2011年3月の記事
こんにちは! 料理研究家の吉田由子です。
いちごが、おいしい季節ですね
もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、今日は旬のいちごを生のまま使ったマフィンを作って「おうちカフェ」をすることにしました
いちごといえば練乳
ということで、練乳もたっぷり入れちゃいました
その名も「いちごミルクマフィン」です
マフィン型は、100円ショップでいろいろなサイズやデザインのものが手に入ります。
ラッピングしてプレゼントするのもおすすめですよ
さてさて、ママ友の反応は・・・
「え このマフィン生のいちごがそのまま入ってるの〜
」
「春らしいよね〜 」
・・・となかなか好感触
そばで、はしゃぐ子供たちをよそ目に、紅茶と共に幸せなひとときが過ごせました
皆さんも、旬のいちごを使ってお菓子作りはいかがですか?
お料理を作るときに欠かせない食材っていろいろとあるけれど、今回はそんな食材のひとつ「タマネギ」についてです。
スープのベースに、炒めものにと本当に大活躍のタマネギ。
タマネギを切るときに涙を誘う、ちょっとやっかいな香り成分においしさの秘密があるのです。その成分とは硫化アリル。
実はこの成分、加熱することにより、甘みや旨みに変わる成分でもあるんです

おいしさを引き出すコツは、炒め方とひとつまみの塩。
スープを作るときなど、たまねぎから炒めはじめますが、そのとき、ヘラなどであまりさわりすぎないこと

たまーーに返す程度で、タマネギから出てくる水分だけで炒めてましょう。
そのほうが、旨みが引き出されるんです。
炒めてるとき、何にもすることがないと、ついつい手を入れてしまうので、私は炒めながら、次の野菜を切ったりしてます

そしてひとつまみの塩投入!
炒めてはじめて、ちょっと油がまわったかな?というときに塩を加えるとタマネギの甘さがぐーんとUPします。
もちろん、炒めものなどタマネギのシャキシャキ感を残したいときは、ささっと炒めでもOKですが・・・
そのときも、あんまりさわらないで炒めることをおすすめします。
ちなみに春先に出回る新タマネギは、生でもそれほど辛くないので、ぜひ、
スライスしてサラダで、調味料を合わせてドレッシングにしたりなど、生のおいしさを味わってみましょう

ほんのりとしたタマネギの甘さが本当においしいです

火を通すときは、すぐにやわらかくなるので火の通しすぎには、ちょっと気を付けて!
そうそう、私の大好きなお料理は、タマネギに味噌をのせて、ひたひたにだし(水でもOK)を加え、蓋をして蒸し煮にしたタマネギの味噌蒸し煮。
とろりんとしたタマネギに味噌がほどよくあって、本当においしい

普通のタマネギでも新タマネギでも、どちらでおいしくできますよ〜。ぜひお試しあれ!!
こんにちは。料理家の野上優佳子です。
みなさんは、普段どんな食材や食品を常備していますか?
切干大根や大豆といった野菜の乾物や、パスタやうどんなどの麺類、ツナやコーンなどの缶詰系など、各ご家庭によって様々だと思います
我が家でも、これは必ず!という乾物や麺類、缶詰などがありますが、
絶対欠かせないものに「揚げ玉」があります。
いつも、天ぷらを揚げるときには、揚げ玉もしっかり作ります。
油をよく切って完全に冷まし、あとは冷蔵庫へ。
余分な空気をしっかり抜いて密封袋に入れておけば、2週間は持ちます
何に使うかと言えば、お好み焼きの生地に混ぜたり、うどんの具にしたりするのはもちろんですが、
たとえば卵焼きに入れたり、ちょっと天つゆにつけたものをごはんと混ぜて握って「天むす風」のおむすび にしたり。
卵やごはんとの相性が、とてもよいのです
もうひとつ相性がいいのが、豆腐。
江戸時代からある豆腐料理に「雷豆腐」というのがあり、これはネギと豆腐を油で炒めて、しょうゆで味付けする、という料理。
名前の由来は、油で豆腐を炒めたときのパチパチという音が雷の音を思わせるから、という説アリ。
というのは余談ですが、この雷豆腐、豆腐だけだとちょっとあっさりなのですが、
揚げ玉を入れるとコクがぐんと増します
卵とごはんと豆腐。
この、揚げ玉と好相性の3つを組み合わせたのが、
我が家オリジナルの「揚げ玉豆腐丼」。
超簡単で、しかも経済的!
ぱぱっと手早く、おうちのひとりご飯 というときに、おすすめのメニューです。
はじめまして!
ブログを担当させていただく、料理研究家の吉田由子です
ブログを通して、食材や調理器具など、料理・レシピに関する情報を発信していきたいと思っています。
どうぞご期待くださいね
さて、今日は3月3日・・・
我が家には、小学1年生と幼稚園児の双子の三姉妹がおりまして・・・
「ひな祭り」は三姉妹がいる我が家にとっては一大イベントなのです
ということで、今回の料理ブログは
「ひな祭りのお料理」についてご紹介します
「ひな祭り」は、ひな人形を飾り、女の子の健やかな成長を願う行事です。
それと同時に、春の訪れを祝うお祭りでもあり、「桃の節句」「上巳の節句」とも呼ばれています
ひな祭りを祝う食べ物といえば・・・
「はまぐり」「ちらし寿司」「菜の花」「白酒」「ひなあられ」
などが思い浮かびますね
「はまぐり」などの二枚貝は、対の貝殻しか絶対に合わないことから貞操を象徴し、相性の良い結婚相手と結ばれて、仲良く過ごせることを願う意味があります
「ちらし寿司」は、「ちらし寿司」そのものではなく具がポイントです
えび(長寿)、れんこん(見通しがきく)など縁起のいい具が祝いの席にふさわしく、みつば、玉子、にんじんなどの華やかな彩りが食卓に春を呼んでくれるため、ひな祭りの定番メニューとして定着しています。
幼稚園に通う双子に、「ちらし寿司弁当」を作りました
お弁当がちらし寿司だったので、夕食は「手まり寿司」
「はまぐりのお吸い物」「葉の花のわさびじょうゆ和え」「ひなケーキ」を作ってお祝いしました
「ひな祭り」にふさわしい食べ物を楽しみ、春の訪れを祝いましょう