2019年1月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
甘味料と言えば「砂糖」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

韓国に砂糖が伝わったのは、600年ほど前の高麗時代末期

宋からの輸入品だったと言われています。当時の砂糖は高価だったため、貴族階級の嗜好品でした。
砂糖が入る前から使用されていた甘味料は、主にハチミツです

ハチミツは薬になると考えられていたため、砂糖と同様に貴族階級が愛用していました。その他に、水飴のような物もあったとされています

現在韓国で、健康に気を遣う方が調味料として砂糖の代わりに使用しているのが「米飴」です


米飴は麦芽と米で作るので、素材の自然な甘みが感じられるからです




・麦芽・・・100g
・米・・・2合
・水(炊飯用)・・・米を炊く分量
・水(炊飯後用) ・・・500ml

米飴は煮物やきんぴらに入れると照りが出て、よりおいしそうに見えますよ

日本でも米飴は市販されているので、作る前に先ずは購入して料理に試してみても良いかもしれません

本日のレシピは米飴を利用した「豆腐の甘辛揚げ(トゥブカンジョン)」です。韓国のお寺では良く食べられている料理なんですよ

皆様も、ぜひお試し下さい



こんにちは。管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
寒さが厳しいこの時期は、身体が冷えて安眠できないという方も多いのではないでしょうか

睡眠の質が落ちると、日中のコンディションに影響を与えるだけではなく、代謝が落ちて痩せにくくなるというデメリットも


そこで今回は、「安眠のための栄養素『トリプトファン』の摂り方、安眠のための食事や生活習慣のポイント


質の良い睡眠に欠かせないホルモン「メラトニン」は、必須アミノ酸の「トリプトファン」から、「セロトニン」と言うホルモンを経て作られます。安眠のための栄養素「トリプトファン」は、体内で作ることができないため、食事でしっかりと摂る必要があるのです。
トリプトファンを含む食品としては、魚・肉・卵・大豆製品・乳製品があります

朝食で納豆と卵、昼食でお肉、夕食で魚というように、毎食これらの食材を摂るようにしましょう

アーモンドやバナナにもトリプトファンは含まれますので、これらを間食で取り入れるのも良いですね。寝る前にホットミルクや、きな粉豆乳を飲むのもオススメです。

食事内容だけでなく、食事のリズムも大切です

毎日3食摂ることは、体内時計を整えるために有効ですので、睡眠の悩みがある方は、食事のリズムも意識してみましょう。
飲み物にも注意が必要です


寝酒と言う言葉があるように、お酒は寝付きを良くしますが、眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうため、こちらはオススメできません

同様にカフェインにも覚醒作用があるため、夕方以降のコーヒーや緑茶、ココアは避ける方が良いでしょう

食事以外でも、夜間はブルーライトを避け、ゆっくり湯船に浸かり、身体を温めるといった生活習慣が安眠のためには大切です


ブルーライトには覚醒作用があるため、睡眠の質を落とします。
寝る1時間ほど前からテレビやスマホは避けるようにしましょう

また、入浴時は湯船に浸かることをオススメします

お湯に浸かることで深部体温が上がり、その後、体温が下がることでスムーズに眠りに入れるからです

寝る直前までスマホを見る方は多いと思いますが、カフェインが含まれないハーブティーを飲みながら読書をしたり、軽いストレッチをしてリラックスする時間に変えてみてはいかがでしょうか


睡眠の質が上がると代謝も上がるため、体調が良くなり、適正体重に近づくというメリットもありますよ


さて、今回のレシピはトリプトファンが摂れる食材を使った一品「ベイクドバナナのクリームチーズ添え」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい



こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
豆腐製品のレシピを色々とご紹介しているなかで、「作ってみたよ



知り合いのママさん達からは、「厚揚げを使ったおかずのレシピ」が好評なことを知りました。それまで厚揚げのおかずレシピに、あまり力を入れていなかったので、その事実を知って驚き


確かに厚揚げはボリューム感もあるし、短時間での炒め物レシピとして大活躍します


何より良いのは、厚揚げはすでに揚げてあるので、崩れにくく、豆腐特有の水分が出てこないこと

厚揚げは時短・簡単料理に向いている代物だったんですね



そこで今回は「厚揚げとキャベツのピリ辛味噌炒め」をご紹介したいと思います


今回のように、炒め物に厚揚げを使う場合は、型崩れしにくい物を選ぶのがポイントです



ボリュームたっぷりで、ずっしりとした厚揚げ

崩れにくいので、切った物を炒めても、焼いても、煮てもOKです



表面はカリッとしたサクサク感があり、中は絹ごしのやわらかさが魅力の絹厚揚げ

やわらかいので崩れやすく、調理するときは、まるごと焼いたり、レンジでチンして頂くのがおススメです


豆腐を揚げている過程で、表面がきつね色になる前に引き上げた厚揚げ

油っぽさは控えめで、揚げた部分がやわらかいので、調理すると崩れやすく、そのまま食べるのに向いています


豆腐にデンプンを加えて、もっちりさせた物を揚げた厚揚げ

やわらかくてもっちりしているのに、崩れにくいので、調理しやすいです

今回のように味噌炒めを作る場合は





どちらもおいしくお召し上がり頂けるので、ぜひお好みの厚揚げを使ってみて下さい



こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
食を頂く雰囲気ってとても大切ですよね


盛り付けのお皿をひとつ変えるだけで、雰囲気が変わったり、おいしそうに見えたり


ほんの少しの気配りが、食卓をとても楽しいものに変えてくれます

食は「人」と言う字と「良」と言う字が組み合わさってできているので、食は人を良くしてくれるものですが、「何をどれだけ、どんな風に頂くか」で、食が人を良くするものになるかどうかが決まります

忙しい毎日、食卓作りまで気が回らない


と言う方も多いかもしれませんが、1日のうち1食でも(家族が集まる夕食など)、余裕のあるときは食卓作りをお試し下さい



そんな食卓作りですが、その日の料理テーマ(私の場合、和・洋・中・エスニック系と大体カテゴリに分けて献立を立てています。)に、ランチョンマット・箸置き・テーブルセンター・取り皿などを合わせると、統一感が出ます


食事は五感で味わうものなので、テーブル全体のバランスが取れていたり、料理と器が合っているだけでもおいしそうですよね

食器は夏場ならば、ガラス食器


冬場ならば、ほっこりとした陶磁器

と食卓から季節を感じられると良いですね

2013年に和食が日本人の伝統的な食文化として、ユネスコの無形文化遺産に登録をされましたが、和食の特徴として、自然の美しさや季節の移ろいを食卓においても表現していることが明記されています。
食事はただ栄養を摂ることだけが目的なのではなく、人とのコミュニケーションの場であったり、団らんの場であったり、和の場であったりと、雰囲気ひとつでいろいろな役割を果たします


毎日の食事時間がおいしく、楽しく、ほっと心が温かくなる

そんな素敵な時間になると良いですね

さて本日ご紹介するレシピは、味噌漬けしたポークがご飯に合う一品「味噌漬けポークのオーブン焼き」です。
食卓作りを楽しみながら、皆様もぜひお試し下さい

