こんにちは、料理家の野上優佳子です。
忙しい 毎日でも、自宅できちんと食事をしたい
そんなときの強い味方が「作りおきおかず」ですね
皆さんは普段、どんな物を作りおきしていますか?
私にとって作りおきおかずの条件はいくつかあって、傷みにくいのはもちろんですが、下記のことが挙げられます。
汎用性があること
⇒そのまま食べても良く、他のおかずへのアレンジがしやすい。例えばブロック肉の塩ゆでやチャーシュー、ミートソースなどは、我が家の定番。そのままでもメインのおかずにできるし、野菜と合わせた具にもできるのでとても役立ちます。
味が落ちないこと
⇒味付けし直したりせずに、時間が経ってもそのままでおいしいこと
例えばマヨネーズ和えなどは、酸味が飛んでしまったり具材がマヨネーズを吸いすぎてふやけてしまったりする物も。また動物性の脂が多いと、冷めたときに白く固ってしまい、これもまた味や口当たりが良くありません。酢漬けやトマト煮、脂をしっかり落とした味噌・しょうゆ煮などは時間が経ってもおいしく食べられます。マヨネーズを使うときも、それ単体で味付けせず酢やレモンなどと組み合わせるのがおすすめです。
食べ続けても飽きない味
⇒途中で食べるのがイヤになったり、残り物になったりせずに食べ切れる物
あともう3〜4口、が残って誰も食べず、「時間も経ちすぎたので捨てるしかないかな」なんてことがあるのはイヤですよね。目新しい物よりも、家族の好物の食材を使った食べ慣れた味、が作りおきには向いています。
当たり前と言えばそうなのですが、この3ヵ条は我が家にとっておいしくてうれしい作りおきおかずを作る必須条件です。
そして、作りおきおかずをおいしくするもうひとつのコツは、食材を購入したらすぐに作ること 。
食材自体の鮮度が落ちてしまうと、作りおきおかずの味はもちろん保存期間も短くなります 。時間があるときに買い物したらその勢いでまとめて作るのがおすすめです 。
さて今回は、我が家の定番作りおきおかずから、「厚揚げの甘味噌煮」をご紹介します。
お肉ではないのに食べ応えがあって、日にちが経ってもおいしさも変わりません。
お弁当に入れても良し、レンジで温めてご飯にのせて食べても最高
清潔な容器に入れて冷蔵庫で4〜5日は保存できます。
ぜひお試し下さいね。
こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国における「お粥」は健康食として定着していて、病人食のイメージはあまりありません。
専門店やチェーン店もあり、朝食にお粥を召し上がる方も多くいらっしゃいます

韓国粥の魅力は、なんと言っても種類の豊富さ。
野菜・肉・海鮮などを上手に組み合わせています。高級粥にアワビがありますが、香りの良さと食感のハーモニーが絶品で、少し高いお金を出しても食べる価値があります

韓定食では必ず最初に水キムチと共にお粥が出てきます。
品数が多いので、消化の良いお粥から食べ始めることで、胃を優しく保護するのです。
また以前ブログに書きましたが、王様の食事は1日5回で、朝一番に召し上がったのはお粥でした

胃に負担をかけないお粥からスタートし、2食目は豪華な十二楪飯床(シビチョプパンサン)でした。
※十二楪飯床とはご飯物の組み合わせで、二汁十二菜(ご飯・スープorチゲ・キムチの基本メニューと、おかず12品の構成)のことです。
ところで、韓国粥には3つのベースになる物があるのをご存知でしょうか?

米粉で作るお粥。
米粒から作る物よりも短時間で仕上がります。

粗く挽いた米を炊いたお粥。
米の粒が小さいので、適度な食感が残ります。

そのままの米粒で炊いたお粥です。
これらをベースにして、様々な具材を組み合わせたら、お粥のラインナップが広がりますよね。
ナスラックKitchenで記事を書くようになって2年になりますが、過去何度かお粥をご紹介しています。
みなさまもご家庭の食卓に、お粥を取り入れてみて下さいね

さて、本日のレシピは『野菜粥(ヤチェチュク)』です。
今回は野菜にニラ・シイタケ・ニンジンを使用していますが、冷蔵庫にある物で構いません。
こんにちは!
料理家のひろろ こと 竹内ひろみです。
毎日の食事作りに加えて、『弁当作り』が日課となっているご家庭も多いのでは?と思います。
毎日でなくてもお花見や運動会
、遠足など行事と共にあるのがお弁当
弁当作りは慣れてしまえば、要領も掴めてそれ程大変ではないのですが
朝の忙しい時間にあれもこれもとなってしまうとキッチンはパニック状態!?なんていうことにも。
朝は少しゆとりを持てると、スッキリと1日をスタートすることができますね。
本日は、そんな朝の『弁当作り』のちょっとした時短方法についてお伝えします
まず、調理に時間のかかる物(ニンジン・サツマイモなどの根菜類)は前日にやわらかくなるまで火を通しておきましょう。
蒸し器や電子レンジで適当な大きさに切った野菜を蒸しておくといろいろ使えて便利です。
お弁当作りのときに、料理に合わせて切ってソテーしたり、肉類で巻いて焼いたりと応用が利きます。
ただ、弁当の物だけを別に作るのは少々面倒なので、夕食で作った物を取り分けておいても良いですね
例えば、ニンジンの白和えを作るとしましょう。
千切りにしたニンジンをやわらくなるまで火を通したら、弁当分を取り分けておきます。
ニンジンに火が通っているので、卵と混ぜてスパニッシュオムレツにしたり、ナッツ類で和えたりと別の料理に時間をかけずに変えることができるのでおすすめの方法です
また、ひじきの煮物や切り干しダイコンの煮物などの常備菜も多めに作っておくと便利です
そのまま弁当箱に入れてもOKですし他の食材と合わせてコロッケにしたりとベースを作っておくと応用ができて、飽きのこない弁当作りができるんです
さて、本日はお弁当の一品にもぴったりな『ひじきとサトイモのコロッケ』をご紹介します。
さっくりヘルシーなベジコロッケです。
ぜひお試し下さい
こんにちは!
料理家の ひろろ こと 竹内ひろみです。
様々な生活スタイルの中、食事の仕方も変わってきますね。
忙しい日常、いつもテーブルに着いて食事ができるとは限らないと思うのですが、皆さんはいがかですか?
我が家の場合、育ち盛りの息子が習い事の帰りにお腹が空いてしまい、家までもたない場合があります。
帰宅しながら軽く夕食を取ることが週に何日かあり(お行儀は悪いですが )、仕事の移動が多い主人は、車の中でランチを済ませることが多々あります。
そこで、さっと食べられる「お手軽料理」が大活躍です
片手で食べられる形状の物となるとおにぎり やサンドイッチ
が代表的ですが、このような単品だとなかなか栄養がとれないこともあります
ですから、できるだけ ひとつの物の中に穀類、タンパク源となる物や野菜類を入れて、その料理だけで最低限の栄養バランスがとれるように工夫が必要となってきます。
例えば、おにぎりの場合。
具材に野菜と肉(そぼろにした高野豆腐など豆由来の製品でもOK)を合わせた味噌入りの「野菜味噌おにぎり」にしてみます。
サンドイッチの場合は、具の入ったスパニッシュオムレツをパンに挟み、ホットサンドメーカーで両端をとじて「ホットサンド」にしてみるのもおすすめです。
このように食材を上手に組み合わせると、単品でもバランスの取れた軽食となります
そして、忘れてはいけないのが、食べやすさです。
食べているときにボロボロっとこぼれてしまわないように、量や挟む具材に気を使って作りましょう。キャロットマフィンのような野菜の入りのカップケーキやホットケーキなども手軽に頂けますね。
それでは本日は、出先でも片手で食べやすい『ポテバーグサンド』のレシピをご紹介します。
温め直さなくても、そのままでもおいしく食べられますよ
ぜひ、お試し下さいね。