こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理はスイーツの種類が少ないと言われていますが、夏場になると人気の高まるデザートがあります
それは、かき氷。
韓国語で「パッピンス」と言います。
パッは「小豆」、ピンスは「氷水」を意味しています。
もともとは、かき氷の上に「小豆のあん」をのせていたので、この名前が付けられました。
現在は具材がバラエティに富んでいて、フルーツ、アイスクリーム、小さなもち、シリアルなどが飾られ、色鮮やかで豪華です
韓国では大人数で食べられる大きさのパッピンスもあり、一皿を友だち同士でつつき合いながら、おしゃべりを楽しむ光景も見られます。
さて、日本にもかき氷はありますが、明らかに食べ方が違います。
韓国では、スプーンを使って豪快に混ぜてから頂きます!
美しい盛り付けは、一瞬にして崩されるのです。
味を均一にすることが、ポイントです。
日本人におなじみのビビンバは、ご飯と具をしっかり混ぜてから食べますよね?
この混ぜ文化は、他の料理にもつながるのです。
カレーライスも同様です。
そして、パッピンスもしかり・・・。
パッピンスを混ぜて食べられるようになったら、韓国ツウですね!
ところで、パッピンスに入っている小豆はビタミンB1が豊富なのはご存じでしょうか?
糖質をエネルギーに変えるので、夏バテ解消に効果があります。
そして、小豆以外にも夏バテ解消に良い食材に「タコ」があります。
疲労回復に良い、タウリンが含まれているからなんですね。
今日は、そんなタコを使った和え物をご紹介します
こんにちは、料理家の野上優佳子です 。
子どもの頃からミステリーが大好きで、特に好きだったのがアガサ・クリスティ
とにかく片っ端から読みあさったものです。
特に気に入っていたのが、名探偵エルキュール・ポアロ
イギリスのロンドンが、主な舞台になっています。
「イギリスにうまい物なし」と言われたりもしますが、ベルギー出身でロンドン在住のポアロ氏は、とても美食家。
シリーズの作中にも、おいしそうな場面がいくつも登場します。
そこに広がる1900年代前半のイギリスの食卓は、小学生だった私にはとても興味深いものでした。
オムレツをはじめ、エスカルゴや七面鳥の栗詰め、またアフタヌーンティーでゆったりと紅茶を愉しんだり。
数多くの食の場面が登場し、当時の世相が垣間見られるのも、楽しさのひとつ。
子ども心に、胸をはずませながら読んだことを懐かしく思い出します。
小さい頃から、食いしん坊だったのでしょうね
さて今回は、スコーンに並ぶイギリスの定番「クランペット」をご紹介します。
イースト発酵させた生地を焼いた、パンケーキにも似たパンのような物
日本ではあまりなじみがありませんが、イギリスではとてもポピュラーです。
イースト発酵させますが、パンのようにこねる作業はないので、とても簡単
焼き立てを、バターやジャムなどと一緒に頂きます。休日のブランチにいかが?
こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
実は私、整理整頓が大好きなんです
料理教室の生徒さんからも、キッチンの整理方法について、質問を受けることがあります。
本日は、私がおすすめする、とっておきの整理方法をご紹介します。
それは、牛乳パックの空き箱を使った間仕切り
作り方は、とても簡単です空いた牛乳パックをよく洗って、しっかりと乾かす。
(牛乳が残っていると臭いのもとになるので、注ぎ水が透明になるまでよく洗って、乾かしましょう!)牛乳パックを縦にハサミで開き、底の部分は、そのまま端までハサミを入れる。
飲み口部分をカットする。
(入れ物になるので、ここで止めても)
山折にして、ホッチキスやテープなどで止める。
牛乳パックは水気にも強く、適度な硬さもあるので、間仕切りにはもってこいの素材です。
この牛乳パックの間仕切りにはまり、キッチン以外にも子供の衣類やCD・DVDの整理など、我が家では、いたるところで大活躍です
切り取った残り紙は、お皿を洗う前の、油汚れをこそげ取るのに最適
油分をぬぐっておくと、洗い物に使う洗剤も水も少なくてすむので、おすすめですよ
本来ならば捨ててしまう物をリサイクル利用するのって、ゴミも減らせるし、とってもエコですよね
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
今年の土用の丑の日は、7月27日でしたね。
ウナギを召し上がった方も、多くいらっしゃったと思います
土用の丑の日にウナギを食べる理由は、スタミナを付けて暑い夏を乗りきるためですが、韓国でも同様の習慣があります。
陰陽五行説に基づいた三伏(サンフク)という3日間があります。
初伏、中伏、末伏を総称したのが三伏です。
2012年の初伏は7月18日、中伏が7月28日、末伏が8月7日です。
この日は、夏バテ予防のために滋養食を頂きます。
その代表的な料理が、参鶏湯(サムゲタン)なんですね。
最近、参鶏湯の人気が高まってきましたが、改めて説明させて頂くと、丸鶏のお腹にもち米・ニンニク・高麗人参やナツメなどの漢方素材などを詰め、時間をかけてコトコトと煮込んだスープ料理です。
食べるときは、箸とスプーンを使って身をほぐし、鶏肉に塩・こしょうを付けます。
お店によって、スープに味付けしていない場合がありますので、自分好みに味を調えます。
暑い季節にアツアツの参鶏湯を食べることで、汗を大量にかき、身体がスッキリします。
夏に温かい物を食べることが健康に良いと、韓国では誰もが当然のごとく認識しています。
滋養食として参鶏湯を食べる理由は、使用されている材料が元気になる物ばかり
店によって使用される食材に多少の違いはありますが、代表的な物を挙げますと・・・。鶏肉
高たんぱく質で低脂肪。体力が落ちているときはおすすめめの食材で、気力がアップし、造血にも効果があります。
高麗人参
食品の中でも滋養強壮の効果が高く、食欲不振を改善し、脳の働きも活発にします。
ナツメ
胃腸の働きを整えて気力を補います。造血にも効果があり、精神を安定してくれます。
ニンニク
筋力を作り、病気への抵抗力を付けます。
理にかなっていますよね?
本日は、手軽にできて身体も温まる、鶏粥のレシピをご紹介致します。
鶏のスープが染み込んだお粥は、旨みたっぷりで美味ですよ