こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の代表的な調味料のひとつに、「コチュジャン」があります。
コチュジャンは粉唐辛子、もち米、米麹などを混ぜて発酵させた物。
ピリッとする辛みの中にも、旨みと甘みがあります
以前は韓国系のスーパーでしか入手できなかったコチュジャンですが、数年前から日本のスーパーでも買えるようになりました。
それだけ、韓国料理が身近になったということですね。
日本で一番、知名度の高いコチュジャンを使った料理といえば、ビビンバ
ご飯の上に野菜とお肉などをたっぷりのせ、コチュジャンソースで豪快に混ぜて食べるビビンバは、栄養的にもバッチリで、複合的な味が楽しめます。
ビビンバ以外にもチゲなどのスープ、炒め物、和え物、焼き物などに使えるのですが、買ってもなかなか減らないという声もあります。
そこで、今日はコチュジャンを使い切るための、簡単料理をお伝え致します。
コチュジャンディップ
マヨネーズとコチュジャンを混ぜるだけ。野菜スティックにつけて召し上がって下さい。
マヨネーズのコクとコチュジャンが合います!
コチュジャンみそ汁
いつものみそ汁に、コチュジャンを少量加えて下さい。
チゲのような味わいが楽しめます。
コチュジャン肉じゃが
肉じゃがを作るときに、少しだけコチュジャンを。
ご飯が進む一品です。
究極は、食べるラー油ならぬ食べるコチュジャンです
こんにちは!料理研究家の竹内ひろみです。
ダイエットをしようと決意して、思いつくのは、砂糖などの甘味のカットではないでしょうか?
甘い味は、舌が「おいしい」と感じやすく、足りなくなってくると、欲しくなってしまうものなのです。
一口に砂糖といっても、黒砂糖、白砂糖、ちょっと黄みがかった三温糖にてんさい糖など、迷ってしまうほど種類がありますよね
さらに枠を広げて「甘味を付ける調味料」となると、はちみつ、メープルシロップ、米あめ・・など。
「どんな砂糖を使っていますか?」と質問を受けることがあるのですが、私は基本的に、てんさい糖(さとうきびではなく、さとう大根からとれる砂糖)を使っています。
味がマイルドでちょっとコクもあり 、甘いだけでない味がプラスされるので、おすすめです。
ただお菓子など、色をきれいに仕上げたい場合は、白いお砂糖のほうがいいかもしれません。
用途によって使い分けをするのが、砂糖を使うポイントです。
はちみつやメープルシロップなども、砂糖と違った味わいがプラスされるので、使い分けると味のバリエーションが増えます。
・鶏肉の臭みが気になる場合は、はちみつ
・ナチュラルな甘味に仕上げたいお菓子にはメープルシロップ
てんさい糖は白い砂糖に比べて甘みが少なく感じるので、普通の砂糖で代用するときは、量を少々減らすことをおすすめします
こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
先月、ホワイトデーにクッキーを作ろうとレシピ本を見ていた友人から、ふいに「ねえ、小麦粉と薄力粉って同じものなの???」と聞かれました。
確かにレシピ本によって、あるときは「小麦粉」と書かれていたり、あるときは「薄力粉」「強力粉」と書かれていたりと分かりにくいですよね
今回のブログは、「小麦粉の豆知識」をご紹介したいと思います。
小麦粉は、主にでんぷんとタンパク質からできており、小麦特有のタンパク質をグルテンと言います
小麦粉に水を加えて練ると粘りがでてきますが、これはグルテンの働きによるものです。
このグルテンの働きを活かして、パンや麺、お菓子などが作られます。
主に家庭で使われる小麦粉は、グルテン量の多いものから順に、強力粉・中力粉・薄力粉の3種類があります。
小麦粉は、用途によって次のように使い分けられます。
・強力粉はパンやピザ、餃子の皮などに。
・中力粉はうどんなどに。
・薄力粉はケーキなどのお菓子や天ぷらなどに。
一般的に、レシピに「小麦粉」と書かれている場合は、「薄力粉」のことを指すようです。
小麦粉は、湿気に敏感で臭いを吸着しやすい性質を持っているため、保存するときは密封し、洗剤など臭いの強いものと一緒に保管するのは避けましょう。
さて、今回は、旬の新ジャガと強力粉を使った「新ジャガのニョッキ」をご紹介しています。
お子様と一緒に作るのも楽しいですよ。ぜひお試し下さい
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
週に1度は食材の買い出しのために、コリアンタウンの新大久保へ繰り出しています。
今年に入ってから訪れる人がさらに増えていて、その様子は目を見張るほど
手には、スーパーの買い物袋を提げている方も。
それだけ、韓国料理が多くの方に受け入れられるようになったのですね
ところで、韓国料理の基本三大調味料をご存じですか? にんにく
ごま油
唐辛子
上記3点が挙げられます
韓国料理の基本三大調味料のひとつである「唐辛子」は、約400年前に朝鮮半島に伝わったと言われています。
それ以前のキムチは、調味料にコショウや山椒を使った白キムチや、水キムチが主流でした。
唐辛子の使用により保存性が高まったことから、その後キムチは赤くなりました。
そこで気になるのが、唐辛子の栄養。
辛味成分のカプサイシンは血液循環を促進するため、冷え性が改善され、脂肪が付きにくくなります。
また、新陳代謝も良くなるため、発汗により肌の老廃物が出て艶やかになるんですね
韓国女性の美しさは、食にも理由があるのです。
日本人が唐辛子を手軽に取り入れようと思ったら、粉状の唐辛子がオススメ
キムチやチゲ以外には、和風のドレッシングやチヂミのタレに少し入れるだけでも、おいしくなりますよ♪