2014年6月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
いよいよサッカーの世界大会の予選が始まり、胸が高鳴りますね!
今回の開催地はブラジルですね 。
ブラジルと言えば、シュラスコ!
今から20年程前、 私が大学生の頃にシュラスコブームがありました〜。
串刺しのジューシーなお肉やパイナップルをその場でそぎ切りしてサーブしてくれる食べ放題スタイルは、エンターテインメント要素もあってレストランは連日大混雑でした。
肉バルや熟成肉などここ数年の肉ブームとの相性も良さもあってか、六本木などに新規店舗がオープンしたり、世界の朝ご飯をテーマにした人気カフェがブラジルにフィーチャーしたりと、最近またブラジル料理のブーム再燃 といった雰囲気が漂っています。
ブラジルは、原住民のインディオに加え、ポルトガルの植民地支配の流れを汲むラテン系民族、労働力として連行されたアフリカ系民族、フランスやスペイン、オランダの侵攻、国家政策によるイタリア人や日本人移民受け入れなど、様々な歴史背景から世界有数の多民族国家と言われています。
また、南米大陸の約半分を占める広大な土地に広がる中南米最大の国。
赤道が走り、大西洋にも面し、アマゾン川を配す一方で、ブラジル高原には山地や渓谷さらには山脈が連なる。自然と文化のどちらをとっても、その多様性を感じることができます。
肉 のイメージが強いブラジルですが、野菜料理の豊富さや
川魚 が主菜の地域もあり、食生活にはそれが反映されていて本当にバラエティ豊かな食文化を持つ国なのです。
私たちが知っているブラジルは、きっとほんのわずか。
ブーム再燃できっと新たなブラジル料理に出会えることでしょう。ワクワクしますね!
さて今回はブラジルの代表的な煮込み料理「フェイジョアーダ」をご紹介します。
肉や豆をよく煮込み、ごはんなどと一緒に頂きます。日本人の口にも合う一品です、ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
近年では交通の発達に伴い、首都ソウルで韓国全土の料理を食べることができます。
とは言え、郷土料理は地産地消の庶民の味ですよね。
私自身、時間を見つけては地方に出かけ、その土地の料理を味わうようにしています。
ここ数年は地方料理の魅力に取り憑かれたと言っても過言ではありません
唯一、朝鮮半島の北側を訪れることだけは難しいのですが、私の師匠が開城(ケソン)出身のため、昨年から今年にかけて平安道(ピョンアンド)の郷土料理を学ぶ機会に恵まれました。
平安道で一番有名な料理と言えば、「冷麺」が挙げられます。
1849年に出た書籍「東国歳時記」で、平安道の名物料理として紹介されています。
冷麺は、今でこそ韓国でもよく食べられていますが、朝鮮戦争をきっかけに北側に暮らしていた方たちが南に渡り、それに伴い冷麺が韓国全土に広まりました。
平安道料理の特徴は、全体的に薄味であまり辛くありません。
おいしくてボリュームがあることを重要視しています
気候が寒いため脂っこい肉料理が好まれ、牛肉、豚肉、鶏肉、きじ肉料理が豊富
冷麺は牛肉ベースのスープが定番ですが、平安道はきじ肉のスープを使うこともあります。
また、畑が多いので緑豆や大豆を使った料理もたくさんあります。
平安道にはクッパに似た「温飯(オンバン)」があり、これは、肉のクッパに緑豆のチヂミ(ピンデトク)をのせた物で、料理を仕上げるまでに、半日もかかります。
特に緑豆の下処理に手間がかかるので、もともとは王様や貴族の料理によく使う食材だったそうです。
緑豆チヂミは別名「貧者餅」とも言い、庶民の食べ物でもあったとも伝えられています。
韓国ではよく食べられている物で、かつ、上述以外で、平安道の代表的な郷土料理と言えば、スンデ(腸詰め)、コンビジ(つぶした大豆と豚肉の煮込み)、タッチュク(鶏粥)、コンクク(豆乳スープ)、薬食(ヤクシク)などがあります。
いつか本場で食べてみたい物ばかりですね
それでは、本日は平安道の郷土料理である「丸餃子」をご紹介致します。
餃子と名前が付いていますが、皮を使わず肉団子に小麦粉をまぶします。ふわっとした食感で、食べやすいですよ
こんにちは!
料理家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
「毎日作って、毎日食べられる、おうちご飯」
私のお料理のテーマでもあるのですが、
毎日作って=手軽に作れる
毎日食べられる=飽きがこない
おうちご飯=家庭料理作りは、私達主婦(主夫)にとって大切な仕事のひとつです。
食べている時間よりも作っている時間のほうが長いくらいキッチンに立っていることが多いのでは?と思います。
それ故に、家族全員が「おいしい 」と笑顔 で毎日の食事を楽しんでくれると嬉しいですよね
「また、これ??」「飽きちゃった・・・」っと言われてしまうとせっかく作っているのに本当にがっかりです
我が家の場合、週に1度宅配を頼んでいるため、ダイコンなら1本、ニンジン、ジャガイモなどがどっさりと届きます。
そのため、1週間、同じ野菜や食材を使っての料理になるので 、飽きがこないようにちょっとした工夫が必要となります。
まず、料理の種類に変化があるといいです
例えば、夕食の献立のテーマを洋食・和食・中華・その他のようにして、日替わりでローテーション組んで作ります
同じ千切り野菜のスープでも中華味と洋風な味では違った物になります。
添えるたれの味に変化を付けてもいいですね。
蒸した野菜とゆでた豚肉の盛り合わせを作った場合、味噌ベースのたれを添えたり、マヨネーズベースのたれを添えたり、ドレッシングやたれの味に変化を加えたりするだけで、ずいぶんと違います。
梅干し、ショウガ、大葉、ゴマなど、少し加えるだけで味に変化がある食材を加えるとひと味違った味わいに仕上がるので、こういった食材も活用しましょう。
それでは、本日のレシピ「チキンの梅味噌焼き」をご紹介します。
一口大にカットした鶏肉に、梅味噌をまぶして野菜と一緒にオーブンで焼くだけの簡単レシピです。
ぜひ、お試し下さい。
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
いよいよ、4年に一度のサッカーの祭典が開催されますね
お酒を片手に観戦するのを楽しみにされている方も多いのでは
そこで今回は、『健康的なお酒の飲み方』についてご紹介します。まずは一般的なお酒のカロリーをご紹介しましょう。
・ビール 並/1缶(350ml) →141Kcal
・ビール ロング/1缶(500ml) →202Kcal
・発泡酒 並/1缶(350ml) →159Kcal
・チューハイ 並 /1缶(350ml) →158Kcal
・日本酒/1合(180ml) →196Kcal
・ワイン/グラス1杯(120ml) →87Kcal
お祭りムードに水を差すようで申し訳ないのですが・・
商品によって差はありますので、あくまで目安ですが、どれも結構なカロリーがあることが分かりますよね。
ちなみに、健康的な1日のお酒の量は、日本酒で1日1合、ビールではロング缶1本(200Kcal程度)です。
飲みすぎないためには、飲む前に「今日はこれくらい」と量を決めておくと良いでしょう。
また、週に2日は「休肝日」を作る ことも忘れないようにしたいですね。 お酒によるさらなるカロリーオーバーの罠は、「食欲増進効果」です。
お酒の勢いで自制心が働かなくなっているところに、この食欲増進効果がとどめを刺し、無意識に飲んで食べて・・・となってしまいます。
さらに、お酒を飲むと肝臓でアルコールを代謝するときに糖質が必要になるため、身体がご飯や麺類などの糖質を欲するようになります。
「お酒のあとはラーメン 」となるのはこういった身体のサインが影響しているのかもしれません。
おつまみは、ナッツやサラミ、揚げ物など塩分や油分が多い物ではなく、野菜や海藻を使った物やお刺身、冷奴などがおすすめです。
特に、野菜や海藻には食物繊維が豊富に含まれていますので、よく噛む必要があり満足感が得られやすくお酒がゆっくりと楽しめます。また、お酒を飲む前に食物繊維が多いおつまみを食べてから飲み始めるのも身体に脂肪が付きにくい、おすすめの飲み方です。
そこで今回は、『野菜スティック〜ヨーグルトディップ添え〜』をご紹介します。
話題の水切りヨーグルトに、ニンニクを利かせた低カロリーなディップです。野菜スティックとお酒は相性抜群!ぜひお試しを