こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
我が家では、子供が熱を出したり、ちょっとした体調不良のときは、キッチンにあるもので手当てをするのですが、自然な優しさが身体にあっているのか、けっこう好評なのです
熱を出したときに、キャベツの葉を額に当てておくと、熱が自然にひいて、けっこう楽になったり。
腰痛などの痛みに、ショウガシップが効果的だったり。
本日のブログは、そんな我が家でよく使っている食材「葛粉(くずこ)」について、お伝えします
葛は葛根湯という風邪の引き始めによく使う漢方でおなじみの食材なのですが、マメ科のクズの根からでんぷん質を取り出して乾燥させたもの。
涼性(身体をクールダウンする働き)であるため、微熱をとるパワーに優れています
ちょっと熱があって、食欲がないときなどに大活躍するのが葛粉
使い方はとっても簡単です。
水に葛粉を適量溶かし、とろみが付くまで火にかければ、葛湯になります。(お好みで甘味を付けてもOK。)
身体に優しく作用し、発汗・解熱を促します。
そしてとってもおすすめなのが、葛りんごスープ
りんごジュースに葛粉を入れて煮溶かし、とろみを付けてできあがりです。
我が家の子供たちも大好きで、熱があるときにリクエストされる食べ物です
葛粉は、一般のスーパーで入手可能な食材なのですが、少々お高めなので、ちょっと購入するのを躊躇してしまいがちですが・・・
ストックしておくと、料理のとろみづけにも使えるので、おすすめです
こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
今日は、食材の応用方法についてお伝え致します
この料理のために・・・と買っても、余ってしまう食材ってありますよね
その中のひとつが、「ワンタンの皮」
けっこう枚数も入っているので、大人数のときには重宝するのですが、うちのように4人家族だけれど、実質食べるのは3人(まだ一人はベイビーのため )のようなときって、余ってしまうんですよね
そこでおすすめなのが、揚げてチップスとして頂く方法
そのまま揚げてもいいのですが、箸で真ん中をちょっとつまんで揚げるとリボンのようになって、おもてなしのときにも使えるんです
180度ぐらいの油できつね色になるまで揚げ、油をよく切ったら、ハーブソルトやシナモンシュガーなどをかけるとおいしい
サルサソースに付けたり、アボカドディップに添えたり・・とけっこう応用範囲が広いです
そして、それでも余ってしまうときは、冷凍しちゃいましょう
冷凍するときは、全部を重ねて冷凍せず、数枚ずつまとめ、ラップやオーブンシートなどを挟んでおきます。
こうすると、使いたい分だけ、小分けにして解凍できるので、おすすめです
もちろん、餃子の皮や春巻きの皮でも代用OKですよ〜。
春巻きの皮はちょっと大きいので、適当な大きさに切っておくといいですね
こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
今回のブログは、スポーツ選手におすすめの食材「酒粕」をご紹介します。
「酒粕」とは、清酒を作る際、米と米麹と水を原料にして醸造し、原料がやわらく発酵しもろみができます。
このもろみから清酒を搾り出し、残ったものが酒粕です。
酒粕を、シート状に切り揃えたのが「板粕」、バラバラにしたものが「ばら粕」と呼ばれています。
酒粕は冷凍保存できますので、少量ずつラップに包んで冷凍しておくと便利です。
酒粕をしばらく保存していると、表面に白いものが出てくることがありますが、これはアミノ酸の一種である「チロシン」です。
脳を活性化させ、集中力を高める効果があると言われています。
また、「酒粕」には、たんぱく質・ビタミンB2・ビタミンB6・食物繊維が豊富に含まれており、アスリートの皆さんにぜひ取り入れて頂きたい食材です。
私が以前、大学の体育会の寮で栄養管理の仕事をしていた頃、学生たちに温まってもらおうと、寮の食事の献立に粕汁を取り入れたことがありました。
ところが・・・
粕汁を食べなれない学生からは大ブーイング!!
そこで、信州みそを加えてアレンジしたら、リベンジ大成功!
粕汁が苦手な方には、飲みやすい「信州味噌仕立ての粕汁」がオススメです。ぜひお試し下さいね
こんにちは、料理家の野上優佳子です。
あっという間に今年が終わってしまいます
毎年、この時期は焦っているような気がします…。
私たちの仕事は、1ヵ月以上前に季節の料理を作るので、おせち料理は10月〜11月に山ほど作ります(笑)。
でも、家のおせちはやっぱり別。
特に我が家は娘が2人いるので、手伝ってもらいながら、食文化として我が家のおせちを伝える、とても大切な年末の家族の習わしのひとつでもあります。
おせち料理は、漢字で「御節料理」と書きます。
文字通り、節句(節日)のための料理で、節句とは、季節の節目となる日のこと。
各地域だけでなく、各家庭によっても違いますが、三つ肴(祝いの肴が3種類)とお雑煮、お屠蘇(おとそ)、お煮しめといったものが典型的なものになり、このほか語呂合わせで、めでたい食材や料理が食されます。
この時期が、おそらく最も昆布の使用量が高い我が家。
「よろこぶ」の語呂合わせで、おめでたい食材です
昆布巻などの料理の他、お出汁でも大活躍で、出汁を取り終った後は、佃煮となって最後まで楽しめます。
この昆布を使った簡単レシピ、ひとつご紹介しましょう
作るのは時間もないし面倒だけれど、少しだけでも手作りのものがあるといいなあ、という方は、ぜひ「タイの昆布締め」を作ってみては?ものすごく簡単で、すごくおいしいです。
鯛と昆布は、まさにおめでたい鉄板コンビ
実はこれ、我が家の娘たちが一番最初に覚えた正月料理。
お正月だけでなく、普段の来客時にも重宝する1品なので、レパートリーに入れておいてソンのないレシピ。
日本酒との相性が、抜群なのです
ひとつひとつ作るのが忙しくて大変!という方は、簡単な物を少しだけ作って、あとはゆっくりと年始を迎え1年の英気を養うのもいいですね。