2019/02/19
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
ちょっと疲れたときやほっとしたいときに、甘い物がほしくなることってありませんか?そんなときに果物の自然の甘みは本当においしく感じられます
果物の甘みはひとつではなく、果糖、ショ糖、ブドウ糖が組み合わさって構成されています。
果糖:りんご、なし、びわなどに含まれており、あっさりとしていて、冷やすと甘みが増します。
ショ糖:バナナ、温州みかん、桃などに多く、自然な甘みに加え、舌にしっかりと残る甘みがあります。
ブドウ糖:さくらんぼ、梅などに含まれていて、さっぱりさわやかな甘みで身体に吸収されやすく、エネルギー供給源にもなります。
ぶどうやいちごは、ブドウ糖と果糖がほぼ半分ずつ含まれていますが、バナナなどと比べてすっきりとした甘みが感じられるのは、含まれる糖の種類による物だったのですね
果物の糖は成熟に応じてその比率が変わっていき、収穫後、糖は徐々に減っていくと考えられています。バナナやキウイなどは置いておくと甘みが増しますが、これはでんぷん質が糖に変わるために甘みが増すからなのです
そのままでもおいしい果物ですが、加熱をするとより甘みが増します。加熱をすることで水分が蒸発して、成分が濃縮されるために糖度が増して甘くなるのです
バナナなどはそのままだとちょっと固く、甘さが足りないときは皮をむいて切り、油(バターなど)をひいたフライパンでソテーするだけで甘みが増します。皮が黒くなるまでグリルで焼いてもOK。中がトロンとしておいしいですよ
また、天日干しでも味が変化します。天日干しで定番な果物は干し柿
渋柿にはシブオールと言うタンニン(水溶性)が含まれているのですが、水溶性のため唾液に溶けると渋く感じられます。干すことでタンニンが水溶性から不溶性になり渋く感じにくくなるのです。また、水分も抜けるので糖度がアップして、甘くなります
天日干しは甘みが増し、食材の栄養価も高まる日本古来の乾燥法。我が家でも果物がたくさんあるときは天日干しをすることがあります
干すときは食材を均等に薄く切り、虫が来ないようにネットで囲い、湿気に注意しながら、気長に干しましょう
さて、今回のレシピは自然な甘みが味わえるスイーツ「バナナのホットビスケット」をご紹介します。皆様も、ぜひお試し下さい

ちょっと疲れたときやほっとしたいときに、甘い物がほしくなることってありませんか?そんなときに果物の自然の甘みは本当においしく感じられます

果物の甘みはひとつではなく、果糖、ショ糖、ブドウ糖が組み合わさって構成されています。
ぶどうやいちごは、ブドウ糖と果糖がほぼ半分ずつ含まれていますが、バナナなどと比べてすっきりとした甘みが感じられるのは、含まれる糖の種類による物だったのですね
果物の糖は成熟に応じてその比率が変わっていき、収穫後、糖は徐々に減っていくと考えられています。バナナやキウイなどは置いておくと甘みが増しますが、これはでんぷん質が糖に変わるために甘みが増すからなのです
そのままでもおいしい果物ですが、加熱をするとより甘みが増します。加熱をすることで水分が蒸発して、成分が濃縮されるために糖度が増して甘くなるのです

バナナなどはそのままだとちょっと固く、甘さが足りないときは皮をむいて切り、油(バターなど)をひいたフライパンでソテーするだけで甘みが増します。皮が黒くなるまでグリルで焼いてもOK。中がトロンとしておいしいですよ
また、天日干しでも味が変化します。天日干しで定番な果物は干し柿
渋柿にはシブオールと言うタンニン(水溶性)が含まれているのですが、水溶性のため唾液に溶けると渋く感じられます。干すことでタンニンが水溶性から不溶性になり渋く感じにくくなるのです。また、水分も抜けるので糖度がアップして、甘くなります
天日干しは甘みが増し、食材の栄養価も高まる日本古来の乾燥法。我が家でも果物がたくさんあるときは天日干しをすることがあります
干すときは食材を均等に薄く切り、虫が来ないようにネットで囲い、湿気に注意しながら、気長に干しましょう

さて、今回のレシピは自然な甘みが味わえるスイーツ「バナナのホットビスケット」をご紹介します。皆様も、ぜひお試し下さい

