こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の饅頭(マンドゥ)を召し上がったことはありますか?
日本の饅頭は甘い和菓子ですが、韓国では餃子を指します
マンドゥの歴史としては、朝鮮王朝時代前に中国から伝わったという説、またモンゴルから持ち込まれたという説があります。
韓国で50%の視聴率となり、日本でも人気となった時代劇「宮廷女官チャングムの誓い」のワンシーンでもマンドゥが登場しました。
現在では、中華料理店、粉食(プンシク)屋、屋台で手軽に食べることができます。
具材は、もやし・ニラ・白菜などの野菜、豆腐、春雨、ひき肉、キムチなどが入り、日本とは違った食感と味わいも
調理方法は蒸す、焼く、ゆでるなどがあり、日本と変わりありませんが、韓国では辛いスープに入れて、鍋にする場合もあります。
ちなみに、韓国では焼き餃子という名前でも、揚げた状態で出てくるんですよ。
また、お正月に必ず食べる雑煮の中に、餃子を入れることもあります。
包み方もバラエティに富んでいて、半月型、馬蹄型、肉まん型、ひし形などがあり、目でも楽しめます
ご自宅で餃子を作るとき、たまには韓国風にしてはいかがでしょう?
目先が変わって、ご家族にも喜ばれると思います
9月に入りましたが、残暑が続きますね。
そこで、本日は「冷やし水餃子(ピョンス)」のレシピをご紹介致します。
包み方はちょっとコツが必要ですが、慣れてしまえば簡単です
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
エコなお掃除と言えば、重曹・クエン酸・お酢などが挙げられます。
今回は、エコなお掃除に大活躍の「クエン酸」についてお伝えします。
そもそもクエン酸とは、一体何者!?でしょうか?
酸というからには酸っぱい物?との答えが返ってきそうですが、ずばり正解
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干しに含まれている、酸味のもとになっている成分なのです。
酸性のため、アルカリ性の汚れと中和し、汚れを落とします。
クエン酸を、そのままふりかけて使用してOKです。
また、水を加えてクエン酸水としてスプレーボトルに入れておくと、すぐに使えて便利です
特に、アルカリ性からくる、汚れのニオイ消しには効果的
アルカリ性の汚れと言えば、トイレの尿臭。
クエン酸水で掃除をすると、汚れ落としに加え消臭効果もあるので、トイレ掃除には、とてもおすすめです
また、消臭効果に加えて殺菌効果があるので、まな板などに付いた魚や肉類の臭いが気になるときや、生ゴミを入れる三角コーナーに、クエン酸水をひとふきしておくと良いですよ
さて、そんなクエン酸ですが、料理にも応用がききます
ゴボウやレンコンなどを切ったあとにクエン酸水に浸ければ、色止めになります。
また、市販のジュース(マンゴーやぶどうなど)が甘いなと思うときに、少し(コップ1杯のジュースに、小さじ4分の1程)加えると、酸味が加わり、よりおいしくなります。
今回ご紹介する「大葉シロップのフルーツポンチ」は、クエン酸の効用が発揮される料理
大葉を取り除いたあとにクエン酸を入れると、色がきれいに仕上がります
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
まだまだ残暑の厳しい季節ですが、新学期が始まって少しホッとされている方も多いのでは
今回は、おしゃれで栄養価も高いおすすめ食材「ベビーリーフミックス」についてご紹介します。
「ベビーリーフミックス」は、発芽後10日〜30日以内の幼葉を数種類ミックスした物です。
主に使用される野菜は、ミズナ・ホウレンソウ・コマツナ・ルッコラ・ロメインレタス・エンダイブなど。
普段口にしている、身近な野菜もありますね
どれも幼葉なので、栄養価が非常に高く、ビタミン類はもちろん、カリウム・カルシウム・亜鉛などのミネラルが豊富に含まれているのも特長です。
スーパーなどで手軽に手に入りますし、さっと水洗いして水気を切り、ドレッシングをかければたちまちおしゃれなサラダのできあがり!
ドレッシングは、和風でも洋風でもOK
朝食にも便利ですし、肉や魚料理の付け合わせに使えば、とてもおしゃれに仕上がり、たちまちカフェ風ごはんになりますよ
少し苦みのある葉、ピリッとした辛味のある葉、甘味のある葉など、いろいろな風味が楽しめますし、やわらかくて食べやすいので我が家の子供たちはみんな「ベビーリーフミックス」が大好き
ぜひ皆様も、毎日の食卓に取り入れてみて下さいね
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
先日買い物に出かけたとき、新しい箸を買いました
我が家の家族は、別々の箸を使っているのですが、その好みは、まさに人それぞれ。
箸は、中国の黄河流域が発祥と言われる伝統的食具のひとつ。日本をはじめ、中国や台湾、韓国、ベトナムなど、東アジアを中心とした地域で現在も習慣的に使われています。
日本では、「古事記」に箸についての記述があり、奈良〜平安期の貴族社会が描かれた「枕草子」「源氏物語」などの書物にも、豪華な銀の箸が多数登場します
箸専門店に行けば、材質から削り方まで数多くの種類があり、目移りしてしまいます。
実は、箸の材料となる木は、縁起との結び付きがあります。
例えば杉の箸で有名な「利休箸」は、その名の通り、茶の大家・千利休が、客人への招きと一期一会の心遣いをもって、吉野杉の赤身を1本1本削って作ったことに由来します。
お正月の祝い箸と言えば、柳がよく使われますが、これは「家内喜」と当て字されます。
木肌の純白な美しさと、「柳に雪折れなし」と言われる、しなやかさゆえに折れにくいところから、縁起良しと言われるためです。
檜や杉は、長生きの木であることから「長寿」の象徴でもあります。
南天の箸は「難転(なんてん、難を転ずる)」という縁起が…と、知れば知る程、興味深い世界なのです。
毎日使う物だからこそ、手に、そして口になじむ物を。
日本を代表する食具「箸」を見直してみると、楽しいかもしれませんね
さて今回は、箸でもすっと切れるやわらか豚の角煮をご紹介します。
黒酢で煮るので脂っぽさが消え、しかもコクと甘みと程良い酸味が楽しめます。
日持ちがするので、たくさん作ってお弁当のおかずにも。ぜひお試し下さい