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吉田 由子先生のブログ

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

雨の日が続き、カビの発生や食品の腐敗に気を付けたいこの季節enlightened
細菌による食中毒被害は、湿度が高くなる梅雨の時季に特に多くなると言われています
そこで今回は、正しく理解しておきたい「消費期限」と「賞味期限」についてご紹介します。

スーパーなどで売られているほとんどの加工食品には、「消費期限」または「賞味期限」が表示されています。
この2つの違いをご存知でしょうか?
 

一般的に、品質が急速に劣化する食品には「消費期限」を、それ以外の比較的品質が劣化しにくい食品には「賞味期限」を表示することとなっています。

消費期限は、品質が急速に劣化する食品の、安全性を欠くこととなる恐れがない期限が設定されています。
お弁当、調理パン、お惣菜、生菓子類、食肉、生めん類などです
表示された期限を過ぎたら、食べないようにしましょう。

賞味期限は、比較的品質が劣化しにくい食品の、おいしく食べることができる期限が設定されています。
スナック菓子、即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品などです。
賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなる訳ではなく、色やにおい、味などから消費者が個別に判断する必要があります

ただしどちらの期限も、袋や容器を開けない状態で、パッケージの記載通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束した物です。
一度開封した食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。


ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は消費期限、賞味期限のどちらも表示がない加工食品もあります。
食品衛生法の基準によると、品質の劣化が極めて少ない一部製品については、「賞味期限」表示の省略ができ、アイスクリームお酒などがこれに当たります

消費期限や賞味期限は、加工食品の情報を正確に把握している製造業者が、様々なテストを実施し、独自に設定を行なっています。
具体的には、細菌の増殖を調べる「微生物試験」、味や香り、食感などを人が調べる「官能検査」などを行ない、科学的・合理的根拠をもとに設定した期限に、さらに「安全係数」をかけて算出されています。

先にお伝えした通り、その期限は定められた方法で保存した場合の安全やおいしさを約束した物ですので、購入した食品の家庭での取り扱いには、注意が必要ですbroken heart

気温・湿度ともに上昇し、細菌が増殖しやすくなる時期は特に、要冷蔵の食品を冷蔵庫に入れず長時間放置したり、食べかけの物を常温で長い時間置いてしまったり、食中毒のリスクを高めないよう気を付けて下さいねyes

また、表示された期限は未開封の状態での期限であることがほとんどなので、一度に食べきれずに取っておいた物を食べるときは、食品に異常がないかチェックすることをおすすめします

さて今回のレシピは、「梅シラスチャーハン」をご紹介します。
防腐効果の高い梅干しや大葉を使った、さっぱりとしたチャーハンです。
暑くて食欲が落ちるこれからの季節、お弁当のご飯にも活用できますよ
ぜひお試しを
 


レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で梅シラスチャーハンのレシピをチェック!

吉田 由子先生

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