こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国では儒教の教えから年長者に敬意を払い、どのような場面でも尊重します。
たった1歳しか違わず友だちのように仲良くなったとしても、言葉遣いは敬語です。
日本では失礼だと思われる場合がありますが、初対面でも平気で年齢を訊ねます。
それは、敬語を使うかどうかの判断材料になるからです。
韓国では、ごく自然なことなんですね。
そこで今日は、目上の方と同席するときの食事のマナーをご紹介致します。
まずお店に入ったら、年長者を上座にご案内します。
お酒を頂くことになったら、年長者にお酌をします
お酌を受ける際は、グラスを必ず両手で持って下さい。
そして、相手を見ずに顔を横に向けて、口元を手で隠しながらお酒を飲みましょう。
また、目上かどうかは関係ありませんが、ご参考までにお酒のマナーで追記しますと、グラスの中のお酒が少なくなったとしても、注ぎ足してはいけません
完全に飲みきったグラスに、お酌して下さいね。
食べ物は年長者が箸を付けてから、自分も箸を付けます。
食事のペースを合わせつつ、年長者が食事を終了したら、自分もスプーンと箸を置いて食べ終えます。
また、最近は喫煙者が少なくなったとはいえ、年長者の前でタバコは絶対に禁止です。
日本の感覚でうっかり吸ってしまうと、お説教されます