2012年3月の記事
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
日本ではあまりなじみがありませんが、欧米では春の大きな行事の1つに「Easter」(復活祭)があります。
イエス・キリストが処刑されてから3日目に復活したことを記念する日。
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日、がその日にあたるので毎年違います。
なんだか厳かなお話のようですが、この日は子どもたちがとても楽しみにしている日でもあります。
イースターのシンボルは、春が来て命が芽吹くことを祝う意味を持つ「卵」と、多産であることから生命の象徴と言われる「うさぎ」。
この日は、殻に美しい模様を描いたゆで卵を飾ったり、卵をかたどったチョコレートやお菓子を家や庭の中に隠して子どもたちが探しまわったりする、楽しいアクティビティがいろいろ
うさぎのぬいぐるみやグッズも数多く登場します。
というわけで、今回はイースターにちなんで、卵を使ったお料理をご紹介します。
「卵とハムのキャセロール」は、とても簡単なオーブン料理。
キャセロール(casserole)は元々フランス語で「煮込み鍋」といった意味ですが、耐熱容器に材料を入れてオーブンで焼き上げた家庭料理の総称のようなもの
手軽な材料と簡単な調理でできて、ホームパーティーなどでも大活躍する1品です。ぜひお試し下さいね
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理店で食事をしたとき、ズッキーニに似た野菜を召し上がったことはありますか?
これは、韓国カボチャ。
韓国語では「エホバク」と言います
見た目は、ズッキーニよりも一回りも二回りも大きく、艶のある薄緑。
クセのない優しい味が特長です。
韓国では年間を通して出回っていて、ナムルや、小麦粉と卵の付け焼きのジョン、そしてチゲなどによく使われる野菜です。
ちなみに韓国料理以外ですと、天ぷら、グラタン、パスタにしても美味。
クセがないからこそ、どんな料理にも合うんですね
韓国カボチャは栄養的にも優れ、肺を潤すので咳を鎮める働きがあります。
そして利尿作用が高いため、むくみを解消します。
身体にこもった熱を冷ます働きもあり、イライラ解消にもオススメ。
また、韓国カボチャに含まれているβカロテンは油との相性が良いため、一緒に食べると吸収率がアップします。
βカロテンは、抗酸化作用があり老化防止にいいんですよ
女性に嬉しい野菜ですね
日本では残念ながら、普通のスーパーには売っていませんので、韓国食材を専門に扱っているお店でお買い求め下さい。
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
卒園、卒業式シーズンですね。
この時期になると、式に向けて急にダイエットを始めたり、美容院に行ったり、とにかく少しでも綺麗に写真に残りたいという女心が炸裂する時期でもあります。
かくいう私も、その一人です
ですが、無理なダイエットは身体を壊してしまいますので注意が必要です。
ダイエットの目的は、目先の体重を減らすことではなく、「健康に美しくなること」なのですから
さて、今回のブログは美容に効果のある「クルミ」についてご紹介したいと思います。
「クルミ」は別名、「貴族の美容食」と言われるほどの美容食材なんです。
「クルミ」には、抗酸化作用のあるビタミンEはもちろん、鉄分・カルシウム・銅・亜鉛・セレニウムなど、髪を若々しく保つ成分も豊富に含まれています。
さらなる特長は、「クルミ」に含まれるオメガ3脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸は、青魚やえごま油、亜麻仁油などにも多く含まれています。
これは、人間の身体の中で作ることのできないもので、必須脂肪酸とも呼ばれます。
血管を若々しく健康に保ち、血液をサラサラにし、動脈硬化や血栓を予防する効果があります。
ナッツ類の中ではクルミが一番多く含まれています。
クルミを選ぶときは、おつまみ用の物などは、油で揚げてあったり、塩をまぶしてあるものが多いので、ノンフライの食塩不使用のものを選ぶようにして下さい。
1日7粒程度摂ることで、1日に必要とされるオメガ3脂肪酸を摂ることができますが、7粒で270Kcal程度とカロリーはなかなかのものですので、食べ過ぎには注意が必要です。
「クルミ」はやわらかく、いろいろな食材に合わせやすいので、料理にプラスして毎日少しずつ食べるようにしましょう
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
幕の内弁当と聞いて、何を想像しますか?
えびフライ・煮物・卵焼き・・・。定番だけれどおいしいおかずの数々。
でも、やっぱり幕の内弁当の代表と言ったら、黒ごまののった俵型おにぎり
私が使っているのは、実家から拝借してきた、ちょっと年代物の型です
型にご飯を詰めたら、上から半月の型をぎゅっと押すだけで、きれいな俵型ができるので便利です。
お弁当以外にも、忙しい朝のご飯にも重宝しています。
俵型にのりを巻いた一口おにぎりって、さっと食べられるので、我が家の朝ごはんにも登場回数が多い一品。
食べやすさも手伝ってか、みんな完食してくれます
ただ、おにぎりに使うだけだと、ちょっと宝の持ちぐされ・・・のような気も!?
そこで、おすすめなのが、コロッケの型づくりのとき
やわらかくしたジャガイモやカボチャなどに好きな具を混ぜ、型で抜けば、きれいな俵型のできあがり
お弁当にも詰めやすい形に仕上がるので、おすすめです