2013年7月の記事
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
先日、輸入食品を扱っているお店に行ってみました。
特に目を引いたのが、ディップやクリーム類です。
パンに付けたり、ソテーしたお肉や野菜に添えたりすることを想像すると、 ついついどれもこれもおいしそうで全部試したくなってしまいました
市販されている物は、野菜ベースの物やサーモンやツナなどの魚介ベースの物など豊富に揃っているのですが、家で手作りするディップやクリームもなかなか美味です
例えば、カボチャやジャガイモを蒸してフードプロセッサーでペースト状にした物を使います。
なんだか離乳食のときに大活躍した料理のような気もしますが、離乳食だけではなく、普通の食事にも十分に対応できる料理なんです
ブイヨン(洋風スープ)を加えれば、簡単ポタージュが作れますよ
他にもニンジンで作るディップ。
適当な大きさに切ったニンジンをゆでて、ゆで汁と一緒にフードプロセッサーにかけます(ゆで汁は加減しながら入れて下さい)。
これをベースにマヨネーズや粒マスタード、ハーブソルトなど、味にアクセントのある調味料を加えるとニンジンドレッシングに早変わり♫
マッシュルームなどペーストしにくい食材はタマネギと一緒にソテーし、薄力粉、牛乳を加えてとろみを付けてからフードプロセッサーにかけます。
とろみのあるソースになりますので、ムニエルなどに添えればバッチリです
このようにベースを作っておくと、いろいろとアレンジができるので、おすすめです
さらに、おいしくなるワンポイントは野菜に火を通すときにちょっと塩を加えるということ。
そうすることで、野菜の旨みや甘みがUPするんです
さて、本日はジャガイモベースのクリームを使った「オムレツのポテクリーム添え」をご紹介します。
こんにちは!
料理家の吉田由子です。
夏はやっぱり冷たいビールですね〜
な〜んて盛り上げておいて、お楽しみに水を差すようですが(笑)
当然のことながらビールにもエネルギーがあります。
だいたい350mlの缶ビール1本で140Kcal程度。
ご飯が茶碗1杯分(100g)で168Kcalなので、なかなかの物ですよね。
特定保健指導(通称メタボ検診)でこの話題に切り込むと、たいてい嫌な顔をされますが
健康に良いとされるお酒の適量は、200Kcal以内。
ビールではロング缶(500ml)1本・日本酒では1合が目安です。
お酒自身にもエネルギーがある上、アルコールには食欲を増進させる効果があります。
さらに、お酒の勢いで気が大きくなり、自分をコントロールできなくなって、ほとんど無意識にから揚げやポテトフライなどの高カロリーなおつまみを食べてしまうことがエネルギーオーバーの大きな要因です。
おつまみは、低カロリーな物を選びましょう
さて、今回はおつまみにおすすめの食材『枝豆』についてご紹介致します。
『枝豆』は、大豆の未熟豆です。
同じ豆なのですが、大豆は豆類、枝豆は野菜類に分類されています。
それはなぜかと言うと、ビタミンA・Cなどの豆類にはほとんど含まれていない栄養素が含まれているからです。
さらに、『枝豆』には、たんぱく質・ビタミンB1・B2・カルシウム、食物繊維などの大豆に含まれる栄養素もしっかり含まれています。
つまり、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持っていると言うことです
さらに、枝豆のたんぱく質にはメチオニンというアミノ酸が含まれており、ビタミンB1・Cと共にアルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くしてくれる効果が期待できます。
「ビールにはやっぱり枝豆!」はとても理にかなった組み合わせなんですね
さて、今回は 『枝豆と塩鮭のちらし寿司』 のレシピをご紹介致します。
枝豆をたくさんゆですぎて余ってしまったときにもおすすめです。
枝豆のおいしい季節にぜひお試し下さいね
こんにちは、
料理家の野上優佳子です 。
夏の夜、少し涼しくなったら浴衣を着てお出かけしたい
そんな風に思う今日この頃ですね
夏祭りと言えば祇園祭、天王祭と呼ばれる祭りが全国各地で開かれます
その代表的な物が、西は京都・八坂神社の「祇園祭」と、東の愛知・津島神社の「尾張津島天王祭」だと言われています。
どちらにも牛頭天王(ごずてんのう)が祀られているのが大きな特徴
牛頭天王は疫病除けの神様で、そのルーツは八坂神社。
平安時代、疫病の大流行を鎮めるために行なわれた儀礼が始まり とされています。
平安時代中期にはどんどん盛んになり、鴨川の水辺での禊祓(みそぎはらえ。おはらいをして身を清めること)のときにはお囃子(おはやし)や山車(だし)など華麗さを競い合いました。
それは今の華やかな天王祭・祇園祭の原型なのだとか。
そしてお祭りと言えば、様々な屋台も楽しみのひとつ 。
屋台の食べ物にも流行があるようで、ここ数年見かけるのが、「シャーピン(あん餅)」。
シャンピンとも言い、薄力粉と水でこねた生地に肉の餡を包んで焼いた、いわば中国風おやきで、本場中国でも屋台料理として気軽に食べることができます。
というわけで、今回はこの「シャーピン(あん餅)」を作ってみましょう
皮から手作りしますが、難しい発酵など不要なので思ったよりも手軽にできます。
ホットプレートで焼いて、皆でワイワイ楽しめますよ。
ぜひお試し下さいね
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
ソウル旅行でお買い物の人気スポットと言えば免税店ですが・・・。
もし何度も訪れている方でしたら、在来市場がオススメ
在来市場は、以下のように専門分野が分かれています。
南大門(ナンデムン)市場 → 日用品、洋服
東大門(トンデムン)市場 → 洋服、服飾雑貨
中部(チュンブ)市場 → 乾物
京東(キョンドン)市場 → 韓方、雑穀
鷺梁津(ノリャンジン)水産市場 → 水産物
日本人観光客の間で一番人気は、南大門市場ですが、地元の方がよく利用するのが、広蔵(カンジャン)市場です。
広蔵市場ができたのは、1904年で100年以上の歴史があります。
大型スーパーが立ち並ぶ昨今でも、ここは多くのお客さんで賑わっています
広蔵市場内でも様々なエリアに分かれており、生鮮食料品、お総菜、韓服、螺鈿、食事ができる屋台などがあります。
お総菜はお土産にしても良いですね
日本に持ち帰ることを伝えれば、お店の方が厳重に密閉してくれます。
さらに、屋台エリアの中では、食べ物によって細かく分かれています。
ここで有名なグルメと言えば、麻薬キムパプと言うのり巻きと、ピンデットクと言う緑豆チヂミでしょうか。
麻薬キムパプとは、通常ののり巻きよりも具材が少なく小振りです。
食べるときにカラシじょうゆを付けるんです。
これがあと引くおいしさ ということで、麻薬キムパプの名前になりました
そして、ピンデットクは細かくした緑豆に、キムチ、もやし、お肉などを入れて焼き上げた物。
たっぷりの油で揚げるように焼くので、ビックリ しますが、とても香ばしくておいしいんですよ
買い物も食事も楽しめる広蔵市場、何時間いても飽きません。
ぜひ、一歩踏み込んだソウル旅行を楽しんでみませんか
それでは、レシピのご紹介です。
本日は、かつて日本でブームになった「干しダラのスープ」です。
屋台料理というよりは、市場内のお店で味わえる一品でしょうか。
特にお酒を飲んだ翌日におすすめです