜は、少し味を濃いめに、とよく言われます。
冷めていると、ちょっと薄味に感じたり、塩分や糖分の度数が高い方が食材を傷みにくくするため。
でも、同じような味付けでは飽きてしまいますよね〜
我が家の作り置きおかずで活躍するのは、ハーブやスパイスといった香辛料。
香りって、冷めても飛びにくいので、薄味でもおいしく頂け、味のバリエーションを広げてくれます。
それに、辛味などは食材を傷みにくくする効果もあるのだとか。
至れり尽くせりです
今回は、我が家の作り置きおかずの定番の中から、粒マスタードを使った肉料理、「ハニーマスタードポーク」をご紹介します。
ブロック肉を切り分けて作ると、おいしさ倍増。ぜひお試し下さいね
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国には毎月14日に、恋愛にまつわる記念日があります。
2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーは日本と同じですね。
さて、4月14日は何の記念日だと思いますか?
「ブラックデー」と言い、恋人がいない人たちの記念日です。
バレンタインデーやホワイトデーが恋人同士の記念日なのに、ブラックデーは相反する一日ですね
4月14日は恋人不在で暗い気持ちの仲間たちが集まり、黒いジャージャー麺を食べて慰め合います。
人によっては黒い洋服を着て、この日はブラックコーヒーしか飲まないという徹底ぶり。
とはいえ、食事会が合コンの場になることもあり、この日の出会いがきっかけに付き合い始めるカップルもいるんですね
ところで、韓国のジャージャー麺の歴史をご存じでしょうか?
今から約100年前。貿易のために仁川(インチョン)を訪れた中国人から、ジャージャー麺が韓国に伝わりました。
しかし、中国風の味付けが韓国人には受け入れられず・・・。
そこで韓国人向けにお店が開発したところ、庶民の味として全土に広まり、今や国民の人気食となりました
ジャージャー麺は出前料理の代名詞であり、韓国人で嫌いという方は、ほとんどいないと思います。
それだけに、4月14日のブラックデーでは、国民食が恋人のいない寂しさを癒してくれるのでしょう。
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
キッチンツールって、本当に必要な物と一瞬便利そうだけれど、買ってみたらあれれ??? っという物と様々ですよね
市場調査をかねて、駅地下のキッチンストアーを見ていたのですが 、いやーーほんと可愛くって、便利そうなキッチンツールがたくさん
買う気がなくても、ついつい手がのびてしまいます
たくさんあるキッチンツールですが、実は本当に使い勝手が良い物って、定番の物だったりするんですよね
ひとつで意外と応用がきき、「これひとつで済んじゃった!!」ということも。
そんなキッチンツールのひとつが、網じゃくし。
定番の使い方は、揚げ物の際の揚げカス取りですが、揚げた物をバットに移す前の、油切りのときにも便利です
残った油を容器に移すときの、こし器としても使えたり、揚げ物をするときには、フル活用しています
ただ、揚げ物で使ってしまうと、どうしても油っぽくなってしまうので、揚げ物用とそうでない物用で、分けたほうがいいかも
いろいろな物を購入するときの、私のオリジナルルールですが、便利そうって思っても一瞬考えて、応用できるかどうかを検討してから購入することにしています
あれもこれもと買ってしまうと、結局、使わない物でキッチンがいっぱいになってしまうので、物を必要以上に増やさないようにしています
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
花粉が飛び交う季節、真っ盛りですね
今年は昨年よりも花粉の飛散量は少ないそうですが、花粉症の方にはつらい季節ですよね・・・
ましてや屋外でプレーをするスポーツ選手にとっては、パフォーマンスを下げる原因ともなり、深刻ですよね。
さて、昨年の9月より月に1度、スポーツ栄養の知識とレシピをご紹介しています。
今回のブログは、花粉症の季節のタンパク源としておすすめの食材「カツオ」をご紹介します。
普段から、アスリートの皆さんは、タンパク質をしっかり摂る食事を意識していると思いますが、実は、高タンパク高脂肪の肉類が、花粉症を悪化させる原因となっていることをご存じでしょうか!?
タンパク質は、摂りすぎると免疫機能が過剰に働き、症状がひどくなってしまいます。
特に、肉類などの脂身に含まれる脂肪酸は、アレルギーを悪化させる物質をつくる元となってしまいますので、花粉症をお持ちの方は、ササミなどの低脂肪な肉類や、カツオやサバなどの青魚を中心にタンパク質を摂ることをおすすめします。
青魚に含まれる不飽和脂肪酸であるDHAやEPAは、アレルギーの症状を抑えてくれる効果も期待できるので特におすすめです。
また、アスリートの皆さんが花粉症のお薬を選ぶときには注意が必要です。
ドーピングで禁止されているものではないか確認すること、また、薬の種類によっては集中力や判断力が低下し、パフォーマンスに影響するものもありますので、必ず薬剤師さんに相談してからお薬を選ぶようにしましょう。
今回ご紹介しているレシピは、カツオに花粉症の鼻の症状をやわらげる効果があるという、ネギとショウガを使った「カツオの和風ステーキ」です。
つらい時期ですが、少しでも楽に過ごせますように