こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
新生活がスタートして早1ヵ月・・・
我が家も主人の異動があったり、子供のクラス替えがあったりとこの1ヵ月は慌しい日々を送っていたようです
ゴールデンウィークに入ってホッとすると、緊張していた心と身体が解放されますが、そのせいか体調を崩す方もいらっしゃるようですね。
そこで今回は『食で5月病を予防!』と題しまして、5月病予防の食事のポイントについてご紹介します。5月病とは、環境の変化などからくる過度のストレスや生活リズムの変化が原因で、うつ状態や胃腸障害、頭痛、倦怠感などの症状が身体にあらわれることです。
5月病は一時的なものだからと甘くみていると、重症化してうつ病になってしまう可能性もありますので、適度な運動や趣味などを楽しんでストレスを上手に解消し、食生活を整えて改善していきましょう。 5月病の予防には、5月に旬を迎える食材を食べることが効果的です。
5月に旬を迎える野菜は、タケノコ、アスパラガス、新キャベツ、ニンジン、ブロッコリーなどがあります。
カツオ・マグロ・カレイなどの魚やわかめ・イチゴなども5月が旬の食材です。
では、なぜ5月が旬の食材を食べると5月病が予防できるのでしょうか? 5月が旬の野菜や果物には、ストレスへの抵抗力を高めてくれるビタミンCが豊富に含まれている物が多い。(新キャベツやイチゴなど)
5月が旬の食材は、香りが良い物が多く、旨みが強くておいしいので、その「おいしい!」という感情が気持ちをリラックスさせる。
5月が旬の食材には、精神を安定させる成分が多く含まれている。
例えば、タケノコにはチロシンというやる気を高め、集中力を高める効果のある成分が含まれており、新タマネギには、硫化アリルという神経を穏やかにする効果がある。
また、5月に旬を迎える魚には精神をリラックスさせるセロトニンという物質の材料となるトリプトファン(必須アミノ酸の一種)を豊富に含んでいる・・・などの理由が考えられます。
旬の食材って本当にありがたいですね
さて今回は、 『春野菜と紅ショウガのかき揚げうどん』をご紹介します。
5月が旬の春野菜を使い、紅ショウガの辛みがアクセントの彩り豊かなかき揚げをトッピングした一品です。ぜひお試しを