こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
たまーに帰る実家での夕食時のこと。
「え〜また!?」と言いつつも、やっぱり懐かしくて
ついつい箸が進む定番料理のひとつが、きんぴらゴボウ。
ちょっぴり濃いめの味付けだけど、なんだかご飯と相性がよくって、やっぱり、母の手料理っておいしいんですよね〜
作り方を聞いてみると「うーーん、適当」と、いつもの答えが返ってくるんだけれど
今日は、そんな定番料理で大活躍の『ゴボウ』について、あれこれお伝えいたします
ゴボウの下処理って、たいがい、しっかりと泥を落とし、包丁の背などで薄皮をこそげ落とす・・とありますが、
実は、薄皮の部分に栄養やおいしさがぎゅっとつまっているんです。
せっかくのおいしさを、半減させてしまったらもったいない
なので、洗うときは、泥を落とす程度にしましょう。
私は、目の粗い布を使って洗っているのですが、
これがけっこうおすすめです!!
ゴボウは、空気に触れるとすぐに色が変わってしまい、ツンとしたアクもけっこうくせもの
なので、しっかりと水につけてしまいがちですが・・・・
あんまり水につけてしまうと、おいしさや栄養が水に流れてしまいます。水につけるのは、ざっとつける程度でOKです
最後においしさを引き出すポイントは、調理方法
ゴボウって、炒め始めはツンとした臭いがしているんですが、
じっくりと炒めてゆくと、だんだんとアクが、良い香りに変わってゆくのです!
特に新ゴボウはそれほどアクが強くないので、ぜひぜひ、炒めながらアクを旨味に変えてみてください
ゴボウのおいしさ再発見!?なんてこともあるかもです