こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
これまでに様々な大豆製品のレシピを紹介してきましたが、今回は高野豆腐を使ってみたいと思います

高野豆腐を使った料理と言えば、味をしみこませた煮物が定番ですが、油で炒めたり揚げたりすることで、鶏肉に似た食感の料理も数多くあります。
畑のお肉とも呼ばれる大豆(製品)は、たんぱく質を多く含み、調理次第でお肉のような食感に変身するのですよ
そこで今回は、高野豆腐を鶏そぼろ風に調理します。
高野豆腐は、水切りした豆腐を凍結させ、凍った状態で熟成させたあと解凍し、水分が抜けてスポンジ状になった物をさらに乾燥させて作ります。
この製法で大豆の成分がより凝縮し、栄養豊富な保存食になるのです
感触や見た目がちょっと固いスポンジみたいな高野豆腐は、一般的に水で戻してから調理します。
グングンと水分を吸収して、ふっくらと膨らみ、もとの大きさから二回り程大きくなるのが浸水完了の目安

浸す時間は、10分もあれば芯まで水分が行きわたりますよ。
急いでいるときは熱湯を使ったり、電子レンジで温めながら戻したりできますが、熱くなると形が崩れやすくなるため、できればぬるま湯で自然に戻すと良いでしょう。
高野豆腐の水分を軽く絞って、料理に合わせた大きさに切ります。
今回はそぼろにするので、みじん切りにするか、フードプロセッサーにかけて下さいね
そして、鶏そぼろ風にするポイントは炒め方
高野豆腐の水分はしっかり飛ばして、焼き目を付けましょう。
最初はふわふわの高野豆腐も、時間をかけて加熱していくことで、身がキュッと引き締まって、鶏そぼろのようになります。
ただし食感が似ているだけで、あくまで豆腐
なので、そのつもりで作ってみて下さいね
今回ご紹介する「高野豆腐そぼろの3色丼」は、お肉を使わずヘルシーなのに、食べ応えは十分。
高野豆腐そぼろは、作り方の基本を押さえて、他の料理に活用するのもおすすめですよ

これまでに様々な大豆製品のレシピを紹介してきましたが、今回は高野豆腐を使ってみたいと思います


高野豆腐を使った料理と言えば、味をしみこませた煮物が定番ですが、油で炒めたり揚げたりすることで、鶏肉に似た食感の料理も数多くあります。
畑のお肉とも呼ばれる大豆(製品)は、たんぱく質を多く含み、調理次第でお肉のような食感に変身するのですよ

そこで今回は、高野豆腐を鶏そぼろ風に調理します。
高野豆腐は、水切りした豆腐を凍結させ、凍った状態で熟成させたあと解凍し、水分が抜けてスポンジ状になった物をさらに乾燥させて作ります。
この製法で大豆の成分がより凝縮し、栄養豊富な保存食になるのです

感触や見た目がちょっと固いスポンジみたいな高野豆腐は、一般的に水で戻してから調理します。
グングンと水分を吸収して、ふっくらと膨らみ、もとの大きさから二回り程大きくなるのが浸水完了の目安


浸す時間は、10分もあれば芯まで水分が行きわたりますよ。
急いでいるときは熱湯を使ったり、電子レンジで温めながら戻したりできますが、熱くなると形が崩れやすくなるため、できればぬるま湯で自然に戻すと良いでしょう。
高野豆腐の水分を軽く絞って、料理に合わせた大きさに切ります。
今回はそぼろにするので、みじん切りにするか、フードプロセッサーにかけて下さいね

そして、鶏そぼろ風にするポイントは炒め方

高野豆腐の水分はしっかり飛ばして、焼き目を付けましょう。
最初はふわふわの高野豆腐も、時間をかけて加熱していくことで、身がキュッと引き締まって、鶏そぼろのようになります。
ただし食感が似ているだけで、あくまで豆腐


今回ご紹介する「高野豆腐そぼろの3色丼」は、お肉を使わずヘルシーなのに、食べ応えは十分。
高野豆腐そぼろは、作り方の基本を押さえて、他の料理に活用するのもおすすめですよ


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
2月はバレンタインデー関連で、お菓子を手作りする道具が店頭に並び、形が可愛いケーキやクッキーの型を見つけると、つい欲しくなってしまいます
ただ、勢いで購入したものの、1回しか使わなかった……。
場所も取るので収納場所に困る……
そんな経験はありませんか?

せっかく購入したからには、ケーキ以外の料理に使えると良いですよね
様々な型がありますが、オーソドックスな型なら応用しやすいため、ひとつ持っていると便利です
例えばパウンド型は、パウンドケーキを焼く以外に、野菜のテリーヌを詰めたり、押し寿司の型にしたりと、ひとつあると重宝します
定番の18cmサイズの他、少し小さめの型もあると、ちょっと人に贈りたいケーキ作りなどにも役立ちます。
プレゼント用に使い捨ての紙型も売っていますが、何度か作ることを想定すれば、使い捨てでない型を持っても良いと思いますよ
また、リング型やシフォン型のように真ん中が抜けている型は、料理を盛り付けるのに活用しましょう
例えば、クリスマスやホームパーティーなど、人が集まるときにあると素敵なリースサラダ
アルファルファのような他の食材に絡みやすい野菜と、お好みの葉物を組み合わせて型に入れます。
上からきゅっと押さえ、1〜5分おいて型から抜くと、リース型サラダが簡単に作れます
赤や黄色、濃い緑の野菜を飾れば、見た目も華やかに
同じように、ご飯を詰めてリング型にし、お好みの具材を混ぜたりのせたりしてデコレーションするのも楽しいですよ
そこで今回は、「サラダ風リングご飯」のレシピをご紹介します。
ご飯を型に入れるときは、くっついてしまうのを防止するため、型の内側にラップを張ると良いでしょう。
食材はいつもと同じでも、盛り付け方次第で違う料理になるので、ケーキ型を応用してみて下さいね

2月はバレンタインデー関連で、お菓子を手作りする道具が店頭に並び、形が可愛いケーキやクッキーの型を見つけると、つい欲しくなってしまいます

ただ、勢いで購入したものの、1回しか使わなかった……。
場所も取るので収納場所に困る……


せっかく購入したからには、ケーキ以外の料理に使えると良いですよね

様々な型がありますが、オーソドックスな型なら応用しやすいため、ひとつ持っていると便利です

例えばパウンド型は、パウンドケーキを焼く以外に、野菜のテリーヌを詰めたり、押し寿司の型にしたりと、ひとつあると重宝します

定番の18cmサイズの他、少し小さめの型もあると、ちょっと人に贈りたいケーキ作りなどにも役立ちます。
プレゼント用に使い捨ての紙型も売っていますが、何度か作ることを想定すれば、使い捨てでない型を持っても良いと思いますよ

また、リング型やシフォン型のように真ん中が抜けている型は、料理を盛り付けるのに活用しましょう

例えば、クリスマスやホームパーティーなど、人が集まるときにあると素敵なリースサラダ

アルファルファのような他の食材に絡みやすい野菜と、お好みの葉物を組み合わせて型に入れます。
上からきゅっと押さえ、1〜5分おいて型から抜くと、リース型サラダが簡単に作れます

赤や黄色、濃い緑の野菜を飾れば、見た目も華やかに

同じように、ご飯を詰めてリング型にし、お好みの具材を混ぜたりのせたりしてデコレーションするのも楽しいですよ

そこで今回は、「サラダ風リングご飯」のレシピをご紹介します。
ご飯を型に入れるときは、くっついてしまうのを防止するため、型の内側にラップを張ると良いでしょう。
食材はいつもと同じでも、盛り付け方次第で違う料理になるので、ケーキ型を応用してみて下さいね


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
最近の韓国では、日本食の人気が高まっています
かつては、日本の大手飲食チェーン店が韓国に進出しては撤退するのを繰り返していましたが、ここ数年は定着することが増えているようです
その理由は、訪日する韓国人が急増し、日本食のおいしさが広く知られるようになったから。
日本ならではの食材や食品を、ソウルのスーパーで見かけるようになりました。
代表的な物は「納豆」です。
韓国のキムチと同様に、世界五大健康食品に選ばれた日本の納豆は、韓国で購入すると日本の3倍以上の値段ですが、健康ブームに乗って買い求める人が増えています

実は韓国にも、大豆を発酵させた「チョングッチャン(清麹醤)」という食品があります。
作る工程や見た目が納豆に似ていますが、発酵させる菌や入っている調味料が違います
納豆は、ゆでた大豆に枯草菌の一種である納豆菌をふりかけ、40℃前後に保温し、1〜2日置いておくと発酵が進んで完成。
納豆の材料は大豆と納豆菌のみです。
チョングッチャンは、ゆでた大豆に数種類の枯草菌を加え、40℃前後に保温して2〜3日発酵させます。
そのあと、軽くつぶして粉唐辛子、塩、ニンニクなどを混ぜ合わせて完成です。
軽く味付けしてそのまま食べる納豆とは違い、チョングッチャンは鍋料理(チゲ)に使います。濃い味が付いているため、日本の味噌のような感覚ですね
納豆よりもニオイが強く、煮込むことで旨みが増します。
韓国人でも好き嫌いが分かれるチョングッチャンチゲですが、発酵食品の魅力が最大限に活かされた一品と言えます
韓国には、伝統食品の作り手を国が認定する名人制度があり、チョングッチャン名人の方もいらっしゃいますよ。それ程、伝統的な食品でもあるのです
日本ではあまり知られていないチョングッチャンですが、韓国の方は納豆とチョングッチャンをうまく食べ分けているそうです。
日本でも韓国でも、発酵食品は奥が深いですね。
さて、本日ご紹介するのは「きな粉納豆ビビンバ」です。
日本では和菓子に使われることが多いせいか、ご飯にきな粉を混ぜ込むなんて?と不思議がる方もいらっしゃることでしょう。
砂糖が入っていないきな粉は、すりゴマをふりかけるのに似て、風味がプラスされて香ばしくなりますよ。
納豆にピリ辛のたれを添えて、チョングッチャン風にアレンジしました。
ぜひ一度お試し下さい

最近の韓国では、日本食の人気が高まっています

かつては、日本の大手飲食チェーン店が韓国に進出しては撤退するのを繰り返していましたが、ここ数年は定着することが増えているようです

その理由は、訪日する韓国人が急増し、日本食のおいしさが広く知られるようになったから。
日本ならではの食材や食品を、ソウルのスーパーで見かけるようになりました。
代表的な物は「納豆」です。
韓国のキムチと同様に、世界五大健康食品に選ばれた日本の納豆は、韓国で購入すると日本の3倍以上の値段ですが、健康ブームに乗って買い求める人が増えています


実は韓国にも、大豆を発酵させた「チョングッチャン(清麹醤)」という食品があります。
作る工程や見た目が納豆に似ていますが、発酵させる菌や入っている調味料が違います

納豆は、ゆでた大豆に枯草菌の一種である納豆菌をふりかけ、40℃前後に保温し、1〜2日置いておくと発酵が進んで完成。
納豆の材料は大豆と納豆菌のみです。
チョングッチャンは、ゆでた大豆に数種類の枯草菌を加え、40℃前後に保温して2〜3日発酵させます。
そのあと、軽くつぶして粉唐辛子、塩、ニンニクなどを混ぜ合わせて完成です。
軽く味付けしてそのまま食べる納豆とは違い、チョングッチャンは鍋料理(チゲ)に使います。濃い味が付いているため、日本の味噌のような感覚ですね

納豆よりもニオイが強く、煮込むことで旨みが増します。
韓国人でも好き嫌いが分かれるチョングッチャンチゲですが、発酵食品の魅力が最大限に活かされた一品と言えます

韓国には、伝統食品の作り手を国が認定する名人制度があり、チョングッチャン名人の方もいらっしゃいますよ。それ程、伝統的な食品でもあるのです

日本ではあまり知られていないチョングッチャンですが、韓国の方は納豆とチョングッチャンをうまく食べ分けているそうです。
日本でも韓国でも、発酵食品は奥が深いですね。
さて、本日ご紹介するのは「きな粉納豆ビビンバ」です。
日本では和菓子に使われることが多いせいか、ご飯にきな粉を混ぜ込むなんて?と不思議がる方もいらっしゃることでしょう。
砂糖が入っていないきな粉は、すりゴマをふりかけるのに似て、風味がプラスされて香ばしくなりますよ。
納豆にピリ辛のたれを添えて、チョングッチャン風にアレンジしました。
ぜひ一度お試し下さい


こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
今年もバレンタインの時季がやってきました
どんなチョコのお菓子を作ろうか、どんなチョコレートを買おうかと、思いを巡らせている方も多いかも知れませんね
チョコレートの原料と言えばカカオ豆ですが、同じくカカオ豆から抽出できる素材に「ココア」があります。
冬の定番ドリンクとして人気のココア
香り高くこくのある味わいは、身も心もほっとさせてくれますよね。
今回は、冬においしい「ココア」についてご紹介します。

チョコレートもココアも、どちらも原料は同じカカオ豆。
途中までは双方とも同じ工程で作られます。
加工工場に運ばれたカカオ豆は、まず砕かれて外皮などが取り除かれ、焙煎することでカカオ豆独特の味が引き出されます
これをすり潰したものが「カカオマス」
カカオマスには「ココアバター(脂肪分)」が多く含まれているため、ドロドロとした状態です。
このあとの加工で、ココアバターの含有量が、チョコレートとココアの違いを生むポイントとなります
チョコレートは、カカオマスにさらにココアバターを追加し、ミルク、砂糖を加えて、長時間練り上げて作ります。
一方のココアは、カカオマスから一定量のココアバターを分離させ、このときにできるココアのかたまりを細かい粒子まで砕いた物が「ココアパウダー(純ココア)」。
これに砂糖や乳糖を加え、飲みやすくした物を「調整ココア」と言います。
ココアの主な成分は、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、カカオポリフェノール、テオブロミンなど。
ミネラル類には、日本人に不足しがちな亜鉛や、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム、骨を作るカルシウムやマグネシウムなどが含まれています。
また、「カカオポリフェノール」は抗酸化作用が注目されており、生活習慣病の予防やアンチエイジングなど健康や美容のために、積極的に取り入れている方も多いようですね
スーパーなどの店頭で売られているココアは調整ココアが一般的で、牛乳やお湯で溶くだけで簡単にココア飲料を作ることができます
一方、ココアパウダー100%の「純ココア」は、甘さやカロリーが気になる方にピッタリ
ココアドリンクの濃さを調整したいときや、様々なアレンジを加えたいときにも、純ココアがおすすめです。マシュマロやきな粉、黒糖、ジンジャー、甘酒など、加える食材次第でいろいろなココアドリンクが楽しめますよ
今回のレシピは、ココアパウダーと切りもちを使った「チョコバナナ大福」をご紹介します。
和スイーツの大福をチョコとバナナで洋風にアレンジ。
バレンタインデーに手作りするチョコ菓子のひとつにいかがでしょうか。
ぜひお試し下さいね

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
今年もバレンタインの時季がやってきました

どんなチョコのお菓子を作ろうか、どんなチョコレートを買おうかと、思いを巡らせている方も多いかも知れませんね

チョコレートの原料と言えばカカオ豆ですが、同じくカカオ豆から抽出できる素材に「ココア」があります。
冬の定番ドリンクとして人気のココア

香り高くこくのある味わいは、身も心もほっとさせてくれますよね。
今回は、冬においしい「ココア」についてご紹介します。


途中までは双方とも同じ工程で作られます。
加工工場に運ばれたカカオ豆は、まず砕かれて外皮などが取り除かれ、焙煎することでカカオ豆独特の味が引き出されます

これをすり潰したものが「カカオマス」

カカオマスには「ココアバター(脂肪分)」が多く含まれているため、ドロドロとした状態です。
このあとの加工で、ココアバターの含有量が、チョコレートとココアの違いを生むポイントとなります

チョコレートは、カカオマスにさらにココアバターを追加し、ミルク、砂糖を加えて、長時間練り上げて作ります。
一方のココアは、カカオマスから一定量のココアバターを分離させ、このときにできるココアのかたまりを細かい粒子まで砕いた物が「ココアパウダー(純ココア)」。
これに砂糖や乳糖を加え、飲みやすくした物を「調整ココア」と言います。
ココアの主な成分は、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、カカオポリフェノール、テオブロミンなど。
ミネラル類には、日本人に不足しがちな亜鉛や、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム、骨を作るカルシウムやマグネシウムなどが含まれています。
また、「カカオポリフェノール」は抗酸化作用が注目されており、生活習慣病の予防やアンチエイジングなど健康や美容のために、積極的に取り入れている方も多いようですね

スーパーなどの店頭で売られているココアは調整ココアが一般的で、牛乳やお湯で溶くだけで簡単にココア飲料を作ることができます

一方、ココアパウダー100%の「純ココア」は、甘さやカロリーが気になる方にピッタリ

ココアドリンクの濃さを調整したいときや、様々なアレンジを加えたいときにも、純ココアがおすすめです。マシュマロやきな粉、黒糖、ジンジャー、甘酒など、加える食材次第でいろいろなココアドリンクが楽しめますよ

今回のレシピは、ココアパウダーと切りもちを使った「チョコバナナ大福」をご紹介します。
和スイーツの大福をチョコとバナナで洋風にアレンジ。
バレンタインデーに手作りするチョコ菓子のひとつにいかがでしょうか。
ぜひお試し下さいね

