2017年10月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理を研究する傍ら、3年前から日本料理の勉強をしています。
自国の食をきちんと学んで知識を持った上で、韓国料理の良さを伝えていこうという想いがあります
そこで今回は、日本料理と韓国料理それぞれの特長をいくつか挙げてみたいと思います。
★日本料理
旬を大切にする
旬の味わいを大切にし、素材の持ち味を活かした味付けにしています。
日本料理における調味料は、素材の良さをより引き出すための物ですね

さしすせそ
煮物などを作るとき、さしすせその順番で味を加えていきます。
これには科学的な理由があり、「さ」に当たる砂糖は分子が大きいため、あとに入れると味が入りにくいです
そこで、先に砂糖を入れて素材に甘味を含ませ、分子の小さな塩、しょうゆなど塩気のある物は砂糖よりあとに入れます。
旨み
舌が感じる基本の味は甘味、酸味、塩味、苦味の4つに、日本では「旨み」が加わります。
約100年前に旨み成分のL−グルタミン酸ナトリウムが発見されたことで、旨みという概念が確立しました。
韓国料理も出汁を取りますが、日本の代表的な出汁である、昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸を一緒にする出汁はありません。
出汁の旨みを上手に利用して仕上げた薄味が、日本料理と言えるでしょう。
★韓国料理
保存食が発達している
朝鮮半島は冬の寒さが厳しく、この季節は作物が十分に育たないため、越冬するための保存食が発達しています。
例えば、キムチは11〜12月にかけて大量に作っておき、少しずつ食べます。
その他、野菜、海産物、肉などの乾物も多くあり、それらを利用した料理が食卓に上らない日はない程です
生活の知恵として保存食が根付いている韓国では、一年中いつでも手に入る食材を好む傾向があります。
春に収穫できる野草は、新鮮な物をナムルにして味わう一方で、保存できる乾物にも加工するのです。
薬念(ヤンニョム)
韓国料理で使用する合わせ調味料は、すべて薬念(ヤンニョム)と呼ばれます。
薬食同源の考え方のもと、薬になることを念じて作ったことが由来と言われる、基本の味付けです。
砂糖、しょうゆ、ゴマ油などをすべて混ぜ合わせてから、煮物の調味料として加えます。
日本料理は食材の中心に甘味が感じられますが、韓国料理は食材の外側で甘味が伝わってきます。これは、調味料の使い方が異なるからなのです
辛味
韓国料理でも、旨みの概念が少しずつ広まっていますが、やはり5番目の味は「辛味」になります。
とは言え、唐辛子の刺激的な辛さではなく、ショウガのじんわりとした辛味を指しています。
今回は3つの観点から、日本料理と韓国料理の違いをお話しましたが、似て非なる物は他にもたくさんあります。
また機会がありましたら、お伝えしますね
それでは、本日ご紹介するレシピは「サケとキムチのホイル焼き」です。
日本ではおなじみの魚「サケ」と韓国の「キムチ」、日本料理と韓国料理のそれぞれ良いところを組み合わせました
アルミホイルで包んで焼くことで、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。
ぜひ一度お試し下さい

韓国料理を研究する傍ら、3年前から日本料理の勉強をしています。
自国の食をきちんと学んで知識を持った上で、韓国料理の良さを伝えていこうという想いがあります

そこで今回は、日本料理と韓国料理それぞれの特長をいくつか挙げてみたいと思います。
★日本料理

旬の味わいを大切にし、素材の持ち味を活かした味付けにしています。
日本料理における調味料は、素材の良さをより引き出すための物ですね



煮物などを作るとき、さしすせその順番で味を加えていきます。
これには科学的な理由があり、「さ」に当たる砂糖は分子が大きいため、あとに入れると味が入りにくいです

そこで、先に砂糖を入れて素材に甘味を含ませ、分子の小さな塩、しょうゆなど塩気のある物は砂糖よりあとに入れます。

舌が感じる基本の味は甘味、酸味、塩味、苦味の4つに、日本では「旨み」が加わります。
約100年前に旨み成分のL−グルタミン酸ナトリウムが発見されたことで、旨みという概念が確立しました。
韓国料理も出汁を取りますが、日本の代表的な出汁である、昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸を一緒にする出汁はありません。
出汁の旨みを上手に利用して仕上げた薄味が、日本料理と言えるでしょう。
★韓国料理

朝鮮半島は冬の寒さが厳しく、この季節は作物が十分に育たないため、越冬するための保存食が発達しています。
例えば、キムチは11〜12月にかけて大量に作っておき、少しずつ食べます。
その他、野菜、海産物、肉などの乾物も多くあり、それらを利用した料理が食卓に上らない日はない程です

生活の知恵として保存食が根付いている韓国では、一年中いつでも手に入る食材を好む傾向があります。
春に収穫できる野草は、新鮮な物をナムルにして味わう一方で、保存できる乾物にも加工するのです。

韓国料理で使用する合わせ調味料は、すべて薬念(ヤンニョム)と呼ばれます。
薬食同源の考え方のもと、薬になることを念じて作ったことが由来と言われる、基本の味付けです。
砂糖、しょうゆ、ゴマ油などをすべて混ぜ合わせてから、煮物の調味料として加えます。
日本料理は食材の中心に甘味が感じられますが、韓国料理は食材の外側で甘味が伝わってきます。これは、調味料の使い方が異なるからなのです


韓国料理でも、旨みの概念が少しずつ広まっていますが、やはり5番目の味は「辛味」になります。
とは言え、唐辛子の刺激的な辛さではなく、ショウガのじんわりとした辛味を指しています。
今回は3つの観点から、日本料理と韓国料理の違いをお話しましたが、似て非なる物は他にもたくさんあります。
また機会がありましたら、お伝えしますね

それでは、本日ご紹介するレシピは「サケとキムチのホイル焼き」です。
日本ではおなじみの魚「サケ」と韓国の「キムチ」、日本料理と韓国料理のそれぞれ良いところを組み合わせました

アルミホイルで包んで焼くことで、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。
ぜひ一度お試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
昨今のエスニック料理ブームを機に一般的になり、最近特に注目を集めている食材「パクチー」。
パクチー料理の専門店ができ、パクチーをメイン食材にしたレシピ本なども続々と登場しています。
その独特な強い香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるところ。
「パクチスト」と呼ばれる熱狂的なファンが増えている一方、カメムシのような臭いに感じるなど、嫌がる人も多いようです。
今回は、今話題の「パクチー」の豆知識をご紹介します

「パクチー」は実はタイ語での呼び名で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と、それぞれ呼ばれています
日本では、生食用にするフレッシュな物を「パクチー」、スパイスとして使う乾燥した物を「コリアンダー」と区別して呼ぶことが多いようです。
パクチーは、地中海東部を原産とするセリ科の植物で、葉や茎をハーブや葉菜として、果実はスパイスとして利用します。
スパイスの場合は、カレーなどの煮込み料理に使われるのが一般的です
パクチーには、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC・E、腸内環境を整える食物繊維などの栄養成分が含まれており、独特のおいしさだけでなく、健康に良い成分を含んでいる野菜としても注目されています
古くは、野菜や香辛料としてのみならず、薬としても用いられてきました。
健胃作用や整腸作用、また有害金属の蓄積を排出する解毒作用があるとされています
新鮮なパクチーを選ぶには、緑色が鮮やかな物を選ぶと良いでしょう
鮮度が落ちたパクチーは、葉の色が黄色っぽくなってきます。
茎はもちろん、葉先までシャキッとしている物が理想的です
保存する場合は、乾燥しないよう水で濡らした新聞紙などで包んで、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
他の葉物野菜と同様、可能な限り立てた状態で保存し、数日で香りが薄れてくるため、早めに食べるのがおすすめです
パクチーの食べ方としては、サラダや生春巻き、フォーやスープのトッピングなどが一般的です。
パクチーがブームになっている最近では、自宅で手軽にパクチー料理を作れるようにと、調味料や加工食品も続々と販売されています
調味料で言えば、パクチードレッシング、パクチーソース、パクチーディップ、パクチーペーストなど。
加工食品となると、パクチースープ、パクチーフォー、パクチービーフン、パクチーカレー、パクチーチャーハン、パクチー餃子などのおかずから、パクチーポテトチップスなどのスナック菓子、パクチーモヒートなどのお酒まで、様々なパクチー食品を楽しむことができますよ
さて今回のレシピは、パクチーを使った「エスニックうどん」をご紹介します。
パクチー料理を試してみたい、初心者さん向けのレシピにしました。
少しナンプラーが入る他は、日本で食べられるうどんと同じ要領で作れます。
パクチーの量は加減して、お好みの味を探してみて下さいね

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
昨今のエスニック料理ブームを機に一般的になり、最近特に注目を集めている食材「パクチー」。
パクチー料理の専門店ができ、パクチーをメイン食材にしたレシピ本なども続々と登場しています。
その独特な強い香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるところ。
「パクチスト」と呼ばれる熱狂的なファンが増えている一方、カメムシのような臭いに感じるなど、嫌がる人も多いようです。
今回は、今話題の「パクチー」の豆知識をご紹介します


「パクチー」は実はタイ語での呼び名で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と、それぞれ呼ばれています

日本では、生食用にするフレッシュな物を「パクチー」、スパイスとして使う乾燥した物を「コリアンダー」と区別して呼ぶことが多いようです。
パクチーは、地中海東部を原産とするセリ科の植物で、葉や茎をハーブや葉菜として、果実はスパイスとして利用します。
スパイスの場合は、カレーなどの煮込み料理に使われるのが一般的です

パクチーには、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC・E、腸内環境を整える食物繊維などの栄養成分が含まれており、独特のおいしさだけでなく、健康に良い成分を含んでいる野菜としても注目されています

古くは、野菜や香辛料としてのみならず、薬としても用いられてきました。
健胃作用や整腸作用、また有害金属の蓄積を排出する解毒作用があるとされています

新鮮なパクチーを選ぶには、緑色が鮮やかな物を選ぶと良いでしょう

鮮度が落ちたパクチーは、葉の色が黄色っぽくなってきます。
茎はもちろん、葉先までシャキッとしている物が理想的です

保存する場合は、乾燥しないよう水で濡らした新聞紙などで包んで、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
他の葉物野菜と同様、可能な限り立てた状態で保存し、数日で香りが薄れてくるため、早めに食べるのがおすすめです

パクチーの食べ方としては、サラダや生春巻き、フォーやスープのトッピングなどが一般的です。
パクチーがブームになっている最近では、自宅で手軽にパクチー料理を作れるようにと、調味料や加工食品も続々と販売されています

調味料で言えば、パクチードレッシング、パクチーソース、パクチーディップ、パクチーペーストなど。
加工食品となると、パクチースープ、パクチーフォー、パクチービーフン、パクチーカレー、パクチーチャーハン、パクチー餃子などのおかずから、パクチーポテトチップスなどのスナック菓子、パクチーモヒートなどのお酒まで、様々なパクチー食品を楽しむことができますよ

さて今回のレシピは、パクチーを使った「エスニックうどん」をご紹介します。
パクチー料理を試してみたい、初心者さん向けのレシピにしました。
少しナンプラーが入る他は、日本で食べられるうどんと同じ要領で作れます。
パクチーの量は加減して、お好みの味を探してみて下さいね


こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
10月は食欲の秋
であり、お菓子が付物のハロウィンもあるので、ご自宅でお菓子を作る機会も多くなるのではないでしょうか
カボチャや栗など旬の食材を使ったお菓子も魅力的ですが、おうちでお菓子を作るなら、材料を混ぜて焼くだけで作れる、手軽なクッキーも良いですよね
私が初めてクッキーを作ったのは、小学生の頃でした。
かわいいイラストや写真がいっぱい載った子ども向けのお菓子の本
を見ながら、慎重に材料を量り、懸命にバターを練って、小麦粉や砂糖を混ぜた記憶があります
そのとき作ったのは、小麦粉・砂糖・バター・卵を使った型抜きクッキーだったのですが、色々と苦い思い出が……
子どもの手は体温が高いため、作業途中でクッキー生地がやわらかくなってしまい、うまく型抜きできず、手はベトベトになって、形が上手に作れなかったこと
そしてようやくできたクッキーを食べてみると、もっさりしていて、口の中の水分が一気に奪われて、お世辞にもおいしいとは言えなかったこと。
今となっては、とても良い思い出です

そんな訳で、せっかく手作りするのなら、「手軽に作れるサクサク食感のクッキーが良い!」と思っています。
そこで今回紹介したいのは、「おからとナッツのボールクッキー」です。
サクサク食感を生み出すポイントは、おからパウダーを使うこと

早速ですが、おからパウダーをご存じでしょうか?
おからパウダーは、豆乳を含んだおからを乾燥させ、細挽きのパン粉みたいにした物です。
乾燥しているため、消費期限が長く、ストックしておけるというメリットがあります
そのまま粉として使えば、お菓子やパンなどに活用できますし、水や豆乳を加えればしっとりとしたおからに早変わりしますよ
おからパウダーを使うときは、分量に要注意
小麦粉と同じ感覚で生地を作り、焼いてみると、あらびっくり

ガチガチの固さに仕上がったり、モサモサした食感になったりしてしまいがちです。
今回作るクッキーも、粉類40gに対し、おからパウダーはたったの5g。
それでもおからパウダーは乾燥していて軽いので、計ってみると、意外と量が多くて驚くと思います
今回紹介するレシピは、おからを入れてサクサクとした食感に、ナッツを加えてカリカリとした食感も楽しめるクッキーです
サクランボ位の大きさに丸めて、低温で白っぽく焼き上げてみて下さい。
焼きたてはほんのりやわらかいですが、あら熱が取れるとサクサクの食感になりますよ。
ぜひ作ってみて下さい

10月は食欲の秋


カボチャや栗など旬の食材を使ったお菓子も魅力的ですが、おうちでお菓子を作るなら、材料を混ぜて焼くだけで作れる、手軽なクッキーも良いですよね

私が初めてクッキーを作ったのは、小学生の頃でした。
かわいいイラストや写真がいっぱい載った子ども向けのお菓子の本


そのとき作ったのは、小麦粉・砂糖・バター・卵を使った型抜きクッキーだったのですが、色々と苦い思い出が……

子どもの手は体温が高いため、作業途中でクッキー生地がやわらかくなってしまい、うまく型抜きできず、手はベトベトになって、形が上手に作れなかったこと

そしてようやくできたクッキーを食べてみると、もっさりしていて、口の中の水分が一気に奪われて、お世辞にもおいしいとは言えなかったこと。
今となっては、とても良い思い出です


そんな訳で、せっかく手作りするのなら、「手軽に作れるサクサク食感のクッキーが良い!」と思っています。
そこで今回紹介したいのは、「おからとナッツのボールクッキー」です。
サクサク食感を生み出すポイントは、おからパウダーを使うこと


早速ですが、おからパウダーをご存じでしょうか?
おからパウダーは、豆乳を含んだおからを乾燥させ、細挽きのパン粉みたいにした物です。
乾燥しているため、消費期限が長く、ストックしておけるというメリットがあります

そのまま粉として使えば、お菓子やパンなどに活用できますし、水や豆乳を加えればしっとりとしたおからに早変わりしますよ

おからパウダーを使うときは、分量に要注意

小麦粉と同じ感覚で生地を作り、焼いてみると、あらびっくり


ガチガチの固さに仕上がったり、モサモサした食感になったりしてしまいがちです。
今回作るクッキーも、粉類40gに対し、おからパウダーはたったの5g。
それでもおからパウダーは乾燥していて軽いので、計ってみると、意外と量が多くて驚くと思います

今回紹介するレシピは、おからを入れてサクサクとした食感に、ナッツを加えてカリカリとした食感も楽しめるクッキーです

サクランボ位の大きさに丸めて、低温で白っぽく焼き上げてみて下さい。
焼きたてはほんのりやわらかいですが、あら熱が取れるとサクサクの食感になりますよ。
ぜひ作ってみて下さい


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
最近、私の住む町に、サンドイッチ専門店が数店舗オープンしました
具のバリエーションが豊富な上、見た目もボリューミーで、とってもおいしそうなサンドイッチが並んでいました。
ちょっとしたサンドイッチブームなのか、本屋さんでもサンドイッチの料理本をよく見かけます

一口にサンドイッチと言っても、種類は多種多様。
国によって特徴があり、その国の食文化が反映されているように思えます。
以前ベトナムで食べた「バインミー(ベトナムのサンドイッチ)」は、フランスパンにベトナムならではの食材が挟まれていて、フランスの食文化とベトナムの食文化の面白い融合を実感しました
その他、アメリカに行けばターキーサンドやハンバーガーなどお肉がメイン食材の物をよく見かけますし、イギリスのアフタヌーンティーに登場するサンドイッチは一口で頂けるフィンガーサイズが一般的。
日本ならではのサンドイッチと言えば、カツサンドや焼きそばパンなどお惣菜を挟んだ物が思い浮かびます
シンプルな料理だけに、アレンジの仕方が国によって様々あり、調べてみると面白いですね〜
サンドイッチの具だけでなく、具を挟むパンの特徴も、その国の気候や風土によるところが大きいです
例えば、ブラジルのパンは、ポン・デ・ケイジョと呼ばれ、主な原材料はキャッサバというイモから取れるでんぷん粉(タピオカ粉)です。
メキシコで古くから食べられているトルティーヤは、トウモロコシの粉で作る薄焼きパン。
メキシコでは小麦の生産も盛んなため、小麦粉が原料の薄焼きパンもトルティーヤと呼ばれます。
ヨーロッパで特徴のあるパンと言えば、ずっしりと重く、酸味のある黒っぽいドイツパン
ドイツは山岳地帯が多く、冬の気候が厳しい風土です
作物ができにくい冬の間の食糧を確保するため、腐敗菌の繁殖を防止し、保存性を高めるための工夫が多くあります。
ドイツパンには、保存性を高めるライ麦サワー種が入っているため、独特の風味があるのです。
また、フランスの国土は平地が多く、土壌が肥沃で水も豊富なため、ヨーロッパ有数の農業国です
フランスで生産している小麦は、表面が固く仕上がる直焼きパンに適しているので、蒸気を吹き付けながら焼くバゲットなど、小麦粉の素朴な味を楽しむパンが多く作られています。
それぞれのパンの特長を活かして、サンドイッチを作るとよりおいしさがアップしますね
ときには、意外な組み合わせを試してみるのも、面白いなと思います。
以前、友人の家で頂いた「薄焼き卵・韓国のり・ハム」を挟んだサンドイッチが、意外にも
おいしかったです
オリジナルサンドイッチをいろいろと考えてみるのも楽しいですね
さて今回は、「タラコバターのホットサンド」をご紹介します。
タラコとクリームチーズで作るスプレッドが、味の決め手。
パンはバゲットのように、塩味のパンを使うのがおすすめです。
グリルした野菜をたくさん挟んだ、栄養バランスの良いサンドイッチを、ぜひ作ってみて下さい

最近、私の住む町に、サンドイッチ専門店が数店舗オープンしました

具のバリエーションが豊富な上、見た目もボリューミーで、とってもおいしそうなサンドイッチが並んでいました。
ちょっとしたサンドイッチブームなのか、本屋さんでもサンドイッチの料理本をよく見かけます


一口にサンドイッチと言っても、種類は多種多様。
国によって特徴があり、その国の食文化が反映されているように思えます。
以前ベトナムで食べた「バインミー(ベトナムのサンドイッチ)」は、フランスパンにベトナムならではの食材が挟まれていて、フランスの食文化とベトナムの食文化の面白い融合を実感しました

その他、アメリカに行けばターキーサンドやハンバーガーなどお肉がメイン食材の物をよく見かけますし、イギリスのアフタヌーンティーに登場するサンドイッチは一口で頂けるフィンガーサイズが一般的。
日本ならではのサンドイッチと言えば、カツサンドや焼きそばパンなどお惣菜を挟んだ物が思い浮かびます

シンプルな料理だけに、アレンジの仕方が国によって様々あり、調べてみると面白いですね〜

サンドイッチの具だけでなく、具を挟むパンの特徴も、その国の気候や風土によるところが大きいです

例えば、ブラジルのパンは、ポン・デ・ケイジョと呼ばれ、主な原材料はキャッサバというイモから取れるでんぷん粉(タピオカ粉)です。
メキシコで古くから食べられているトルティーヤは、トウモロコシの粉で作る薄焼きパン。
メキシコでは小麦の生産も盛んなため、小麦粉が原料の薄焼きパンもトルティーヤと呼ばれます。
ヨーロッパで特徴のあるパンと言えば、ずっしりと重く、酸味のある黒っぽいドイツパン

ドイツは山岳地帯が多く、冬の気候が厳しい風土です

作物ができにくい冬の間の食糧を確保するため、腐敗菌の繁殖を防止し、保存性を高めるための工夫が多くあります。
ドイツパンには、保存性を高めるライ麦サワー種が入っているため、独特の風味があるのです。
また、フランスの国土は平地が多く、土壌が肥沃で水も豊富なため、ヨーロッパ有数の農業国です

フランスで生産している小麦は、表面が固く仕上がる直焼きパンに適しているので、蒸気を吹き付けながら焼くバゲットなど、小麦粉の素朴な味を楽しむパンが多く作られています。
それぞれのパンの特長を活かして、サンドイッチを作るとよりおいしさがアップしますね

ときには、意外な組み合わせを試してみるのも、面白いなと思います。
以前、友人の家で頂いた「薄焼き卵・韓国のり・ハム」を挟んだサンドイッチが、意外にも


オリジナルサンドイッチをいろいろと考えてみるのも楽しいですね

さて今回は、「タラコバターのホットサンド」をご紹介します。
タラコとクリームチーズで作るスプレッドが、味の決め手。
パンはバゲットのように、塩味のパンを使うのがおすすめです。
グリルした野菜をたくさん挟んだ、栄養バランスの良いサンドイッチを、ぜひ作ってみて下さい

