こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
9月に入ってもまだ夏のような暑さが続いていますが、お腹はそろそろ食欲の秋
仕様に変わりつつあるのではないでしょうか……
皆さんは、どんな食べ物が好きですか?
私は、ジャガイモが好き!と広く公言しています

ジャガイモをそのままゆでたり、蒸したりして作るジャガバターは大好物のひとつ。
甘辛く味付けした肉じゃがや煮ころがしなどは、2日目の調味料が染みて味が落ち着いたところが最高!
それからポテトサラダ。
おばあちゃんが作ってくれたような昔ながらの味の物から、バルで食べられるようなおしゃれな物まで、様々なバリエーションがあるので、探求心が絶えずくすぐられます
そしてジャガイモは、品種によって味が全然違うことも、面白さのひとつだと思っています。
味や食感が違うため、当然相性の良い料理というものがあります
ジャガイモの2大品種と言えば、粉質の男爵と粘質のメークイン。
男爵(粉質)は水分が少なくてホクホクしているため、コロッケやポテトサラダなど、つぶす料理向き。
メークイン(粘質)は、煮崩れしにくいのでカレーや煮物など、煮込み料理向きです。
粉質のジャガイモをカレーに入れて煮込んでいるうちに形がなくなってしまったり、粘質のジャガイモでコロッケを作るとなんだかイマイチな仕上がりになったりするのは、ジャガイモの種類によって、向き不向きがあるからなのです
そんなことを踏まえて、新しいジャガイモの品種に出会うたび、ワクワクした気持ちでおいしい食べ方を探索しています
もし面白いジャガイモや食べ方を見つけましたら、教えて下さいね
ジャガイモ愛を語ったところで、今回はコロッケを作りたいと思いました。
せっかくなので私の得意分野、おからを活用した「おからコロッケ」をご紹介します。
生のおからは傷みやすいので、買ったその日に使うつもりでいましょう。
逆に言うなら、生おからを使った料理を作ると決めたその日に、買うのがベスト
生おからは冷凍保存もできますが、やっぱりできたてのふわふわした生おからの方がおいしいと思いますので、買ったその日に調理することをおすすめします。
ちなみに、冷凍保存する場合は、生おからに含まれる水分を飛ばしてから保存すると、おいしいまま保存できますよ
耐熱容器におからを広げて電子レンジで3分程温めるか、フッ素樹脂加工のフライパンで煎った物を、常温に冷ましてから保存しましょう。

加熱して冷ます手間がかかりますが、このひと手間を加えることで、保存したおからのおいしさに差が出ます。
解凍するときは、自然解凍すると良いでしょう。
「おからコロッケ」と名の付くレシピは数多くありますが、私がおすすめするのはジャガイモとおからを合わせた「おから入りコロッケ」です。
おからだけだと口当たりがもそもそとするので、コロッケにする場合は、ジャガイモと生おからの重さの割合を6対1で混ぜ合わせます
ジャガイモは、粉質のホクホクとした食感の物を選んで下さい。
粘質の物だと粘りが出てしまい、ふわふわしたおからとうまくなじみません。
大豆の栄養も摂れるヘルシーコロッケを、ぜひ作ってみて下さいね

9月に入ってもまだ夏のような暑さが続いていますが、お腹はそろそろ食欲の秋


皆さんは、どんな食べ物が好きですか?
私は、ジャガイモが好き!と広く公言しています


ジャガイモをそのままゆでたり、蒸したりして作るジャガバターは大好物のひとつ。
甘辛く味付けした肉じゃがや煮ころがしなどは、2日目の調味料が染みて味が落ち着いたところが最高!
それからポテトサラダ。
おばあちゃんが作ってくれたような昔ながらの味の物から、バルで食べられるようなおしゃれな物まで、様々なバリエーションがあるので、探求心が絶えずくすぐられます

そしてジャガイモは、品種によって味が全然違うことも、面白さのひとつだと思っています。
味や食感が違うため、当然相性の良い料理というものがあります

ジャガイモの2大品種と言えば、粉質の男爵と粘質のメークイン。
男爵(粉質)は水分が少なくてホクホクしているため、コロッケやポテトサラダなど、つぶす料理向き。
メークイン(粘質)は、煮崩れしにくいのでカレーや煮物など、煮込み料理向きです。
粉質のジャガイモをカレーに入れて煮込んでいるうちに形がなくなってしまったり、粘質のジャガイモでコロッケを作るとなんだかイマイチな仕上がりになったりするのは、ジャガイモの種類によって、向き不向きがあるからなのです

そんなことを踏まえて、新しいジャガイモの品種に出会うたび、ワクワクした気持ちでおいしい食べ方を探索しています

もし面白いジャガイモや食べ方を見つけましたら、教えて下さいね

ジャガイモ愛を語ったところで、今回はコロッケを作りたいと思いました。
せっかくなので私の得意分野、おからを活用した「おからコロッケ」をご紹介します。
生のおからは傷みやすいので、買ったその日に使うつもりでいましょう。
逆に言うなら、生おからを使った料理を作ると決めたその日に、買うのがベスト

生おからは冷凍保存もできますが、やっぱりできたてのふわふわした生おからの方がおいしいと思いますので、買ったその日に調理することをおすすめします。
ちなみに、冷凍保存する場合は、生おからに含まれる水分を飛ばしてから保存すると、おいしいまま保存できますよ

耐熱容器におからを広げて電子レンジで3分程温めるか、フッ素樹脂加工のフライパンで煎った物を、常温に冷ましてから保存しましょう。

加熱して冷ます手間がかかりますが、このひと手間を加えることで、保存したおからのおいしさに差が出ます。
解凍するときは、自然解凍すると良いでしょう。
「おからコロッケ」と名の付くレシピは数多くありますが、私がおすすめするのはジャガイモとおからを合わせた「おから入りコロッケ」です。
おからだけだと口当たりがもそもそとするので、コロッケにする場合は、ジャガイモと生おからの重さの割合を6対1で混ぜ合わせます

ジャガイモは、粉質のホクホクとした食感の物を選んで下さい。
粘質の物だと粘りが出てしまい、ふわふわしたおからとうまくなじみません。
大豆の栄養も摂れるヘルシーコロッケを、ぜひ作ってみて下さいね


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
毎日お料理する人にとって、キッチンやキッチン道具が使いやすいことは、見た目の良さよりずっと大切ですよね
なんだか使いづらい物だと、作業が思うように進まなくて、ちょっとしたストレスを感じませんか?
調理中に使用頻度の高いボウル・ざる・へら・菜箸などは使いやすい物を選ぶことをおすすめします。
その中でも、私が今回お伝えしたいのは、ざるです

ざると一言に言っても、その種類は豊富にありますね。
私が普段愛用しているのは、においの付きにくいステンレス製の物(金網)です
そして、基本的なボウル型の他、平ざるがあると、調理をスムーズに進めるのに役立ちます。
ホウレンソウなどの長さのある葉物をゆでて受けるときや、麺類の湯切りなど、表面積が広くて使いやすいのです
また、平ざるは角がないため洗いやすく、洗い終わったあとの水切れも良いですよ
ざるを洗うときは、網目に付いた汚れをしっかり落とし、洗い残しがないように気を付けましょう。
専用ブラシなども売っていますが、アクリルたわしでも汚れが落ちやすいです
平ざるは立てかけて自然乾燥させ、完全に乾いたら収納します。
収納するときも、平ざるなら場所を取らず、隙間収納もできます
平ざるを使ったことがない方は、一度試してみて下さい。
使い勝手の良さを、きっと気に入ると思いますよ
さて今回は、「ジャガイモとインゲンの和え物」のレシピをご紹介します。
ゆでたジャガイモとインゲンに、カレー風味の野菜炒めを合わせた洋風の和え物。
ジャガイモとインゲンをゆでたら、ざるに取ってしっかり水気を切るのがポイントです。
余分な水分で料理の味がぼやけるのを防ぎます。
ぜひ作ってみて下さい

毎日お料理する人にとって、キッチンやキッチン道具が使いやすいことは、見た目の良さよりずっと大切ですよね

なんだか使いづらい物だと、作業が思うように進まなくて、ちょっとしたストレスを感じませんか?

調理中に使用頻度の高いボウル・ざる・へら・菜箸などは使いやすい物を選ぶことをおすすめします。
その中でも、私が今回お伝えしたいのは、ざるです


私が普段愛用しているのは、においの付きにくいステンレス製の物(金網)です

そして、基本的なボウル型の他、平ざるがあると、調理をスムーズに進めるのに役立ちます。
ホウレンソウなどの長さのある葉物をゆでて受けるときや、麺類の湯切りなど、表面積が広くて使いやすいのです

また、平ざるは角がないため洗いやすく、洗い終わったあとの水切れも良いですよ

ざるを洗うときは、網目に付いた汚れをしっかり落とし、洗い残しがないように気を付けましょう。
専用ブラシなども売っていますが、アクリルたわしでも汚れが落ちやすいです

平ざるは立てかけて自然乾燥させ、完全に乾いたら収納します。
収納するときも、平ざるなら場所を取らず、隙間収納もできます

平ざるを使ったことがない方は、一度試してみて下さい。
使い勝手の良さを、きっと気に入ると思いますよ

さて今回は、「ジャガイモとインゲンの和え物」のレシピをご紹介します。
ゆでたジャガイモとインゲンに、カレー風味の野菜炒めを合わせた洋風の和え物。
ジャガイモとインゲンをゆでたら、ざるに取ってしっかり水気を切るのがポイントです。
余分な水分で料理の味がぼやけるのを防ぎます。
ぜひ作ってみて下さい


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国で首都ソウルから各地方に向かうとき、高速バスをよく利用します
地方でも大都市の場合は、高速鉄道
を利用する方が便利なときもありますが、韓国は比較的国土が狭いため、高速バスでも大きなストレスなく移動できるのです
長距離の移動途中で、必ず訪れるのがサービスエリア。
日本とは似て非なる雰囲気が新鮮で、楽しみのひとつです
各地域の特産品コーナーは、どんな物が売られているのかと興味を引かれ、ついつい覗いてしまいます。
ディスプレイされている洋服は赤、ショッキングピンク、黄色など鮮やかな色の物が並び、韓国らしさが感じられます
ほっと一息ついたり、じっくり食事したい場合は、フードコートへ。
カウンターで料理のチケットを購入して、それぞれのコーナーで注文の品を受け取ります。
フードコートで食べられる料理は
ナムルたっぷりのビビンバ
韓国の国民食である甘味噌のジャージャー麺
海鮮と野菜が入った真っ赤なスープのチャンポン麺
簡単な具材が乗ったインスタントラーメン
デミグラスソースがかかったミルフィーユのようなトンカツ
大人数でシェアできる海苔巻きなど。
そして、どの料理にも必ずキムチが付いています

また、食べ歩きが楽しい軽食もたくさんあります。
韓国ならではの食べ物をいくつかご紹介しましょう
サツマイモスティック
フライドポテトのように、細長く切って揚げたサツマイモのフライです。
手軽につまめるので、子どもから大人まで人気のおやつです
もちトウモロコシ
トウモロコシを丸ごと蒸し上げた物ですが、日本でおなじみのスイートコーンとは異なったもちもちとした食感で、甘味が少ないです。
味わったことのない食感にハマリます
クルミ饅頭
鈴の形をしたカステラのような生地の中に、あんとクルミが入っています。
一口サイズで食べやすく、柔らかなあんとカリっとしたクルミの食感が絶妙で、サービスエリアには、必ずと言って良い程置いてある定番のお菓子です。
ポンティギ
米などの穀物でできたポン菓子です。
伝統菓子のひとつで、原料も形も様々ありますが、サービスエリアでよく見かけるのは、お米が原料の直径20cmくらいの平たく丸い形で、ほんのり甘くて懐かしい味わいです。
クルミ饅頭やポンティギは、日本にある韓国系スーパーでも買うことができます。
興味がありましたら、一度召し上がってみて下さいね
串物
焼き鳥や、ハンバーグのように加工されたトッカルビ、タコなどが手軽に食べやすいように、串に刺した物が売られています。
串物で忘れてはいけないのが、ホットバーという練り物揚げ。
日本のさつま揚げのような味わいで、一本でお腹がパンパンになる程の大きさです。
そこで今回は、ホットバーの味わいを楽しめる「さつま揚げ串」をご紹介します。
家庭で作りやすいように、小さめにアレンジしました。
韓国では青唐辛子をよく使うので、甘口青唐辛子を入れて、本場の味に近づけました
万願寺唐辛子やピーマンでも代用できますよ。
ぜひお試し下さい

韓国で首都ソウルから各地方に向かうとき、高速バスをよく利用します

地方でも大都市の場合は、高速鉄道


長距離の移動途中で、必ず訪れるのがサービスエリア。
日本とは似て非なる雰囲気が新鮮で、楽しみのひとつです

各地域の特産品コーナーは、どんな物が売られているのかと興味を引かれ、ついつい覗いてしまいます。
ディスプレイされている洋服は赤、ショッキングピンク、黄色など鮮やかな色の物が並び、韓国らしさが感じられます

ほっと一息ついたり、じっくり食事したい場合は、フードコートへ。
カウンターで料理のチケットを購入して、それぞれのコーナーで注文の品を受け取ります。
フードコートで食べられる料理は
ナムルたっぷりのビビンバ

韓国の国民食である甘味噌のジャージャー麺
海鮮と野菜が入った真っ赤なスープのチャンポン麺

簡単な具材が乗ったインスタントラーメン
デミグラスソースがかかったミルフィーユのようなトンカツ

大人数でシェアできる海苔巻きなど。
そして、どの料理にも必ずキムチが付いています


また、食べ歩きが楽しい軽食もたくさんあります。
韓国ならではの食べ物をいくつかご紹介しましょう

サツマイモスティック
フライドポテトのように、細長く切って揚げたサツマイモのフライです。
手軽につまめるので、子どもから大人まで人気のおやつです

もちトウモロコシ
トウモロコシを丸ごと蒸し上げた物ですが、日本でおなじみのスイートコーンとは異なったもちもちとした食感で、甘味が少ないです。
味わったことのない食感にハマリます

クルミ饅頭
鈴の形をしたカステラのような生地の中に、あんとクルミが入っています。
一口サイズで食べやすく、柔らかなあんとカリっとしたクルミの食感が絶妙で、サービスエリアには、必ずと言って良い程置いてある定番のお菓子です。
ポンティギ
米などの穀物でできたポン菓子です。
伝統菓子のひとつで、原料も形も様々ありますが、サービスエリアでよく見かけるのは、お米が原料の直径20cmくらいの平たく丸い形で、ほんのり甘くて懐かしい味わいです。
クルミ饅頭やポンティギは、日本にある韓国系スーパーでも買うことができます。
興味がありましたら、一度召し上がってみて下さいね

串物
焼き鳥や、ハンバーグのように加工されたトッカルビ、タコなどが手軽に食べやすいように、串に刺した物が売られています。
串物で忘れてはいけないのが、ホットバーという練り物揚げ。
日本のさつま揚げのような味わいで、一本でお腹がパンパンになる程の大きさです。
そこで今回は、ホットバーの味わいを楽しめる「さつま揚げ串」をご紹介します。
家庭で作りやすいように、小さめにアレンジしました。
韓国では青唐辛子をよく使うので、甘口青唐辛子を入れて、本場の味に近づけました

万願寺唐辛子やピーマンでも代用できますよ。
ぜひお試し下さい


こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が上がり、キッチンで火を使うのが億劫になりがちな夏は、外食の頻度が増えるというご家庭も多いのではないでしょうか
食事の準備や後片付けをしなくて良い、自分の好きな物を食べる、家では調理が難しい料理を食べるなど、楽しみの要素が多い外食ですが、栄養のバランスが偏らないか気になりますよね
そこで今回は、健康的に外食を楽しむためのポイント
をご紹介します。

まず、バランスの良い食事とは、どんな食事を指すのでしょうか?
ポイントは、主食・主菜・副菜を揃えること。
この3つを揃えることを意識すれば、自然と栄養バランスを整えることができるのです
「主食」は、主に炭水化物の供給源となる物で、ご飯・パン・麺類などです

「主菜」は、たんぱく質や脂質の供給源である、肉・魚介類・卵・大豆製品などが主材料の、献立のメインとなるおかずです

「副菜」は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの供給源で、野菜、きのこ、海藻などが主材料のおかずです
外食時に、実際どういった食事を選べば良いかと言うと、一番簡単にバランスを整えられるのは、和食屋さんの定食です。
ご飯・味噌汁・主菜・副菜といった定食スタイルの食事なら、必要な栄養素を揃えることができます
イタリアンの場合は、パスタ+パン(ピザ)といった炭水化物ばかりになるセットは控えましょう
おすすめは、肉や魚のメイン料理+サラダ+パン(パスタ)といった物です。
焼肉店では、肉と一緒に野菜を摂るようにしましょう。
キムチ、ナムル、レタスやサンチュなどの葉物野菜、わかめスープやサラダなど、焼肉店には意外と野菜を使ったメニューが多いものです
寿司店では、どうしても野菜が不足しがちです。
サイドメニューにサラダや枝豆、おひたしなどがあれば、積極的にオーダーするようにしましょう。
牛丼店では、サラダや豚汁などのサイドメニューを追加することで、バランスアップすることができます
ラーメン、うどん、そばなどの麺類は、一品以上頼むことが少なく、炭水化物のみに偏りがちです。
野菜たっぷりのちゃんぽん、具だくさんの鍋焼きうどんなど、一品で野菜やたんぱく質も摂れるメニューを選ぶと良いでしょう
トッピングのネギを多めに入れるなどのちょっとした工夫もおすすめです
とは言っても、せっかくなら好きな物を食べたいですし、栄養バランスを考えて食べることが難しい場合もありますよね
外食で栄養バランスがうまく取れなかったな……というときは、あとの食事で不足した栄養素を補うと良いですよ
さて今回のレシピは、最近注目を集めている「押し麦のチョップドサラダ」をご紹介します。
食物繊維が豊富な押し麦と、みずみずしい夏野菜を使ったチョップドサラダは、リンゴ酢でさっぱりとした味に仕上げました。
冷蔵庫で冷やして味をなじませるので、暑くて食欲がないときでも食べやすいですよ
ちなみに、外食でチョップドサラダをメインの食事にする場合は、たんぱく質も摂れるようにカスタマイズするのがおすすめ。
チキン、サーモン、卵、ベーコン、鴨肉、エビ、ローストビーフなどがたんぱく質を摂れる食材です。
ご家庭で、外食で、話題のチョップドサラダをぜひお楽しみ下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が上がり、キッチンで火を使うのが億劫になりがちな夏は、外食の頻度が増えるというご家庭も多いのではないでしょうか

食事の準備や後片付けをしなくて良い、自分の好きな物を食べる、家では調理が難しい料理を食べるなど、楽しみの要素が多い外食ですが、栄養のバランスが偏らないか気になりますよね

そこで今回は、健康的に外食を楽しむためのポイント


まず、バランスの良い食事とは、どんな食事を指すのでしょうか?
ポイントは、主食・主菜・副菜を揃えること。
この3つを揃えることを意識すれば、自然と栄養バランスを整えることができるのです

「主食」は、主に炭水化物の供給源となる物で、ご飯・パン・麺類などです


「主菜」は、たんぱく質や脂質の供給源である、肉・魚介類・卵・大豆製品などが主材料の、献立のメインとなるおかずです


「副菜」は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの供給源で、野菜、きのこ、海藻などが主材料のおかずです

外食時に、実際どういった食事を選べば良いかと言うと、一番簡単にバランスを整えられるのは、和食屋さんの定食です。
ご飯・味噌汁・主菜・副菜といった定食スタイルの食事なら、必要な栄養素を揃えることができます

イタリアンの場合は、パスタ+パン(ピザ)といった炭水化物ばかりになるセットは控えましょう

おすすめは、肉や魚のメイン料理+サラダ+パン(パスタ)といった物です。
焼肉店では、肉と一緒に野菜を摂るようにしましょう。
キムチ、ナムル、レタスやサンチュなどの葉物野菜、わかめスープやサラダなど、焼肉店には意外と野菜を使ったメニューが多いものです

寿司店では、どうしても野菜が不足しがちです。
サイドメニューにサラダや枝豆、おひたしなどがあれば、積極的にオーダーするようにしましょう。
牛丼店では、サラダや豚汁などのサイドメニューを追加することで、バランスアップすることができます

ラーメン、うどん、そばなどの麺類は、一品以上頼むことが少なく、炭水化物のみに偏りがちです。
野菜たっぷりのちゃんぽん、具だくさんの鍋焼きうどんなど、一品で野菜やたんぱく質も摂れるメニューを選ぶと良いでしょう

トッピングのネギを多めに入れるなどのちょっとした工夫もおすすめです

とは言っても、せっかくなら好きな物を食べたいですし、栄養バランスを考えて食べることが難しい場合もありますよね

外食で栄養バランスがうまく取れなかったな……というときは、あとの食事で不足した栄養素を補うと良いですよ

さて今回のレシピは、最近注目を集めている「押し麦のチョップドサラダ」をご紹介します。
食物繊維が豊富な押し麦と、みずみずしい夏野菜を使ったチョップドサラダは、リンゴ酢でさっぱりとした味に仕上げました。
冷蔵庫で冷やして味をなじませるので、暑くて食欲がないときでも食べやすいですよ

ちなみに、外食でチョップドサラダをメインの食事にする場合は、たんぱく質も摂れるようにカスタマイズするのがおすすめ。
チキン、サーモン、卵、ベーコン、鴨肉、エビ、ローストビーフなどがたんぱく質を摂れる食材です。
ご家庭で、外食で、話題のチョップドサラダをぜひお楽しみ下さい

