先日、私の主催で持ち寄りランチ会を行ないました

皆さんが持ってきてくださったお料理はどれもとてもおいしくて、おいしい物を食べると幸せになるわ〜と、改めて感じました

お料理作りは、冷蔵庫にある材料で、ちゃちゃっと思った通りの味付けができ、おいしい物を作れるようになると、ますます楽しくなると私は思います。
ごはんは毎日作る物なので、ただ作るよりは、料理が上手になるようにちょっと考えて作ると、バリエーションの幅が広がって、おいしさもUPしますよ



どんな味付けがおいしいか分からない場合は、まずレシピ本の通りに作ってみましょう。
次にレシピ本を見ないで作り、味を再現してみて下さい。
何度か作っているうちにコツを掴み、自分の味を作ることができます


例えば、味付けが何かもの足りないときは、塩麹や味噌、しょうゆなど発酵調味料を加えると味にアクセントが付き、お酒を加えるときりっとした味になります。
逆に全体の味が強すぎる場合は、みりんを加えると程良く中和できます。

これは盛り付け上手にもつながることですが、完成した料理を思い描けば、自ずと食材の切り方や調理方法が決まります。
例えば、食材の大きさをそろえると、味の浸透が均一になり、全体に統一感のある料理に仕上がります

また、料理を食べてくれる人から、味やでき栄えについてのコメントをもらうことも料理上手になる近道です

以前、私がダイコンのゆかり和えを作ったときのこと。
でき上がってすぐの料理は見た目も良く、味もおいしかったのですが、少し時間が経つと水っぽくなってしまい、見た目もダウン

息子から、「水っぽくて見た目にもおいしそうに感じない。合わせる具を変えたほうが良い」との意見が出ました。
貴重な意見を参考に、合わせる具をゆかりではなく梅干に変更し、食べる直前にゴマを振りかけたら、おいしくなった◎と好評でした

ただ「おいしくない」と言うコメントではどう直したら良いか分からないですが、具体的なコメントをしてもらえるときは、素直にアドバイスを受け入れると、もっとおいしい料理を作れるヒントになるかも知れません

もちろん、せっかく作った料理の味がイマイチだからと、食べ残して良い訳ではないのですが…

そして、外食もたまには良いですが、栄養のバランスが良く、満足度が高いのはやっぱりおうちごはん

「おいしいごはんがあると思うと家で食べたくなるよね」と、うれしい言葉を何気なく言われるだけで、日々の励みになります。
こんな声掛けを家族にしてもらえたら、もっと頑張ろう

さて今回のレシピは、おうちでおしゃれなカフェ風メニュー「ポーチドエッグの具沢山サンド」をご紹介します。
野菜たっぷりのサンドイッチは、見た目も栄養バランスも良いです。
挟む具は、レシピの通りでなくても


あれこれお好きな具を挟んで、作ってみて下さいね


春本番となりました

この季節にしか味わえない山菜や野草がたくさん出回っていますね。
韓国でも日本と同様に、春に芽吹く野草

春野草は韓国語で「ポム(春)ナムル(野草)」と言います

日本で「ナムル」と言うと、もやしやホウレンソウを和え物にした料理名を指すのが一般的ですが、韓国では料理名の他に、野菜や野草自体をナムルと呼びます。
韓国では、毎日の食事からたくさんの野菜を摂る習慣があるため、寒さが厳しい冬の間は、乾燥野菜などの保存食を活用しています。
そして、春の訪れとともに旬が味わえるようになるポムナムル料理は、別味(ビョルミ)と言います。
別味とは韓国語で、「特別においしい物」、「珍味」を指す言葉です

それでは、韓国で食べられているポムナムルをいくつかご紹介します!


形は日本のホウレンソウに似ていますが、味に苦味があります。
ゆでて、しょうゆや味噌で味付けしてナムルにしたり、ご飯と一緒に炊き込んだりして頂きます


春に黄色い花が咲くツルマンネン草は、地面を這うように生育する多肉植物。
茎と小さくぷっくりとした葉の部分を食べます。
クセがなく生でも食べられるので、酢コチュジャンで和えたり、水キムチに仕上げたりするとさっぱりしておいしいです


日本語の冬葵(ふゆあおい)は、冬でも花が咲くことから命名されたそうです。
フキの葉に似た冬葵は、味噌味のスープに入れることが多いです。

日本でもフキの茎の部分は、煮物にして春先に食べますよね。
韓国では茎だけでなく葉も食べます

ゆでてナムルにしたり、ご飯を包んだりして楽しみます。
韓国料理には、葉物野菜でおかずやごはんを包んで食べる文化があるため、包みやすい形状のフキの葉もよく食べられていますよ


セリ科の野草で、見た目も味もミツバに似ています。
韓国語で「チャム」は「本物」という意味があるため、野草の中の野草とも言われています。
生のままでも、加熱調理して頂いても良しのポムナムルです。
その他、ノビル、ナズナ、よもぎ、タラの芽、セリも食べられていますが、日本とは調理方法や食べ方が少し違います

機会がありましたら、韓国スタイルの物を試してみて下さいね

さて、本日は「サムギョプサルとパクチーの和え物」をご紹介します。
パクチーは意外にも、朝鮮半島の北部や中国の朝鮮族の料理によく登場し、韓国では栽培された物が多いですが、自生している地域もあります。
年中あるイメージのパクチーの旬は、春から初夏にかけてです

最近では、スーパーで手軽に買える程、日本の食卓に浸透して来ました。
パクチーの香りとピリ辛のドレッシングは、お肉との相性バッチリ

ぜひお試し下さい



管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
5月に入り、暖かく過ごしやすい季節になってきましたが、暖かくなると甘酸っぱいフルーツが恋しくなりませんか?
暖かい季節に思い浮かぶフルーツと言えば、私の場合、南国


自然の甘さがおいしいパイナップルは、フレッシュジュースやスムージーはもちろん、酢豚や八宝菜、チャーハンなどの料理に入れたり、ピザにトッピングしたり、楽しみ方は無限大

そこで今回は様々なレシピに活躍できる、「パイナップル」についてご紹介します。


pine(パイン)は英語で「松」、apple(アップル)は「リンゴ」。
パイナップルの実が「松ぼっくり」に似ていて、リンゴ

ひと昔前はパイナップルと言えば缶詰でしたが、最近では生果がスーパーなどで手軽に手に入るようになりました。
カットして食べやすく、パッケージされた物もよく見かけるようになりましたね。
ホームパーティーの手土産やギフトとして、利用される方も多いのではないでしょうか。

国内産はおもに沖縄産で、5〜8月に出回っているようです。
身近な存在になってきたパイナップルですが、その食べ頃はご存知でしょうか?
パイナップルは樹上で熟した物を収穫しているので、すぐに食べることができますが、常温で保存しても甘味は増えず、逆に傷みやすくなるため、購入したら早めに食べきりましょう。
食べるときは2時間程前に冷蔵庫に入れて冷やすと、おいしく頂くことができますよ

また、ひと口大に切って冷凍し、シャーベットとしても楽しむのもオススメです。
さらにおいしく頂くためのポイントは、食べるまでの間、パイナップルの葉の部分を下にして、逆さまの状態で置いておくことです!
果物の甘味は下に集まると言う性質があるので、逆さまにすることで、甘味が全体に行きわたりますよ

おいしいだけでなく、栄養面も優秀なパイナップルは、女性に嬉しい栄養素「ビタミンC」が含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの合成を促進するなど、美肌作りには必須のビタミン。
そのためパイナップルは、紫外線が気になるこれからの季節にぴったりの食材なのです!
また、お肉やお魚、卵などのたんぱく質が豊富な食品とビタミンCを一緒に摂ることで、さらに美肌効果を高めることができますよ

さて今回のレシピは、たんぱく質が豊富な鶏肉と、パイナップルを使った「トロピカルチキン」をご紹介します。


見た目も華やかでバーベキューにもオススメですよ

ぜひお試し下さいね。
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
5月に入りました
4月から新生活をはじめた方も、そろそろ新しい環境に慣れた頃かと思います。
忙しい朝の時間配分に慣れて、余裕のある方は、お弁当作りをスタートしてみてはいかがでしょうか?
しかしお弁当作りは、一からはじめると結構時間がかかってしまうもの
忙しい朝にお弁当を短時間で作るには、ある程度の下準備が必要です。
具体的にどんな準備をすれば良いか、ポイントをいくつかお伝えします。
お弁当(翌日)の準備は夕食(前日)の準備とともに
お弁当の下準備は、夕食を作っているときに一緒に行なうと、それ程負担なくできますよ。
例えば、ジャガイモやニンジン、カボチャなど調理に時間がかかる食材はあらかじめ火を通したり、タマネギをじっくり炒めた物を多めに作ってストックしたりすると、時短になります
他にも、飾りにする添え野菜や、型抜き野菜を作っておくのも良いでしょう。
色がきれいな絹さや、ブロッコリー、インゲンなどはゆでておくとすぐに使えて便利です。
私はニンジンを型で抜いた飾り野菜をよくお弁当に入れるのですが、ゆでて型抜きをした部分はお弁当に、残りの部分は細かく刻んでニンジンご飯にするなど他の料理に使っていますちょっとした手間を省く準備をする
調理をするとき、ちょっとした手間がいくつも重なると、いつの間にか時間が経ってしまいますよね
それを解消するには、普段から調理に使う食材にちょっとした手間をかけることです。
例えば、ナッツ類をフードプロセッサーで細かくしてストックしたり、パン粉を乾煎りしておいたり、葉物野菜など大きなサイズのまま調理しない物は切っておいたりすると、調理するときの手間を減らせます調理一歩手前までを準備する
お肉や卵など、加熱調理すると硬くなったり、おいしさが落ちてしまったりする食材は、下味を付ける段階で止めておき、すぐに調理できる状態にしておくのがおすすめです
それに朝は何かと忙しいので、短時間でおいしいお弁当が作れると理想的です
お伝えしたポイントを参考に、チャレンジしてみて下さいね
さて今回は、手軽に作れてお弁当のおかずにもなる「カリカリシュリンプ」をご紹介します。
みんなが大好きなエビに、砕いたナッツとパン粉をまぶしてオーブンで焼く、揚げ物風のお惣菜です。
エビのぷりぷり感、ナッツのカリカリ食感がクセになる一品を、ぜひお試し下さい