こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
まだまだ残暑の厳しい折、キッチンに立つ時間は、少しでも短い方がうれしいですよね
そこで今回は、時短調理に役立つ「フォーク」の便利な利用法をご紹介します。
「フォーク」と言えば、食事をするためのカトラリーとしての役割を担っていますが、先端に3〜4本の鋭いくしがあるのが特長です。
このフォークのくしを利用した、便利な使い方を3つご紹介します
レモンを絞るとき、半分に切った断面にフォークを刺し、ぎゅっと絞ると、それほど力を入れなくても、簡単にたくさんの果汁を絞ることができます。
深さのある器にゆで卵を入れ、フォークで押さえつけると、簡単にゆで卵を細かくすることができます。
鶏のささみの筋を取るときに、くしの間に筋をはさみ、筋をひっぱりながらグッと引くと、いとも簡単に筋を取ることができます。
これなら、お子様でもお手伝いできますね
さて、今回は「ささみのチーズフライ」のレシピをご紹介しています。
行楽や運動会のお弁当にもぴったりのレシピです。
ぜひお試し下さいね
こんにちは、料理家の野上優佳子です
私たちがキッチンで当たり前のように使っている物が、他の文化圏ではとても珍しいということ、結構ありますね!
最近では、もう簡単に入手できるようになったかもしれませんが、今から10年以上前、アメリカに引越したばかりの頃に、日用品を買いに出かけたときのこと。
キッチン用品を買おうと思ってお店に出かけたら、まな板が売っていない
薄手のガラス製または木製の、小ぶりなカッティングボードと、中華料理店で見かける分厚くて丸い木製の物は売っているのですが、日本でよく使っていた、まな板がない
試しにガラス製の物を買ってみたら、当然小さいので十分に食材は切れないわ、包丁の刃がカチカチ当たってボロボロになるわで、使い心地の悪いことと言ったらこの上なく、ほとほと困ったのでした
その謎は、とある本を読んで解けました
文化人類学者の石毛直道氏の著書によれば 、東アフリカやアラブ、インド地域では、まな板での調理は一般的でなく、チベット系シェルパ族も、骨付き肉を切るとき以外は、まな板は使わない。
まな板文化形成には、「箸」で食事をすることと関連があるのだ、と。
なるほど確かに、海外の料理番組を見ると、日本ほど様々な食材を細かく切る作業はありません。
アラブやアフリカは手づかみでの食事文化圏、ヨーロッパやアメリカはナイフとフォーク
食事の際に、テーブルで肉の塊を切り分けたり(食卓には切り分け用ナイフが用意される)、骨付きのまま手づかみでかぶりつくならば、食材を事前に小さく加工する必要はない。
箸でつまめる大きさにあらかじめ材料を切り刻む文化に、包丁とまな板という名コンビが生まれたというわけです。
さて今回は、包丁とまな板だけを使った、おいしい前菜レシピをご紹介します。
残暑厳しい中、火を使わずに5分もあればできちゃいます!
ぜひお試しを。
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
エコなお掃除と言えば、重曹・クエン酸・お酢などが挙げられます。
今回は、エコなお掃除に大活躍の「クエン酸」についてお伝えします。
そもそもクエン酸とは、一体何者!?でしょうか?
酸というからには酸っぱい物?との答えが返ってきそうですが、ずばり正解
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干しに含まれている、酸味のもとになっている成分なのです。
酸性のため、アルカリ性の汚れと中和し、汚れを落とします。
クエン酸を、そのままふりかけて使用してOKです。
また、水を加えてクエン酸水としてスプレーボトルに入れておくと、すぐに使えて便利です
特に、アルカリ性からくる、汚れのニオイ消しには効果的
アルカリ性の汚れと言えば、トイレの尿臭。
クエン酸水で掃除をすると、汚れ落としに加え消臭効果もあるので、トイレ掃除には、とてもおすすめです
また、消臭効果に加えて殺菌効果があるので、まな板などに付いた魚や肉類の臭いが気になるときや、生ゴミを入れる三角コーナーに、クエン酸水をひとふきしておくと良いですよ
さて、そんなクエン酸ですが、料理にも応用がききます
ゴボウやレンコンなどを切ったあとにクエン酸水に浸ければ、色止めになります。
また、市販のジュース(マンゴーやぶどうなど)が甘いなと思うときに、少し(コップ1杯のジュースに、小さじ4分の1程)加えると、酸味が加わり、よりおいしくなります。
今回ご紹介する「大葉シロップのフルーツポンチ」は、クエン酸の効用が発揮される料理
大葉を取り除いたあとにクエン酸を入れると、色がきれいに仕上がります
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
8月と言えば、待ちに待った夏休み
子供の友達が遊びに来たり、帰省したりと、何かと人が集まることが多い季節ですね
そんなときに出番が多いのが、ホットプレート。
そのまま食卓に出せるので、みんなで料理を囲むときには、大活躍の調理器具です
定番の焼肉以外にも、パエリアや鍋物などバリエーションは豊富です。
ホットプレートを新しく購入するときには、少し高さのある物を選ぶと、鍋物もできるので、用途が広がりおすすめです
ホットプレートはテフロン加工の物が多いので、金属ベラなどを使ってしまうと、表面に傷が付いてしまいます
ゴムベラ(耐熱用)や菜箸など、表面に傷が付きにくい物を使いましょう。
今回は、そんなホットプレートを使った、そのまま食卓に出してもOKの中華風の炊き込みご飯をご紹介します。