こんにちは!
料理研究家のひろろ こと 竹内ひろみです。
乾物類と聞くとどんな物を思い浮かべますか?
高野豆腐、切り干し大根、麸、乾燥ひじきに海苔・・・・干し椎茸
売っているお店にもよりますが、けっこう種類ってありますよね。
我が家でも常時、すぐ使えるよう、数種類をストックしております
6月は季節柄どうしても食品の保存が気になる季節。
そんな時期にぴったりなのが保存が効く、乾物類。
乾物類って実は干すことで太陽の恵みをたくさん受けているので、ビタミンやミネラルなど身体に必要な微量栄養素がたくさん詰まっているのです
例えば、干し椎茸。
椎茸に含まれるエルゴステリンという成分は、日光にあたるとビタミンDに変化するため、生の物より含有量が多いのです
ビタミンDにはカルシウムの吸収率を高める働きがあり、身体には欠かせない栄養素ですね!
また、自然な甘味のおいしい切り干し大根。
こちらも日に干すことで甘味がアップすると共にビタミンDが合成され、食物繊維やミネラルなどが生の物よりUP
するんですよ。
暑い夏にむけて体調を整えておきたいこの時期、身体の調子を整えてくれる栄養素が豊富な乾物類。
食卓に上がる機会が多いといいですね
そんな乾物。
料理というとどうしても和食が思い浮かびがちですが 、
高野豆腐をラタトウユ風にトマト煮にしたり、切り干し大根をオリーブ油でマリネにしたりと、実は和食以外のアレンジも効く、応用範囲の広い食材なんです
ちょっと目先を変えて、お料理をしてみるのもいいですね
保存が効く乾物類とは言え、封をあけてしまったものは、できるだけ早く使うことをおすすめします。
心配な場合は冷蔵庫保存もおすすめですよ
さて、本日ご紹介するレシピは乾物類から高野豆腐をピックアップ。
普段は煮て頂くことが多い、高野豆腐。
今回はサンドイッチの具にしてもおいしい「高野豆腐のパン粉揚げ」をご紹介します。