こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
お鍋がおいしい季節ですね
我が家は、まだ小さい子供が3人いるので、水炊きが中心。
チゲ鍋など辛いお鍋は控えているのですが、やっぱりちょっとさみしい・・・。
そこで、自分の取り皿には「ゆずこしょう」を加えてピリッとした風味を楽しんでいます。
今回のブログは、「ゆずこしょう」についてご紹介します。
「ゆずこしょう」といっても、原料にこしょうが使われているわけではありません。
青唐辛子をペースト状にし、柚子の果皮と塩を加えたものです。
「こしょう」という呼び名がついている理由は、九州の一部の方言で、昔から唐辛子のことを「こしょう」と呼んでいたためです。
主に、鍋やうどん、みそ汁、天ぷらなどの薬味として使われています。
九州では昔から一般的に使われてきましたが、最近はスナック菓子にも使われるなど、全国的に知られた調味料となっています。
我が家では、浅漬けをするときに少し加えたり、パスタのソース(意外にクリーム系に合います)に加えたりしています。
ほんの少量加えるだけで、和のテイストがプラスされ、いつもと違った一品に生まれ変わります。毎日の食卓で、気軽に取り入れてみて下さいね
「ゆずこしょう」を使った一番のオススメ料理は、「ゆずこしょう風味の竜田揚げ」です。
ピリッとした辛さとゆずの香りがおいしい、ひと味違った竜田揚げです。ぜひお試し下さい