こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
食欲の秋、豊穣豊かな実りの季節
大地の恵みのおいしさにふれる機会が多い季節ですね。
スーパーに行くと、1年中いろいろな野菜を見かけるので、野菜で季節感を感じることは少なくなりましたが、それでも、秋から冬にかけては根菜類がおいしい季節
ニンジン、ゴボウ、サトイモ、サツマイモなど、蒸して塩をかけただけでも、おいしい!って感じます。
そんな根菜類ですが、皮の部分をピーラーなどでむいてから調理しますか?
それとも皮ごと調理しますか?
私は皮ごと調理する方が良いな・・って思います。
と言うのも、野菜の皮の部分は、人と言えば身体をおおっている皮膚の部分。
外敵から身を守る部分のため、栄養素は皮の部分に一番つまっているのです。
例えば、サツマイモ。
食べ過ぎてしまうと、もたれ感や胸やけを感じることがありますが、皮の部分に含まれる成分が、その不快感を解消してくれのです。
食べられる部分は丸ごと頂くと、捨てるゴミや調理の手間も省けるので、とてもオススメの調理方法です
ただ、いくら皮付きが良いと言っても、ゴボウやサトイモなど、皮をむかないと食べられない物もあります。
そういった物も、ゴシゴシとこすってしまうのではなく、泥を落としたら、優しく洗いましょう。
そのあとで、皮の部分を除くのですが、そのときも、包丁の背でこそげとるような感じでむくと、皮を厚くむくことなく、下調理することができます。
もちろん、色合いなどの都合で、厚くむいた方が良い場合もあるので、臨機応変に調理しましょう