こんにちは!
料理家の吉田由子です。
今年も残すところ1ヵ月をきりましたね。
今年は、缶詰をアレンジしたレシピ本や缶詰を使ったおつまみを提供するBarが連日満席になるなど、『缶詰』が注目されました。
今回は、 そんな『缶詰』についてご紹介したいと思います。
公益社団法人日本缶詰協会によると、 『缶詰とは、食品を缶に詰めて密封し、加熱殺菌をして長期に保存できるように加工した物』と定義されています。
我が家では、魚介類や野菜、フルーツ、乾物の素材缶を常備しています。忙しいときや家族が病気をして買い物に出にくいときなどのお助け食材です
最近では、調理済みのお惣菜や1缶数千円もするような高級食材の缶詰も人気があるそうです。
災害時の保存食として、パンやケーキの缶詰も販売されていますよね
とても便利な『缶詰』ですが、注意して頂きたい点があります。
缶詰容器は、食材に応じてアルミ缶、スチール缶、無塗装のスチール缶にスズメッキを施したものなどががあります。
缶詰を開けたら、中身はすぐに別の容器に移しましょう。
缶に入れたままおいておくと、ほんの微量ですがスズなどの金属が溶け出してしまいます
ところで、以前テレビで「サバ缶 を食べると痩せる!」という特集が組まれ、スーパーの店頭からサバ缶が姿を消すというお馴染みの現象が起きたようですが
確かに、サバの水煮缶の原料であるサバは、良質のたんぱく質・ビタミンB群・ビタミンD・ナイアシン・血液をサラサラにして動脈硬化や生活習慣病を防ぐEPA・コレステロールや中性脂肪を減らす働きのあるDHAなどが含まれています。
しかし、 『サバ缶をたくさん食べたら、または食べ続けたら痩せる』という意味ではありません。どんな食材にも、必ず良い一面と悪い一面があります。
食事はバランスが大切です。
良い一面だけを見てひとつの食品を毎日のように食べ続けると、栄養が偏ってしまい、健康障害を引き起こす可能性があります。
適量を食べるように心がけましょう。
とは言っても、 『缶詰』は便利!
適度においしく食卓に取り入れましょう
さて、本日は、 『サバとレンコンのペペロンチーノ』をご紹介します。
サバの水煮缶はパスタにもベストマッチ!ぜひお試しを