こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
子どもたちの夏休み
もあと少し、もうすぐ学校が始まりますね
楽しい夏の思い出が、たくさんできたことでしょう
我が家では、今年の夏休み期間、子どもたちに昼ごはん作りに挑戦してもらいました
私と子ども2人、計3人の担当制で昼ごはんを作る日々。
これがなかなか楽しかったです
今までも、何度となく料理作りを手伝ってもらっていましたが、それはあくまで手伝い。
担当になった子どもには、主体となって頑張ってもらいました
事前の決め事は3つ。
作る料理は事前に自分で調べておくこと。
必要な材料は前もって申請、場合によっては自分で調達(お金は渡します)すること。
手伝いが必要なときは、子どもたちが私に指示を出すこと。
上の子はタブレット端末を駆使して、下の子は図書館で借りてきた料理本を活用して、何を作るか決めてくれたようです
10歳になる上の子は、炒飯を作ってくれました。
インターネットで調べたらしく、溶いた卵とご飯をあらかじめ合わせるという、初心者でもパラパラに作れる炒飯の裏技も披露
料理に不慣れな手つきを見ると、つい横から口を出してしまいそうになりますが、そこはグッと我慢!
あまり口出しすると、やる気を削いでしまうようなので、野菜の切り方だけ簡単に教えたら、あとは極力見ないように……。
どうなることかと思っていましたが、慎重に、丁寧に作業したらしく、少し時間はかかったものの、見事なパラパラ具沢山炒飯を作ってくれました
一方、7歳になる下の子は、ゆで卵・ゆでブロッコリー・白いご飯・味噌汁を作ってくれました。
こちらは学校の図書館で借りてきた本を見ながらの調理。
お米を洗い、炊飯器にセット。
ブロッコリーを切って、お鍋でゆでる。
卵の殻を割らないように、箸でかき混ぜながらゆでる。
そして最後は昆布と鰹節で出汁を取り、味噌汁を作ってくれました
普段は、1汁2菜で構成された和食は少し苦手なようでしたが、自分で作った物は本当においしかったようで、ペロリと完食してくれました
よしよし。これからは私の作った味噌汁も完食してほしいものです。
おかげさまで、お昼ごはんを何にするか考える作業が減り、かなり楽をさせて頂きました
子どもたちが作ってくれた料理のように、シンプルだからこそおいしい料理も数多くありますよね。
そんな料理に私がおすすめする食材は、油揚げです。
油揚げが、どうやって作られているかご存知ですか?

油揚げは、木綿豆腐を薄く小さく切って圧し脱水をして「生地」を作ります。
そうして作った生地を低温から揚げ始めて最終的に高温で30分以上かけて揚げるのです。
そんなに長い時間揚げているとは知らなかったので、初めて知ったときは驚いたものです
油揚げは地域やお店によって何種類もの形や厚さがあり、同じ油揚げでも「京揚げ」「薄揚げ」「手揚げ」「稲荷揚げ」「寿司揚げ」「きつね揚げ」などと名称も様々あります。
どんな油揚げにどのような名前が付いているかは、自分の住んでいる地域や販売店次第なので、こればかりは実際に食べてみて判断するしかないのかな、といったところです
地域ごとに特徴のある油揚げのお話は、おいおいしていきたいと思いますが、まずは一番手軽に食べられる油揚げについてのお話を。
一番手軽な食べ方と私が思っているのは、トースターやグリルで焼くことです
トースト感覚でトッピングして、カリッと焼くだけで立派な一品になります。
油揚げを焼いてカリッとした食感にするには、長方形で薄くて軽い物がおすすめですよ。
軽い物は、しっかりと油切りがされているので、触ってみるとあまりべとつかず、ふんわりとしています。
逆に同じ大きさなのに重い場合は、油がたくさん含まれていて、触ってみると油が染み出します。(油たっぷりの油揚げは、煮物に入れるのに向いています)
購入するときは、袋ごしに持った重さで判断したり、袋に付いた油を確認したりすると良いでしょう
焼いたときの、サクッ・カリッとした食感は、薄くて軽い油揚げならではです。

そこで今回は、「油揚げの和風ピザ」のレシピをご紹介します。
油揚げを生地にするため、なんと言ってもヘルシー
長方形で薄くて軽い油揚げか、大きくて厚みがあるのに軽い油揚げがあれば最適です。
先にしっかりとあぶって、生地をカリッとさせてから、ソースとチーズを乗せて焦がさないように焼き上げましょう。
ソースが味の決め手なので、ピザ用ソースや明太子ソースなど、チーズに合うソースを色々アレンジするのも楽しいですよ。
焼きたてアツアツのおいしさをぜひお試し下さい

子どもたちの夏休み


楽しい夏の思い出が、たくさんできたことでしょう

我が家では、今年の夏休み期間、子どもたちに昼ごはん作りに挑戦してもらいました

私と子ども2人、計3人の担当制で昼ごはんを作る日々。
これがなかなか楽しかったです

今までも、何度となく料理作りを手伝ってもらっていましたが、それはあくまで手伝い。
担当になった子どもには、主体となって頑張ってもらいました

事前の決め事は3つ。



上の子はタブレット端末を駆使して、下の子は図書館で借りてきた料理本を活用して、何を作るか決めてくれたようです

10歳になる上の子は、炒飯を作ってくれました。
インターネットで調べたらしく、溶いた卵とご飯をあらかじめ合わせるという、初心者でもパラパラに作れる炒飯の裏技も披露

料理に不慣れな手つきを見ると、つい横から口を出してしまいそうになりますが、そこはグッと我慢!
あまり口出しすると、やる気を削いでしまうようなので、野菜の切り方だけ簡単に教えたら、あとは極力見ないように……。
どうなることかと思っていましたが、慎重に、丁寧に作業したらしく、少し時間はかかったものの、見事なパラパラ具沢山炒飯を作ってくれました

一方、7歳になる下の子は、ゆで卵・ゆでブロッコリー・白いご飯・味噌汁を作ってくれました。
こちらは学校の図書館で借りてきた本を見ながらの調理。
お米を洗い、炊飯器にセット。
ブロッコリーを切って、お鍋でゆでる。
卵の殻を割らないように、箸でかき混ぜながらゆでる。
そして最後は昆布と鰹節で出汁を取り、味噌汁を作ってくれました

普段は、1汁2菜で構成された和食は少し苦手なようでしたが、自分で作った物は本当においしかったようで、ペロリと完食してくれました

よしよし。これからは私の作った味噌汁も完食してほしいものです。
おかげさまで、お昼ごはんを何にするか考える作業が減り、かなり楽をさせて頂きました

子どもたちが作ってくれた料理のように、シンプルだからこそおいしい料理も数多くありますよね。
そんな料理に私がおすすめする食材は、油揚げです。
油揚げが、どうやって作られているかご存知ですか?

油揚げは、木綿豆腐を薄く小さく切って圧し脱水をして「生地」を作ります。
そうして作った生地を低温から揚げ始めて最終的に高温で30分以上かけて揚げるのです。
そんなに長い時間揚げているとは知らなかったので、初めて知ったときは驚いたものです

油揚げは地域やお店によって何種類もの形や厚さがあり、同じ油揚げでも「京揚げ」「薄揚げ」「手揚げ」「稲荷揚げ」「寿司揚げ」「きつね揚げ」などと名称も様々あります。
どんな油揚げにどのような名前が付いているかは、自分の住んでいる地域や販売店次第なので、こればかりは実際に食べてみて判断するしかないのかな、といったところです

地域ごとに特徴のある油揚げのお話は、おいおいしていきたいと思いますが、まずは一番手軽に食べられる油揚げについてのお話を。
一番手軽な食べ方と私が思っているのは、トースターやグリルで焼くことです

トースト感覚でトッピングして、カリッと焼くだけで立派な一品になります。
油揚げを焼いてカリッとした食感にするには、長方形で薄くて軽い物がおすすめですよ。
軽い物は、しっかりと油切りがされているので、触ってみるとあまりべとつかず、ふんわりとしています。
逆に同じ大きさなのに重い場合は、油がたくさん含まれていて、触ってみると油が染み出します。(油たっぷりの油揚げは、煮物に入れるのに向いています)
購入するときは、袋ごしに持った重さで判断したり、袋に付いた油を確認したりすると良いでしょう

焼いたときの、サクッ・カリッとした食感は、薄くて軽い油揚げならではです。

そこで今回は、「油揚げの和風ピザ」のレシピをご紹介します。
油揚げを生地にするため、なんと言ってもヘルシー

長方形で薄くて軽い油揚げか、大きくて厚みがあるのに軽い油揚げがあれば最適です。
先にしっかりとあぶって、生地をカリッとさせてから、ソースとチーズを乗せて焦がさないように焼き上げましょう。
ソースが味の決め手なので、ピザ用ソースや明太子ソースなど、チーズに合うソースを色々アレンジするのも楽しいですよ。
焼きたてアツアツのおいしさをぜひお試し下さい


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
毎日蒸し暑くて、疲れやだるさを感じやすい季節ですね
気温が高い夏は、汗
をたくさんかくことで、体内の水分調整やミネラルバランスが崩れたり、冷房による冷えで体温調節がうまくできなかったり、不快な症状が出ることも
そういった夏の疲労を回復するのに、酸っぱい物を食べるのが有効だとご存知でしょうか
酸っぱい物と言えば、梅干しやレモン、グレープフルーツなどが思い浮かびますね。
これらには、クエン酸という有機酸が含まれています。
クエン酸は、摂取した食べ物を体内でエネルギーに変えるために欠かせない成分
疲労している身体は、「活性酸素による酸化ストレスで細胞がダメージを受けた状態」で、その修復にはアデノシン三リン酸というエネルギー物質が必要です。
疲れているときにクエン酸を摂取すると、クエン酸回路(細胞内でエネルギーを産生する回路:TCA回路)が活性化するため、疲労回復が期待できます
また、クエン酸を摂ることで唾液や胃液の分泌が促進され、食欲を増進させる効果もあるため、暑くて食欲が落ちているときは、クエン酸を含む食材を料理にプラスすると良いでしょう
汗をかいて体内のミネラル分が失われ、エネルギー代謝が鈍って疲れやすくなる悪循環を、好循環に変える助けをクエン酸がしてくれます。
暑い夏に酸っぱい物がおいしく感じられるのは、身体が求めているせいかも知れませんね

しかし、クエン酸が疲労回復に良いことは分かっても、酸っぱい食べ物が少し苦手……という場合は、レモンシロップ、梅シロップなど甘さを加えた物に加工したり、ハチミツを加えたりすると、食べやすくなりますよ
おすすめは、酸味のあるシロップを無糖の炭酸水で割って、ほんのりとした甘さのソーダにすること
お風呂上りや運動したあとなど、渇いた喉に冷たさと刺激が伝わって、おいしく感じます。
シロップは、製氷機に入れて凍らせておくと、長い間保存ができ、果汁氷として冷たいデザートに使えて便利です
ただし、冷たい物の摂りすぎは胃腸を冷やしてしまうので、食べる量は程々にしましょう。
おいしく楽しく、疲れを溜めずに暑い夏を乗り越えられると良いですね
さて今回は、手軽においしくクエン酸を摂れるレシピ「焼き野菜と梅の和え物」をご紹介します
暑さで食欲がわかないときでも、梅の酸味でさっぱりとした味になり、食べやすいですよ。
ぜひお試し下さい

毎日蒸し暑くて、疲れやだるさを感じやすい季節ですね

気温が高い夏は、汗


そういった夏の疲労を回復するのに、酸っぱい物を食べるのが有効だとご存知でしょうか

酸っぱい物と言えば、梅干しやレモン、グレープフルーツなどが思い浮かびますね。
これらには、クエン酸という有機酸が含まれています。
クエン酸は、摂取した食べ物を体内でエネルギーに変えるために欠かせない成分

疲労している身体は、「活性酸素による酸化ストレスで細胞がダメージを受けた状態」で、その修復にはアデノシン三リン酸というエネルギー物質が必要です。
疲れているときにクエン酸を摂取すると、クエン酸回路(細胞内でエネルギーを産生する回路:TCA回路)が活性化するため、疲労回復が期待できます

また、クエン酸を摂ることで唾液や胃液の分泌が促進され、食欲を増進させる効果もあるため、暑くて食欲が落ちているときは、クエン酸を含む食材を料理にプラスすると良いでしょう

汗をかいて体内のミネラル分が失われ、エネルギー代謝が鈍って疲れやすくなる悪循環を、好循環に変える助けをクエン酸がしてくれます。
暑い夏に酸っぱい物がおいしく感じられるのは、身体が求めているせいかも知れませんね


しかし、クエン酸が疲労回復に良いことは分かっても、酸っぱい食べ物が少し苦手……という場合は、レモンシロップ、梅シロップなど甘さを加えた物に加工したり、ハチミツを加えたりすると、食べやすくなりますよ

おすすめは、酸味のあるシロップを無糖の炭酸水で割って、ほんのりとした甘さのソーダにすること

お風呂上りや運動したあとなど、渇いた喉に冷たさと刺激が伝わって、おいしく感じます。
シロップは、製氷機に入れて凍らせておくと、長い間保存ができ、果汁氷として冷たいデザートに使えて便利です

ただし、冷たい物の摂りすぎは胃腸を冷やしてしまうので、食べる量は程々にしましょう。
おいしく楽しく、疲れを溜めずに暑い夏を乗り越えられると良いですね

さて今回は、手軽においしくクエン酸を摂れるレシピ「焼き野菜と梅の和え物」をご紹介します

暑さで食欲がわかないときでも、梅の酸味でさっぱりとした味になり、食べやすいですよ。
ぜひお試し下さい


こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
三年前の話になりますが、ソウル在住の知人から「ゴーヤを使った料理を教えて欲しい」と、連絡が来たことがありました。
そのとき教えたのは日本の一般家庭でもよく食べられている料理、「ゴーヤチャンプルー」。
もともとゴーヤは、朝鮮半島の南部地域でも栽培されていましたが、韓国ではあまり知られていなかったそうです。
しかし三年前に放送された情報番組をきっかけに、栄養成分とその効果が注目され、韓国でも注目されるようになったということです。
韓国のスーパーでも日本の食品や調味料が売られているので、現在、韓国の家庭でも、日本でお馴染みのゴーヤチャンプルーが、家庭料理として広がっているようです。

韓国語ではゴーヤのことを「ヨジュ」または「ビタメロン」と呼ばれています。
「ビタメロン」という名前は、ビタミンCが豊富であることから名付けられたそうです。
そのビタミンの含有量はなんとレモンの倍以上

ビタミンCは加熱に弱いので栄養効果を最大限発揮するには生食が良いと言われていますが、ゴーヤのビタミンCは加熱に強いので、ゴーヤチャンプルーのような炒め物はそのゴーヤの特性を活かした料理とも言えるのです
何と言ってもゴーヤは、糖尿病に効果があると言われています。
ビタミンB1は糖質の代謝を高め、そして、糖質の吸収を抑える食物繊維が血糖値の上昇を防ぎ、体内の塩分を排出させるカリウムは高血圧との合併症を予防します。
ここで、韓国でのゴーヤの食べ方をご紹介します
「漬物」
薄くスライスをして、しょうゆベースの漬物に。
または、キムチに仕上げることもあります。
どちらも保存食品なので、作り置きできるので便利です。
「チヂミ」
輪切りにして小麦粉と卵液をまぶし、ピカタのように焼きます。
少し手が込んだ物は、種を取った真ん中にひき肉ダネを詰め、衣を付けて焼きます。
その他には、スライスしたゴーヤを乾燥させて、お茶として飲用します。
ゴーヤーは種に植物インスリンが含まれていて、血糖値を下げる働きがあります。
毎日手軽に摂取したい場合は、お茶をお勧めしますよ
さて今回のレシピは「ゴーヤとジャガイモのチヂミ」です。

ゴーヤの苦みが気になる方は、下ごしらえのときに砂糖多めにいれると良いですよ
ぜひお試し下さいね
三年前の話になりますが、ソウル在住の知人から「ゴーヤを使った料理を教えて欲しい」と、連絡が来たことがありました。
そのとき教えたのは日本の一般家庭でもよく食べられている料理、「ゴーヤチャンプルー」。
もともとゴーヤは、朝鮮半島の南部地域でも栽培されていましたが、韓国ではあまり知られていなかったそうです。
しかし三年前に放送された情報番組をきっかけに、栄養成分とその効果が注目され、韓国でも注目されるようになったということです。
韓国のスーパーでも日本の食品や調味料が売られているので、現在、韓国の家庭でも、日本でお馴染みのゴーヤチャンプルーが、家庭料理として広がっているようです。


「ビタメロン」という名前は、ビタミンCが豊富であることから名付けられたそうです。
そのビタミンの含有量はなんとレモンの倍以上


ビタミンCは加熱に弱いので栄養効果を最大限発揮するには生食が良いと言われていますが、ゴーヤのビタミンCは加熱に強いので、ゴーヤチャンプルーのような炒め物はそのゴーヤの特性を活かした料理とも言えるのです


ビタミンB1は糖質の代謝を高め、そして、糖質の吸収を抑える食物繊維が血糖値の上昇を防ぎ、体内の塩分を排出させるカリウムは高血圧との合併症を予防します。
ここで、韓国でのゴーヤの食べ方をご紹介します

「漬物」
薄くスライスをして、しょうゆベースの漬物に。
または、キムチに仕上げることもあります。
どちらも保存食品なので、作り置きできるので便利です。
「チヂミ」
輪切りにして小麦粉と卵液をまぶし、ピカタのように焼きます。
少し手が込んだ物は、種を取った真ん中にひき肉ダネを詰め、衣を付けて焼きます。
その他には、スライスしたゴーヤを乾燥させて、お茶として飲用します。
ゴーヤーは種に植物インスリンが含まれていて、血糖値を下げる働きがあります。
毎日手軽に摂取したい場合は、お茶をお勧めしますよ

さて今回のレシピは「ゴーヤとジャガイモのチヂミ」です。

ゴーヤの苦みが気になる方は、下ごしらえのときに砂糖多めにいれると良いですよ

ぜひお試し下さいね

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
30℃を超える暑い日が続きますね
気温の高い夏に注意が必要な病気と言えば、「熱中症」を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかしそれ以外にも、「脳梗塞」や「心筋梗塞」など、命にかかわる重大な病気の発症率が夏場に高くなる傾向があるそうです。
それらの病気は、身体の内部の変化「血圧」が大きく関係するため、夏場の血圧コントロールが、重要視されるようになってきました
そこで今回は、夏の血圧コントロールと高血圧予防の食事についてご紹介します。

気温の高い夏場は、多量の汗をかいて体内の水分が減り、血液の流れが悪くなったり、血の塊(血栓)ができやすくなったりすると見られています。
また、猛烈な暑さの屋外と、冷房の効いた室内の温度差が、血管の収縮を招き、血圧が急激に上昇することも血圧をコントロールできない原因とされています。
夏場の血圧対策として、まずはこまめな水分補給を心がけましょう
汗をかいてから初めて水分を摂るのではなく、汗をかく前に水分補給しておくことが大切です。
また、意外に気を付けなければならないのが、飲酒時の水分補給です。
お酒で水分を摂っていると思われがちですが、アルコールには発汗作用や利尿効果があるため、飲酒後は血液中の水分が失われていきます
飲酒前にコップ1杯の水を、飲み始めてからもアルコール以外の水分を一緒に摂るようにしましょう
夏のビール
のおいしさは格別ですが、飲み過ぎにも注意して下さいね
温度差による血圧の上昇を防ぐには、室内の温度を下げ過ぎないことが大切です。
外気との温度差はなるだけ5℃以内になるよう、調整しましょう。
冷房の効いた場所へ出かける際には、ストールや上着などを持参し、体温調節をするのがおすすめです
現段階では血圧に異常のない方でも、高血圧を予防する方法を知り、対策を心がけると良いでしょう
高血圧を防ぐためには、塩分の摂り過ぎに気を付けるとともに、ナトリウム(塩分)を排泄する働きのあるカリウムを摂ることが有効だと言われています
カリウムは、果物
や野菜
、芋、海藻などに含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。
具体的な対策としては、
・ソーセージや練り製品、漬物などの塩分の多い加工食品は控える。
・味付けされた料理にそれ以上の調味料はかけない。
・麺類の汁は残す。
・味噌汁は具だくさんにし、だしを利かせて薄味にする。
・味付けは酢やレモンなどの酸味、わさびやこしょうなどの香辛料を利かせる。
・毎朝果物を食べる。
などが挙げられます。
また、太り気味の方は、まずは減量することが大切です
内臓脂肪が過剰に蓄積すると、高血圧になる危険性が高まります
食事や運動などの生活習慣を見直し、内臓脂肪を減らすことで、血圧は正常値に近づきます。
これを機に、高血圧予防について、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
さて今回は、「白身魚のラビゴットソース」のレシピをご紹介します。
夏野菜をたっぷり使ったカラフルなラビゴットソースは、野菜の味もソースの一部となり、塩分が少なくても味付けは十分と感じられます
身体に優しいだけでなく、彩り良く見た目も楽しめる一品です。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
30℃を超える暑い日が続きますね

気温の高い夏に注意が必要な病気と言えば、「熱中症」を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかしそれ以外にも、「脳梗塞」や「心筋梗塞」など、命にかかわる重大な病気の発症率が夏場に高くなる傾向があるそうです。
それらの病気は、身体の内部の変化「血圧」が大きく関係するため、夏場の血圧コントロールが、重要視されるようになってきました

そこで今回は、夏の血圧コントロールと高血圧予防の食事についてご紹介します。


また、猛烈な暑さの屋外と、冷房の効いた室内の温度差が、血管の収縮を招き、血圧が急激に上昇することも血圧をコントロールできない原因とされています。
夏場の血圧対策として、まずはこまめな水分補給を心がけましょう

汗をかいてから初めて水分を摂るのではなく、汗をかく前に水分補給しておくことが大切です。
また、意外に気を付けなければならないのが、飲酒時の水分補給です。
お酒で水分を摂っていると思われがちですが、アルコールには発汗作用や利尿効果があるため、飲酒後は血液中の水分が失われていきます

飲酒前にコップ1杯の水を、飲み始めてからもアルコール以外の水分を一緒に摂るようにしましょう

夏のビール


温度差による血圧の上昇を防ぐには、室内の温度を下げ過ぎないことが大切です。
外気との温度差はなるだけ5℃以内になるよう、調整しましょう。
冷房の効いた場所へ出かける際には、ストールや上着などを持参し、体温調節をするのがおすすめです

現段階では血圧に異常のない方でも、高血圧を予防する方法を知り、対策を心がけると良いでしょう

高血圧を防ぐためには、塩分の摂り過ぎに気を付けるとともに、ナトリウム(塩分)を排泄する働きのあるカリウムを摂ることが有効だと言われています

カリウムは、果物


具体的な対策としては、
・ソーセージや練り製品、漬物などの塩分の多い加工食品は控える。
・味付けされた料理にそれ以上の調味料はかけない。
・麺類の汁は残す。
・味噌汁は具だくさんにし、だしを利かせて薄味にする。
・味付けは酢やレモンなどの酸味、わさびやこしょうなどの香辛料を利かせる。
・毎朝果物を食べる。
などが挙げられます。
また、太り気味の方は、まずは減量することが大切です

内臓脂肪が過剰に蓄積すると、高血圧になる危険性が高まります

食事や運動などの生活習慣を見直し、内臓脂肪を減らすことで、血圧は正常値に近づきます。
これを機に、高血圧予防について、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
さて今回は、「白身魚のラビゴットソース」のレシピをご紹介します。
夏野菜をたっぷり使ったカラフルなラビゴットソースは、野菜の味もソースの一部となり、塩分が少なくても味付けは十分と感じられます

身体に優しいだけでなく、彩り良く見た目も楽しめる一品です。
ぜひお試し下さい

