2011年4月の記事
今日、青々とした見事な葉のついたニンジンを八百屋さんで見つけ、さっそく購入

通年出回っている常備野菜のニンジンですが、葉付きのものは春と秋にだけ、お目見えするのです。これがとても待ち遠しい

豊かな香りで、茎の部分は固いものの、葉の部分はとてもやわらかいニンジン葉。
食べ方のバリエーションも豊富で、きんぴらやかき揚げ、胡麻和えなどの和風アレンジや、ニンニクと一緒に炒めて塩味に仕上げてパスタと和えたり、ナムルにしたり。
そして何よりすばらしいのは、その栄養価

いつも食べているオレンジ色の根の部分よりも、ビタミンAは2倍以上、たんぱく質は3倍、カルシウムは5倍、とのこと。
これは食べないわけにはいきません

ちなみにビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つ働きを助けるといわれ、美容効果が期待されている栄養素。
加えて、眼精疲労やドライアイ回復の手助けもしてくれるそうなので、女性の強い味方ですね

さまざまな食べ方があるニンジン葉、我が家定番のメニューのひとつが、「ニンジン葉とじゃこのふりかけ」。
しょうがや鷹の爪、ちりめんじゃこと一緒に炒めたふりかけ風の常備菜です。

炊きたてごはんと一緒に食べれば、おかわり間違いナシ

食がすすみ過ぎて、ちょっと困ってしまいます

とても鮮やかな緑色のニンジン葉は、ご飯に混ぜておにぎりにしたり、お弁当の彩りにも使えて、とても便利。ぜひお試しを

こんにちは!料理研究家の竹内ひろみ(ひろろ)です。
たまーに帰る実家での夕食時のこと。
「え〜また!?」と言いつつも、やっぱり懐かしくて
ついつい箸が進む定番料理のひとつが、きんぴらゴボウ。
ちょっぴり濃いめの味付けだけど、なんだかご飯と相性がよくって、やっぱり、母の手料理っておいしいんですよね〜
作り方を聞いてみると「うーーん、適当」と、いつもの答えが返ってくるんだけれど
今日は、そんな定番料理で大活躍の『ゴボウ』について、あれこれお伝えいたします
ゴボウの下処理って、たいがい、しっかりと泥を落とし、包丁の背などで薄皮をこそげ落とす・・とありますが、
実は、薄皮の部分に栄養やおいしさがぎゅっとつまっているんです。
せっかくのおいしさを、半減させてしまったらもったいない
なので、洗うときは、泥を落とす程度にしましょう。
私は、目の粗い布を使って洗っているのですが、
これがけっこうおすすめです!!
ゴボウは、空気に触れるとすぐに色が変わってしまい、ツンとしたアクもけっこうくせもの
なので、しっかりと水につけてしまいがちですが・・・・
あんまり水につけてしまうと、おいしさや栄養が水に流れてしまいます。水につけるのは、ざっとつける程度でOKです
最後においしさを引き出すポイントは、調理方法
ゴボウって、炒め始めはツンとした臭いがしているんですが、
じっくりと炒めてゆくと、だんだんとアクが、良い香りに変わってゆくのです!
特に新ゴボウはそれほどアクが強くないので、ぜひぜひ、炒めながらアクを旨味に変えてみてください
ゴボウのおいしさ再発見!?なんてこともあるかもです
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
いよいよ(笑)春休みも終盤にさしかかってまいりました〜
そろそろネタも体力も尽きてきたというそこのママさん・・・
お子さまと一緒にお菓子作りはいかがですか
ポイントは、子供が参加しやすいメニューを選ぶこと!!
ガーーーっと混ぜて、焼くだけ!というようなレシピよりは、
一緒に包んだり、形を作ったり、飾りつけたり・・・
そういう(ちょっと手間のかかる)お菓子がおすすめ
せっかくだから旬の食材を使って、食育も兼ねて作りましょう
今回は、旬のいちごを使った「いちごクリームどら焼き」をご紹介します子供が参加しやすいポイント
生地を混ぜる。
生クリームを泡立てる。
どら焼きにいちごとつぶあんとクリームをはさむ。
小さい手で一生懸命作る姿はとってもかわいいですよ
「いちごには、ビタミンCがとっても多く含まれていて、
風邪をひきにくくしてくれたり、お肌がピカピカになるんだよ〜」
なんて栄養の豆知識も披露してあげてくださいね
今回は旬のいちごで作りましたが、バナナや缶詰のみかんなどをはさんでもおいしいので、
お好きな材料を使ってぜひ親子でお楽しみくださいね
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
花冷えの3月になりましたが、八百屋さんをのぞけばおいしそうな春の野菜がたくさん
『今日は、どれを食べよう 』、と目移りしてしまいます。
春の食材はいろいろありますが、その中でも「新ジャガ」は、家族からのリクエストがとても多い春野菜のひとつ。
3月から5月頃まで出回る早採りのじゃがいもで、小ぶりで皮が薄いのが特長。
皮つきで丸ごと食べられ、みずみずしさと口当たりのやわらかさが何とも言えぬおいしさ!
ホクホク感よりも粘りけのある食感なので、マッシュポテトなどにするよりは、そのまま煮たり焼いたり揚げたりするとおいしさを存分に味わえます
通年売られているものよりも、水分が高くて皮が薄いので、長期保存向きではありません。
買ったらすぐに食べるのがおすすめ!
水洗いして、きれいに泥を落としたら、皮ごといただきます
皮つきのまま食べると、皮をむいて食べるよりもビタミンが流れにくく、栄養価も高いのだそう
丸揚げしたり、照り煮にしたりしてもおいしい新じゃがですが、今日はフライパンでロースト。
きれいに洗って水けをしっかり拭いて、フライパンでこんがり焼きます。
ローズマリーとにんにくの香りも一緒に閉じ込めて、新じゃがのローストの完成!
チキンと一緒に焼いても好相性です。
香ばしさと、ハーブの香りの豊かなこと。mmm〜 !
シンプルゆえに、旬のおいしさをストレートにいただけます。