2019/07/09
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
いよいよ夏本番

水分補給がより重要視されるこの時期ですが、正しい水分補給について誤解されている方が多いように思われます。
・水分補給は必ずスポーツドリンクを飲む
・お酒でしっかり水分を摂っている
・一度に大量の水分を飲む
・喉が渇いたら水分を摂る
・とにかくたくさん水分を摂るようにしている
実はこれらは間違い

今回は、「水分補給の誤解と正しい水分補給について」をご紹介します。

よくあるNG例としては、「コーヒーやアルコールで水分補給をする」、「喉が渇いたら飲む」、「一度に大量に飲む」といった内容です

心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とにかく、たくさんの水を飲むことが大切だという意識の方もいらっしゃいますが、実はこれも正しいとは言えません



・こまめに水分補給
・のどが渇く前に水分補給
・アルコール飲料での水分補給は控える
・1日あたり1.2ℓの水分補給
・起床時、入浴前後に水分補給
・大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに

特に屋外など暑い場所に行く前には、あらかじめ水分補給をしておきたいですね。


運動するしないにかかわらず、こまめに水分補給を行ないましょう。


日常の水分補給としては、水やお湯、麦茶、ハーブティーなどが良いでしょう

温度は、5〜15℃で吸収が良く、冷却効果も大きくなるようです。
日常生活で摂取する水分のうち、飲料として摂るべき量は1日あたり1.2ℓが目安とされています。
これは、食事などに含まれる水分を除いたものです。
ただし、たくさん汗をかく場合は、それに見合った水分の摂取が必要です。


水分がないと食べられないと言う方は、よく噛んでいないため、十分に唾液が分泌されず、飲み込み難くなっている可能性があります。
早食いになっていないか、噛む回数が少なくないかなど、ご自身でチェックしてみると良いでしょう

また、人は噛むことによって満腹感を得ていますので、水で流し込むと噛む回数が減るために満足感が得られず、結果的に食べ過ぎてしまうこともあると考えられます。
高齢の方などで、飲料として飲む水分を摂るのが難しいと言う方は、食事中の水分を増やすことをオススメします。

特に朝のお味噌汁は、熱中症予防にも最適です。
さて、今回のレシピは、食欲のない日でもさっと作れて食べやすい「冷やし梅雑炊」をご紹介します

お茶漬け感覚でさらっと食べられますが、よく噛んで食べるようにして下さいね

