こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
お料理をおいしくするコツやポイントっていろいろあると思うのですが、そのひとつが時間ではないでしょうか?
シャキシャキ感を残すために、手早く炒める。
おいしさをより引き出すためにじっくり時間をかけて煮込む。
火を通しすぎると固くなる食材は適度な時間で火を止める。
・・・などなど料理のできは、時間に左右されることが本当に多いですよね
その中でも待つ時間はとても大切なんです
それは、「料理のできを待つ時間」のことではなく、調理中に手を止める時間のこと。
特に料理の旨みのベースとなるタマネギやネギなどの野菜を炒めるとき、ずっとヘラを動かす必要がないのです。
というのも油が野菜全体にまわってくると野菜(タマネギなど)から水分が出てきて、放っておいてもしんなりとしてきます。
もちろん、全く放っておくのではなく、全体を返したらしばらくそのままおきます。そして焦げ付く前にまた返します・・・
このようにゆっくりと炒めていくと、タマネギの旨みがじんわりと引き出され、よりおいしくなるのです。
ヘラでしつこく炒め混ぜるよりも短時間でしんなりとしますよ
特にオニオングラタンスープなどを作るとき、タマネギを飴色になるまで炒めたいと思いませんか?
そういうときこそ、弱火でじっくり自然に炒めるほうが早く飴色になるんです
この調理方法なら、手を放している間に他の食材を切ったり、洗い物をしたりすることができます。
ちょっとしたスキマ時間を利用して他のことができるので、時短にもつながり、効率よく料理を仕上げることができるのでおすすめです
さて、本日ご紹介するレシピはそんなタマネギの旨みをベースにした洋風なフィンガーフード「ナスと野菜のオープンサンド」です